Hompresの電熱グローブはコスパ最強!【比較レビュー】

いよいよ本格的な冬の突入です!そこで今年は電熱グローブの導入を検討しましょう!

そんな季節に2023年、とてもコスパの良い電熱グローブが登場したのでレビューします。

電熱グローブが良いのは分かっていても、その価格の高さから購入をためらっている人も多いかと思いますが、この製品はケーブル類やバッテリー込みで

15,559円(レビュー記事作成寺)

となっています!この価格が魅力に感じる方は是非最後までご覧ください!

この記事では私が持ってるヒートマスターとの比較も行いながら、製品の紹介やポイントを解説してきます。

動画でも解説!(簡易レビュー)

では記事で詳細にレビューします!

Hompresの電熱グローブはここが優秀!

オールインワンパッケージ

Hompresのグローブは動かすための給電方法として

給電方法

・モバイルバッテリ

・シガーソケット

2通りから選べる仕様です。バッテリーやケーブルも付属しているので状況に応じて自由に選べるようになっています!

私が使ってるHeatmasterの電熱グローブはバイクのバッテリーからしか給電できないですし、他のメーカーでもバッテリーは別売だったりします。

その上でHompresは初めからバッテリーも付属しており、なおかつ価格も抑えてあるのでコスパに優れていると言えます!

バッテリーは3,000mAhで、グローブに収納する仕様です

プロテクター仕様

手のひらと甲にカーボンプロテクターがついています。デザインもただ付けた感がなくまとまりが良いデザインになっていますね!

フィット感に関して、プロテクター部に操作性を妨げないように遊びを設けてある仕様なので、ぎゅっと握ってもプロテクターで手の甲が圧迫されることが少なく快適です。

電熱グローブへのプロテクター装備は、価格の高いモデルに採用されていることが多いので、1万円台の(しかも給電方法が選べる!)低価格帯のものでもついているのは優れたポイントです。


Hompresの電熱グローブは低価格ながら多機能で、とても良い電熱グローブのように感じますね!

次に、このグローブの詳細について解説します。

電熱グローブの仕様について解説

Hompresの製品ラインナップ

2022年のラインナップは2つです。機能や価格はどちらも同じですが、デザインが異なります

モデル1モデル2
手のひら
素材
(手のひら)
ファブリックヤギ革

特にフィット感の違いで見ると、手のひらにヤギ革が使われているモデル2は補強の生地も最小限に留められ、グリップの握りやすさが良い仕様に見受けられます。

今回レビューしているモデル1でもよくグリップして、握りやすいと感じたので、どちらを選んでも満足できると思います!

付属品について

付属品

・3000mAhバッテリー x 2

・充電器

・シガー電源用ケーブル

・収納袋

・取扱説明書

申し分なしのラインナップです。強いて言えば、シガープラグだけでなく、車載バッテリー用のケーブルがあれば完璧ではないでしょうか。

温度設定について

温度設定は4段階で設定可能です。厳冬期でなければ一番高温の設定にすることはほとんどありません。細かく温度設定できるので、使い勝手が良いですね!

Hompresの高温はかなり高熱になるので、真冬以外は使うシーンは少ないです

ちなみに私が使ってるヒートマスターは3段階です。温度だけ見ればHompresが優秀ですが、デメリットもあり後述します。

タッチパネル対応

グローブをしながらスマホ操作可能です!

しかも、指先の形状が角が立っているので、狙った場所をタップできる印象があります。

親指はスマホタッチ非対応なので、Google Mapの拡大・縮小など2本指を使った操作はできませんが、1本指でも地図の拡大や縮小ができるので、不便さはあまり感じず良い感じです!

メンテナンスについて

頻繁に洗うことは推奨しないという前置きとともに、洗うならバッテリーを外して手洗いしてくださいと取り扱い説明書に記載されています。

また、保管の際は湿気のたまらない場所で保管することをおすすめします。特にレザーはカビが発生しやすいので、夏を越すとカビだらけ!になります(経験談)。

Heatmasterは手洗いもできないので、洗える・洗えないはとても重要です。

バッテリーの充電時間は約4〜5時間

専用の充電器を用いて、1つのコンセントでバッテリーを2つ同時充電できます。

容量は3,000mAhで、バッテリーで動かせる時間は周囲の温度によって変化します。外気温が氷点下になり、かつ発熱温度を最高レベルで使うと最大1時間程度で切れる可能性があります。

電熱グローブの使用レビュー

Heatmasterよりもダイレクトな操作感

装着感(操作感)の比較については、Hompresの方がHeatmasterに比べて保温材が薄い分、よりダイレクトな操作感があるなと感じます。

保温の面では及第点

Hompresはダイレクトな操作性の反面、手のひらや指先は特に冷えを感じます。そのため、グリップヒーターと併用して使うのがオススメです。これはHeatmasterにも同様のことが言えます。

装着性にも差があり!

Hompresの電熱グローブは指先を通すとき、内生地に指先が引っかかるので、装着のしやすさはHeasmasterに軍配が上がります。

価格が高いことだけあり、こうした細かなところで違いが現れますね!

