電熱グローブっていっぱいあるけど、何がいいんだろう?という方に向けて発信します。
その中で色々試着した上で購入した電熱グローブについてもご紹介します。
目次
私の電熱グローブのおすすめは「Heatmaster」

私はHeatmasterの電熱グローブを選びました。グローブ選びのポイントを私なりにまとめると下記のようになります。
- 操作性が良い
- 保温性に優れている
- デザインがかっこいい
それぞれ解説していきます。
操作性が良い

私が一番重要視しているポイントが「操作性の良さ」です。バイクの場合は特にフロントブレーキが重要で、急制動の際は右手でコントロールする必要があります。
しかし寒くなると冬場は特にグローブが厚くなりがちで、そのぶん操作性が落ちてしまいます。理想は夏のグローブぐらいの薄さが良いのですが、保温性とのバランスがあるので、薄くしすぎるのも良くありません。
保温性に優れている

保温力は普通に考えればグローブの生地の厚さが厚ければ保温力は高くなります。しかし保温性を重視すると操作性が極端に悪くなる印象があります。
操作性=生地の薄さと保温性=生地の厚さという矛盾が発生しますが、相反する悩みを解決するグローブとして、電熱グローブは一つの解決策です。
そこで、この記事では電熱グローブをターゲットとして紹介しています。電熱グローブ以外は紹介していませんのでご了承ください!
デザインがかっこいい

最後にこれです。ジャケットと合わせた時のまとまりや色なども見ていきます。
各社の電熱グローブについて比較
電熱グローブは文字通り電気の力を借りて発熱するタイプのグローブです。そのためハンドルカバー等をつけずに防寒とすることが可能です。(組み合わせればより暖かい)
しかしデメリットもあり、電源となるバッテリーから電気をもらうためにはグローブに配線を繋げる必要があります。
またグローブ自体の値段が高く、なかなか買えるものではありませんが、それ以上に電熱グローブの良さがあります。
ポイント | ケーブル | 予算 | |
---|---|---|---|
タイチ TAICHI | ・他社に比べ、バッテリー駆動が長時間 ・種類が多く、予算に合わせやすい | 別売り | 15,400円(税込)〜 |
コミネ KOMINE | ・手の部分的な保温が可能なモデルあり ・電熱のインナーグローブあり | 別売り | 17,000円(税抜)〜 |
ヒートマスター Heatmaster | ・しなやかさは他のメーカーにない着け心地 | 込み | 32,000円(税抜)〜 |
※価格について、ケーブルやインナーグローブ等は省いています。
上記はメーカーごとにポイントをまとめたものです。下記にて製品別でご紹介します。
TAICHI編
TAICHI(タイチ)からはe-heatシリーズとして電熱グローブのラインナップが展開されています。
- バッテリー・バイクから給電の2通り選べる
- 大容量バッテリーであること
- 比較的リーズナブル
早速みていきましょう。
バッテリー・バイクから給電の2通り選べる
バッテリー | ・バイクを降りたあとでも手袋が暖かい ・煩わしいケーブルに繋げる必要がない |
バイクから給電 | ・バッテリー切れの心配がない ・保温力が高いままである |
ちょっとした移動ならケーブルに繋げなくても使えるバッテリータイプは使い勝手がよいので、シーンに応じて使い分け出来るモデルがおすすめです!
大容量バッテリーであること
大容量であることは、それだけ長い時間使えるということです。ただし大きすぎると携帯性に欠けるので、大きさと駆動時間のバランスは難しいところです。2020年モデルよりバッテリーのライフが従来より1.7倍増えたことは、他のメーカーより優位なポイントです。
比較的リーズナブル
製品の品質と拡張性をトータルで見ると、タイチの電熱は市場にある電熱グローブの中では比較的リーズナブルと言えます。
ラインナップ紹介
RST632
カーボンプロテクターのついたモデルです。デザインの一部にレザーを用いるなどして、質感の高いモデルとなっています。
RST639
さりげなくプロテクターのついているモデルです。
RST640
プロテクターを省いたシンプルなモデルです。
KOMINE編
EK-215
指先だけ・掌だけ・指先と掌といった発熱エリアの切り替えができるのは、このモデルの特徴です。
EK-205
EK-204
Heatmaster(旧Heatech)編
ヒートマスターはバイク用の電熱ウェアにフォーカスしたブランドです。デザインはどんなバイクにも合うようにシンプルにまとめられていて、カッコいいです。
タイチと比べると拡張性は劣るものの、それ以上にある魅力があるので、是非とも検討したいブランドのひとつです。
12V Heat Leather Gloves TYPE-1
シンプルな見た目に柔らかいヤギ革を採用したモデルです。
実際に使ってみたレビューは下記で紹介しています。

12V Heat Leather Gloves TYPE-2
タイプ2はショートグローブですが、丈は必要十分で短いとは感じませんでした。丈に関しては真冬になると長いに越したことはないと思ってます。
12V Heat Carbon Sports Gloves
こちらはタイプ1にカーボンプロテクターがついたモデルです。このデザインが好みな人や、SSに合わせたグローブなら、こちらが似合いそうです。つけ心地はタイプ1と変わりません。
防寒に関する他の選択肢
とはいえ、電熱グローブはやっぱり高いですよね。最後に、電熱グローブ以外の他の選択肢についてもご紹介します・
ハンドルカバー
ハンドルカバーは冷気をある程度防いでくれる優れものアイテムですが、バイクの見た目とバイクの操作性が落ちることが挙げられます。
グリップヒーター

グリップヒーターには、グリップそのものを交換するものと、グリップに巻き付けるものがあります。両者とも非常に暖かいのですが、手の甲が寒いのは避けられません。
ナックルガード

ナックルガードは冷気を防ぐという点では優れています。これがついていると、グリップヒーターと冬のグローブだけでも、案外いけるものです。
まとめ
タイチ・コミネ・ヒートマスターと紹介しました。電熱グローブはまだまだ成長分野で種類も少ないですが2020年の候補をまとめます。
以上となります。皆様のグローブ選びの参考になれば幸いです!
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