コスパ良なMIDLAND|BTX2 PRO Sの紹介と各メーカーとの比較【レビュー】

ここがオススメ!

デュアルチップによって、音楽を聴きながらインカム通話ができる機能が搭載されています。ミドルグレードで出来るモデルは少ないのですが、BTX2 PRO Sはその内の一つです。

インカム選びで迷っているのであれば、私はMIDLANDのBTX2 PRO Sをおすすめしますが、何が良いの?の疑問にこの記事で解説したいと思います。

合わせて、比較されそうなミドルグレードのインカムについて他社のインカム比較も行いたいと思います!

\ BTX2 PRO S のオススメポイント! /
  • デュアルチップによるマルチタスクの豊かさ!
  • 高音質スピーカーでヘルメットがコンサートホールに変化!
  • 着脱しやすく、操作しやすいインターフェイス

MIDLAND|BTX2 PRO Sはハイスペック機種に劣らない性能!

私がオススメするのはMIDLANDのBT X2 PRO Sです。

モデルとしてはミドルクラスですが、上位グレードに負けない優れた性能を備えたインカムでコストパフォーマンスに優れていることが特徴です。

その良さに迫っていきましょう!

2つのBluetoothチップが搭載されている

デュアルチップは上位機種に搭載される機能です

インカムにはBluetoothチップが2つ搭載されています。一つは携帯を接続し、もう一つでナビやレーダーなどを登録することで、音楽を聴きながらもナビの音声を聞くことが可能です。

具体的なシチュエーション
  • 他の人と通話しながら、携帯のナビや音楽を聞く
  • 携帯と接続し音楽を聴きながら、レーダーなどの他の機器と接続する
MEMO

携帯だけ接続できれば良い or 通話だけ出来れば良い場合はこの機能が不要なので、より低価格なモデルの選択肢が広がります

MIDLAND BTX2 PRO Sはここが違う!

BTX2 PRO Sはチップが2つ(頭脳が2つあると考えればわかりやすい)となり、処理能力が向上しています。インカム通話中でも、バックグラウンドで音楽が高音質(ステレオ)で再生が可能なので、使い心地が向上しています。

エントリーモデルはチップが1つのモデルも多く、2つ搭載しているミドルクラスはあまりありません。

共有機能に優れている

グループ通話にナビ音声をシェアできる!

ミッドランドのインカムは共有機能を備えています

具体的なシチュエーション
  • グループで通話している中、接続中の音声案内(ナビ)をグループでシェアできる
  • タンデムツーリングしている中、音楽をシェアしながら会話ができる

グループで通話中に、全員に音声案内を共有できるのは大変便利な機能です。この機能がミドルグレードで搭載されているモデルは少ないです。

MIDLAND BTX2 PRO Sはここが違う!

MIDLAND|BTX2 PRO Sでは

  • パブリックモード
  • プライベートモード

の切り替えが可能です。

パブリックモードならみんなに音声をシェアできるし、プライベートモードなら自分だけで聞くという使い分けが可能です。ちなみにシェアする音声はモノラル音声です。少し音は悪く、こもったような音ではあります。

MEMO

インカム通話をしなかったり、シェア機能が不要であれば、同じくエントリーモデルの選択肢もありです

ロングライフバッテリーである

ロングバッテリーは音楽再生をするシーンでも長時間使えてメリット大です

X2 PRO Sはインカムでの連続通話最大20時間のロングライフです。頻繁に充電しなくて済むのは何気に便利です。特に、音楽を聴きながらツーリングするときでも1日もつのは良いです。


以上から、バッテリーがよくもち、ライダー間の接続距離も長く、デュアルチップ搭載による機能性の豊かさはミドルスペックのインカムの中でもトップクラスに性能が良く、機能で不満を持つことは少ない機種になっています。

その他の仕様については下記の通りです。

有効最大通信距離最大1,200m
仕様Bluetooth4.2 ( HFP / HSP / A2DP / AVRCP )
バッテリー最大20時間の電話時間
USB規格micro USB
防水IPX6相当
ボイスコマンドあり
ノイズリダクションあり
FMラジオあり
AUXなし
ミュージックシェアあり

BTX2 PRO S|仕様・パッケージ

続いてBTX2 PRO Sの仕様にフォーカスします。

BTX2 PRO S本体

操作スイッチ

操作ボタンはメインの操作ボタン3つにボリュームコントロールの2つ、計5つのボタンです。メインボタンは大きく操作がしやすいのがGoodです!

