「乗りたいバイクがあるけど、足が届かない!」
事の発端は嫁さんが新しいバイクを買うにあたり、カブ系が良いとのことで、色々提案したところ「ハンターカブいいね!」となりました。
CT125 ハンターカブ
しかし!嫁さんの身長は152cmで、まぁ足がつかないんですね。そこで、私たちは偽装対策!として足つき改善アイテムを探すことにしました。そして購入したのがWILDWINGのスワローという厚底ブーツです。
この記事では厚底ブーツのレビューとともに、足つきに悩んでいる方に向けて役立つ情報を書いているので、参考になれば幸いです!
目次
バイクの足つき改善にWILDWINGのブーツがオススメな理由3つ!
WILDWINGのブーツは下記の3ポイントが特徴です。
- 厚底なので足つきが良い
- 軽量ソールで比較的軽量
- ヒールの形状がシフト操作のしやすさにつながる
それぞれ解説していきます!
貴重な厚底だから、足つきが良い
私が持っているクシタニのブーツと比べても、その差は一目瞭然ですね!この厚底が足つきの良さにつながっています。しかし、ただ厚いだけではバイク用としては適していません。
バイク用ブーツとして、基本ソールの厚みは薄いに越したことはありません。
ソールが厚すぎると、シフト操作の際に深く足を曲げないとつま先をシフトペダルの下に入れるのが難しくなります。
WILDWINGのブーツはのちに紹介するヒール形状の最適化によりシフト操作がしやすくなっているのが特徴です。
152cmの女性が履くイメージ
ハンターカブに跨ってもらいました。シート高は800mmとバイクの中では比較的高い仕様ですが、厚底ブーツの効果で両足のつま先が地面に着く状況です。
お尻を少しずらせば、片足がしっかり着く状況なので、ブーツの効果は大きく現れています。
厚底はしなりません
バイクを降りた後、靴は多少しなってくれる方が歩きやすいのですが、厚底ブーツのモデルはソールのしなりがありません。そのため普段履きと兼用して考える場合は注意が必要です。
しかしメリットもあります。足をついた際の踏ん張りが利くので、立ちごけなどの危険性を減らせる良さがあります。足つきの程度によって適切なソールの柔らかさは異なります。今回のように、足つき改善の厚底ブーツはしならないこともメリットです。。
軽量ソールだから、重さをあまり感じない
厚底になると靴自体が重くなりがちですが、比較的軽く仕上がっていると思います。同じサイズの重めのキャンバススニーカーの重量は
これぐらいなので、比較しても厚底ブーツは軽く仕上がっていると思います。バイクに乗車中は靴の重さを感じるタイミングは少ないと思いますが、バイクを降りた後の観光等で軽さのメリットを感じる機会が多いと思います。
ヒールの形状がシフト操作のしやすさに直結する
WINGLOVEのブーツはヒール形状が最適化されているので、どのサイズでもシフトペダルに対して適切にフィットするようになっています。写真左側に写っているのは一般的な革靴です。
バイク用に最適化されていない靴だと、つま先はまっすぐ、もしくは若干内側に向きます。もちろんシフトペダルにヒールを沿わせなければ自由に足を置くことができます。
WILDWINGのブーツはペダルにヒールを沿わせるとつま先が外に向くので自然な方向です。シフト操作もしやすく、バイク用のブーツとして魅力的なポイントです。
以上、紹介した特徴3点により厚底ブーツとしての使いやすさに繋がっています。中でも、厚底のブーツを探すとなるとラインナップも少ないので、足つきに悩む人にとっては嬉しい製品であることには違いがありません。
WILDWING|スワローの詳細について解説
続いて購入したスワローについての詳細について解説していきたいと思います。
サイドファスナーで着け外しが楽
ブーツはサイドジッパーなので、脱ぎ履きが楽です。微調整に関しては紐で行うことができるので、フィット感にも優れています。
タブで靴紐を固定できる
余った靴紐はタブで挟むことで引っかかりが少ない仕様になっています。ただし、紐が絶対車体に引っかからないことはないので、余った紐の先をさらに折り返して挟むことで対処できると思います。気になる方は、試してみてください!
革が柔らかい
WILDWINGのブーツに使われているレザーはオイルがたっぷりと含ませた革なので、厚みのあるレザーですが、とてもしなやかです。ただ、よりしなやかなのはクシタニのネオブーツの方が履き馴染みは良いです。
スワローは履き続けて馴染ませていくブーツの一つですね!
サイズ展開が豊富
winglove | RSタイチ | クシタニ |
---|---|---|
22.5 ~ 27.0 cm | 23.0 ~ 29.5 cm | 23.0 ~ 28.0 cm |
wingloveのブーツはサイズが22.5からあるのはとても重要です。タイチやクシタニのサイズは23.0からのサイズ展開の中で、22.5というサイズは足の小さな人にも嬉しいサイズ展開です。
シフトガードもついている
ブーツの左足はシフトガードがついています。
ヒールの形状が最適化されているので、シフトした際にシフトガード内にシフトペダルが当たるようになっています。
ラスト(木型)は幅広を採用
日本人の広幅の足に合わせて、ラスト(型)も少し幅広のものを使って靴が作られています。市場にあるバイク用ブーツは幅が狭くて困っている!方にも履いていただけるブーツになってます。
WINGLOVEのラインナップは3種類
メインとなるラインアップは下記の4種類です。
ファルコン | スワロー | イーグル | ストーク | |
---|---|---|---|---|
価格 | ¥17,600 (税込) | ¥16,390 (税込) | ¥17,490 (税込) | ¥28,600 (税込) |
今回購入したスワローは夏でも使うことを考えて選びましたが、ファルコンも普段履き出来そうな雰囲気があり、ずっと迷っていました。笑
上の3つのモデルを基本に、より厚底になる受注生産モデルのほか、夏に快適なパンチングレザーの通気性のあるモデルの展開もあります。より詳しいラインナップは公式ページでご覧ください。
アフターサポートも充実
ベルクロの剥がれやファスナーの破損など、摩耗による消耗品の修理が可能です。
摩耗によるソール交換も可能
ソールが摩耗した際も修理にて張り替えが可能です。ブーツの本体は革なので消耗としてはソールの減りの方が早いので永く大切に使う上ではとても大切なポイントですね!
以上WILDWINGの厚底ブーツのレビューでした!
その他に、リアサスを交換することで足つきを改善する方法もあります。下記の記事ではリアサスの交換方法について解説しています。作業の内容の把握や、自分で交換作業を出来そうかの判断にもしてもらえればと思います。
リアサスが変わることでバイク全体のバランス(操作感)は多少変化しますが、靴の選択肢が増えるメリットもあるので、是非検討してみるべき方法だと思います。
下記ではバイク用ブーツのラインナップをまとめているので、合わせてご覧ください。
この記事がブーツ選びの参考になれば幸いです!