デイトナ|バイク専用電源スレンダーUSBが取り付け超簡単!【ハンターカブへの取り付け解説】

「スレンダーUSBはスタンダードでありながら間違いのない製品です」

今回紹介するデイトナ|バイク専用電源スレンダーUSBは口が2つあるので利便性が高く、かつ配線に関する専用工具がなくともバイクに取り付けが簡単に行える万能なアクセサリーになっています。

\取り付けが簡単な理由/

デイトナのUSB電源はブレーキスイッチの配線を分岐して取り付けます。配線分岐も付属!

この記事ではホンダ|ハンターカブへの取り付けの解説とともに、他のUSB電源の選択肢についても解説していきます。

デイトナ|バイク専用電源スレンダーUSB

バイク専用電源スレンダーUSBのスペックは下記の通りです。

商品名スレンダータイプ
バイク専用電源 5V・2.4A
USB 2ポート
価格5,060円(税込)
タイプ急速充電
出力12W(1ポート)
24W(2ポート合計)

ブレーキスイッチから簡単分岐!

デイトナのUSB電源は、この製品に限らずバイクへの取り付けが簡単であることが特徴です。

通常USB電源を取り付けるとなると

  • バッテリーに配線を接続する
  • アクセサリー電源(ACC)の配線から分岐させる

などの工程を経て取り付けます。これらは配線に関する専用工具や部材が必要だったり、タンクや外装などの取り外しが必要になります。

一方のデイトナであれば、ブレーキスイッチからの分岐ハーネスが付属するので、専用の工具なしに取り付けることができることが最大のメリットです!外装を外したり、タンクを外す必要がありません。

もちろん、キーOFFでUSB電源の電力もカットされます

汎用性の高いTYPE-Aが2口ある利便性の高さ

バイク専用電源スレンダーUSBは口の数が1つと2つのモデルが選べますが、ここは大は小を兼ねる原理で2つ口が便利です。例えば

  • 携帯電話+バッテリー等の充電
  • グリップヒーターで2口使用

など活用用途の幅が広がることが特徴です。

より細かなことを言えば、消費する電力が増えますが、よほどバッテリーが古かったり、発電量の少ないバイクでない限りは気にしなくても良いレベルです。

ハンドル周りがごちゃつかない!

2口ありながら本体がスリムなので、ハンドル周りがスッキリして見えます。

あからさまに目立つ大きなUSB電源もある中で、デイトナのこの製品は名前の通り非常にスリムな設定です。

ハンターカブへの取り付け手順

続いて、バイク専用電源スレンダーUSBをハンターカブに取り付ける手順を解説します!

尚、ハンターカブ以外の多くのバイクでも取り付け手順は同様のため、参考にしてください。

使用した製品はこちら!

使用工具

  • 8mmメガネレンチ
  • 検電テスター(ハンターカブ 以外
取り付け場所の確保

本体をハンドルに取り付けるために、スイッチボックスとクランプの間に15mmのスペースを確保します。

スイッチボックスの位置は基本ずらせないので、クランプを移動させます。

ハンターカブ の場合、スイッチボックスの配線との干渉もあるので、気持ち広めに移動させます。

配線の取り付け

付属のブレーキスイッチ分岐ハーネスを使って+電源を取り出します。ハンターカブの場合は手前の配線を外します。

ここに付属のハーネス(赤色)を挿入することで+電源を取り出すことが可能です。

スイッチの配線が写真の形状でない場合(カプラーなど)は取り付けできません

ハンターカブ以外は、必ずどちらが+配線かを検電テスターで確認してください

検電テスターについては

電池不要で通電したら光るものが便利です。

本体の取り付け

本体をハンドルに取り付けます。付属のゴムスペーサーを取り付けて、本体を挟み込んで取り付けます。ゴムスペーサーが滑り止め・スペーサーの役割を担うので、取り付け必須です!

ハンドルがインチタイプの場合(φ25.4)はゴムスペーサー無しで取り付けます。

配線の接続

本体から伸びる+電源とー電源を接続します。

+電源(赤配線)

は先ほど取り付けたハーネスに接続します。

赤色の配線は目立つので、ケーブルに沿わせて、

黒のビニールテープで養生しておけば、目立つことがなく良い感じです!(ただし糊あとが付きます

ー電源(黒配線)

はハンターカブの場合は

ここに接続することで通電します。

動作確認

最後にキーをONにした時にUSB電源が起動し、通電することを確認しましょう!

本体に余った配線を束ねておいて、ヘッドライトとステムの間のスペースに収納しておきます。

作業は以上です!とっても簡単です。

番外編:シガーソケットやUSB電源の他の選択肢

ハンターカブにはシガーソケットを取り付けるためのスペースが用意されているので、他のバイクよりも電源類の設置が簡単な仕様です。

取り付けることが可能な製品について紹介します。

ホンダ純正

ホンダ純正のシガーソケットです。出力は12V1A なので、12Wとなります。超高速充電が18Wであることを考えると、出力が絞られています。

  • 超高速充電の機能が欲しい!
  • 電熱グローブをシガーソケットから給電したい!