保温比較

どちらも指先まで発熱しますが、Hompresは特に手の甲側の発熱が強く、指先の発熱をあまり感じにくいです。

温め方に少しムラがある(手の甲が特に暖かい)他、保温材も少し少ないので冷気で冷えやすいです。0度付近での使用は寒いです。

一方のHeatmasterは指先まで発熱をしっかり感じることができ、均一な発熱があるので装着して不快になることがありません。

これは保温材の厚みもあるし、ムラが少ないグローブ全体の保温も相まって、相当に暖かいです。

バッテリー駆動で比較

Hompresは付属のバッテリーで動くので、ケーブルを挿す煩わしさがなくなり便利です。特に通勤で利便性が高いです!

暖かさについてはシガープラグでもモバイルバッテリーでも同等の発熱をします

【番外編】コミネのケーブルで拡張しよう

コミネから5V USB → 7.4Vに変換するコードが販売されています。これが接続規格が同じなので使用できます。

メーカー非公式の組み合わせです

使用した製品はこちら!

これを使えば付属のバッテリーを使わずともUSBポートから無制限で使い続けることが可能です。尚、発熱レベルはシガープラグと同等でした。

おすすめはデイトナのUスリムUSB 2口が良いと思います。こちらはブレーキスイッチから分岐して、簡単に取り付けができる製品です。

注意点

・雨の日は使用できません

・配線を接続する手間が発生します

・スマホの充電ができません

2口までしか使えないので、電熱グローブで2口使うのは困る!な方にはモバイルバッテリーから動かすもの1つの方法ですね!

電熱なしの保温力はHeatmaster

インシュレーションの厚みはHeatmasterが優れています。そのため、電熱を使わずとも使える利点がある他、電熱を保熱する効果も高いので、気温がグッと低くなっても保温の効率が高いです。

試しに外気温10度前後で使用すると、Heatmasterは電熱なしでもなんとかなりますが、Hompresは手が冷たくなります。

レバーからも冷えは伝わる

手の冷えは走行風だけでなく、クラッチレバーやブレーキレバーからも伝わります。しかもこれが結構侮れません。

その点で見ても、指先の発熱が少ないHompresは要改善レベルです。


デザイン重視モデル

操作性重視モデル

タイチやコミネなどを選ぶ理由

雨の日でも使用できる

タイチやコミネは防水(一部除く)なので、雨の日の通勤でも問題なく使用できます

Hompresや私が使ってるHeatmasterは防水ではないので、雨の日のツーリングや通勤では使えないのがウィークポイントです。

Hompresは補修品は期待できない

まだまだ途上のメーカーなので、オプション品の展開等はございません。追加で買い足す・買い換えることが現状はできません。

バッテリー類は毎日使うと多少劣化するので、数年使うとバッテリー駆動の使用時間が短くなります。

また長期使用による製品の破れや断線等も修理することはできません。(一般的にグローブの修理は高額になるので、買い換えになることが多いです。

ただ、取扱説明書に3年間のメーカー保証ある記載があります。不具合による故障の場合はメーカーに連絡(メールのみ)すれば保証の対象となります。

グローブ・バッテリー・シガー電源ケーブルおよび充電器が保証の対象です

インナージャケットとの連結がスムーズ

タイチやコミネなどからは電熱インナージャケットが発売されており、それらと連結できるようになっています。車載バッテリーからだと配線の準備があるので、ジャケットに埋め込まれているとスマートです。

別々になると、グローブ、ジャケットそれぞれに配線の接続が必要になり、少々手間になります。

【結論】私はHeatmasterが良いと感じました

以上Hompres|電熱グローブのレビューでした。振り返りとして、このグローブは下記の項目で探している方にオススメです。

このグローブの特徴

・電熱グローブ高いよ!な方にオススメするオールインワンパッケージ

・雨の日の通勤では使わない人

・短時間の使用からロングツーリングにも使える汎用性の高さが欲しい

結論、私はHeatmasterを使い続けますが、バッテリーで動く点や手洗いができる点は素直にいいなと思いますし、何より価格が魅力的ですよね!!

デザイン重視モデル

操作性重視モデル

その上で防水であればより良いと思うので、その点ではやはりタイチやコミネはフィット感が気に入れば良い選択肢です。

ちなみに、、私は色々試して、Heatmasterが一番操作性が良い(保温材とのバランスが良い)と感じました。個人差はありますが、参考までに。

最後までご覧いただきありがとうございます!

それでも電熱グローブは値段が高いよ!とお考えの方は、ハンドルカバー+USBで動く巻きつけ式グリップヒーターの組み合わせがオススメです。ラインナップなどのより詳しい紹介は下記の記事群で解説しています。

バイク用ハンドルカバーの比較【おしゃれなデザイン5選】

グリップヒーターについては、電熱グローブを使っても手のひらは冷たいので、併用は必須だと考えます!

グリップヒーター|巻きつけ式の比較【キジマ・デイトナ】 デイトナ|バイク専用電源Type-Cの取り付けレビュー【ブレーキスイッチから分岐で簡単!】

この記事が電熱グローブ選びの参考になれば幸いです!

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