などの用途においては少し力不足となります。

製品はこちら!

キタコ

キタコは純正同様のカプラーで簡単接続の仕様です。こちらはUSB|TYPE-Aが2口付いているので、別途機器を用意する必要がありません

出力は1A (5W) × 2口なので、USBとしては少し非力です。通常の携帯電話の充電は可能です。

製品はこちら!

キジマ

キジマもカプラーで簡単接続の仕様です。こちらもキタコ同様USB|TYPE-Aが2口付いています

出力が2A (10W) × 2口なので、出力が最も高い製品となっています。グリップヒーターの使用や、充電速度を速くしたい場合は、キジマがオススメです!

ちなみに、今回紹介したデイトナは2.4A (12W) × 2口となり、もう少しパワーがあります。

製品はこちら!

ヘッドライトから電源取り出し

ハンターカブ専用の電源取り出しハーネスを使って、+とーの配線を取り出す方法です。これを使えばデイトナでなくとも、その他メーカーのUSB電源を使用できます。

ギボシの接続ができる方(要加工の場合あり)は、こちらの製品もオススメです。

製品はこちら!

電源ユニットを取り付ける

電源ユニットは車載バッテリーから電源を取り出すことで安定した電源を3つ取り出すことができるアクセサリーです。グリップヒーターや大出力のシガーソケット等も使用できます。

タンクを外したり、外装を外すことができる方は、汎用性の高さから取り付けて置くと便利に使えるアクセサリーとなります。

製品はこちら!

デイトナのUSBシリーズの解説

最後に、他にデイトナから販売されているUSB電源のシリーズを紹介します。これらも取り付け方法は異なりますが取り付けることができる製品です。

バー一体型USB電源

ハンドルに取り付けるものが多い場合や、ハンドルにクランプできる場所がない(ハンドルが丸パイプでない等)場合は、クランプバーにUSB電源が内蔵されたものを使用します。

ハンドルクランプに取り付けるものや、ミラーに取り付けるものなど取り付け場所に応じて多様な展開があります。

製品はこちら!

バイク用専用電源 USBポート|TypeC

今回紹介したスレンダーUSBのTYPE-C版です。TYPE-Aは12Wでの出力ですが、こちらは18Wと高出力です。メリットは

  • 携帯電話を超高速充電できる
  • 大容量のモバイルバッテリーも素早く充電可能

など、ツーリングにおいてメリットが多いのがTYPE-Cです。

ただし、こちらは1口のみとなります。

製品はこちら!

バイク用専用電源+ケーブル一体型

ケーブルとUSB電源が一体になったものがこちらの製品です。最大のメリットが

  • ハンドル周りがすっきりする

ことに尽きると思います。ハンドル周りにアクセサリーを取り付けたくないバイクには最適な製品となりますが、デメリットとしては

  • 接続規格が違うと使用できない
  • 携帯電話との相性がある

などの注意点もあります。より詳しい製品レビューについては下記記事で解説しています。

製品はこちら!

USB-C

Lightning

デジタル電圧計&USB電源

USB電源を使うと、バイク全体の消費電力も大きくなります。特に発電量の少ない低排気量車やバッテリーが劣化している車両においては電圧の確認も行えると安心です。

こちらは要配線加工が必要となるため、取り付けを検討している場合はバイクショップでの取り付けも検討してください!

製品はこちら!

まとめ:汎用性を考えてスレンダーUSBの2口がオススメ!

改めて今回紹介したスレンダーUSBは下記の特徴があります。

ここが ◯

  • スレンダーで目立たない!
  • 工具不要で取り付け可!
  • 2口あるので多用途に使える
  • 充電ケーブルは出先で買える

ここが ×

  • 値段が少し高い
  • 超高速充電は不可

通常の用途では十分な機能なので何ら不満はありません。

またブレーキスイッチから分岐して電源を取り出せる配線が付いているので、配線用の工具を使わずとも取り付けができる点でデイトナの製品は多くのユーザーにとって優しい製品であると言えます。オススメのUSB電源です!

レビューした製品はこちら!


以上USB電源の取り付けの解説でした!今回はハンターカブにそのまま取り付けができるように解説しましたが、バイクにより配線の仕様が異なるため、バイクに合わせた取り付けを行いましょう!

下記記事ではUSB電源のラインナップを整理しつつ、色々な視点で各製品を紹介しているので、USB電源選びの参考になれば幸いです。

また、併せて使うスマホホルダーは下記で解説しています!

最後までご覧いただきありがとうございます!

この記事がUSB電源選びの参考になれば幸いです!

1 COMMENT

ymsk

とても参考になりました。ありがとうございます。
こちらの記事ではハンターカブのブレーキスイッチのプラスは「手前の配線」と書かれていましたが、私のJA65では奥の方がプラスでした。個体によって違うのかもしれませんが、参考までにコメントしておきます。

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