ボリュームボタンは小さくクリック感が強いので、押すには指先の力が必要です

センターボタンで一時停止や再生が行え、進む/戻るで曲の選曲も可能です。

しかし機能が多く、また各ボタンに接続する機器を割り振る機能が備わっているので、その多機能さゆえに少し扱いづらさを感じるシーンもあるかもしれません。

充電ポート

インカムの充電にはmicro USBを使用します。お使いのインカム以外の機器がType Cが多いなら、インカムもType Cだったら良いのに!と思うことがあります。

防水性能

防水性能はIPX6相当なので、雨天時での使用が可能です。ただし、接続端子部にパッキンが使われているわけではないので、濡れた状態での抜き差しは行わない方が良いです。

カラーバリエーション

カラー展開は1色となっています。デザインは曲線で構成されたボディーにシンプルなボタンの造形で、様々なヘルメットに取り付けできるデザインです。

外部接続

BTX2 PRO Sは有線での外部接続はできません。Bluetoothでの接続となります。

通信性能

カタログスペックで

  • インターカムモード:1,200 m
  • グループ通話:700 m

となっています。

スピーカー&マイク

スピーカー

スピーカーは厚みがあり、シェルの小さなヘルメットに取り付けると耳がスピーカーに当たってしまうかもしれません。

オプションで薄型のスピーカーの展開があるので、標準のスピーカーが耳に当たる場合は検討できます。ただし、音は標準が高音質な分、少し劣ります

マイク

マイクはフルフェイスに適合するケーブル式とジェットヘルメットに適合したアーム式の2種類付属します。

付属品

取扱説明書(日本語版)と取り付け工具が付属します。

機能の解説

電源ON・OFF

電源を入れるには、真ん中のボタンを3秒間長押しします。ボタンが大きいのでわかりやすいです。

消す場合はセンターボタンとバックワードボタンを同時に3秒間長押しします。クリック感が強いので、指先に多少力を入れましょう!

充電残量お知らせ機能

BTX2 PROでは、残量が10%以下になると音声で残量が少ないことを知らせてくれます

また、マイナスボタン・プラスボタンの同時短押しで現在の残量を教えてくれます

充電の通知

充電ケーブルを挿すと赤く光り充電中であることがわかります。

充電が完了すると青く光り、完了していることがわかりやすいです。

実践!ミッドランドの活用術

MIDLAND|BT X2 PRO Sを実戦で活用している私の実績をご紹介します。

携帯電話とレーダーを登録する

私の場合は、インカムに携帯電話とレーダーを登録しています。

聞こえ方としては、携帯のナビ案内を聞きつつ音楽がステレオで聴くことが可能です。レーダーに関しては都度流れますが、音楽や案内が途切れることなく、再生されます。

注意

この状態での会話はできません

プライベート⇄パブリックモードでインカム通話中に音楽をシェアする

MIDLAND BT X2PROの場合、マイナスボタンとプラスボタンにBluetoothを各1台ずつ登録することができます。このうち、マイナスに登録された機器に関してはデバイスの音声を通話者とシェアすることが可能(プライベート⇄パブリック)です。

プラスにはシェア機能がないので、登録しても音声シェアは出来ません

ミュージックシェアについて

MIDLAND|BT X2 PRO Sでは登録した携帯からの音楽をシェアできるミュージックシェアという機能があります。

ミュージックシェアについて

MIDLANDでのミュージックシェアでは会話はできますが、音楽を聴きながらの会話が出来ません。一旦ミュージックシェアを切って、会話する必要があります。

注意

ミュージックシェアできるインカムは、ライダーのインカムのミドルボタンにペアリングされたインカムのみです

メリットはクリアで高音質な音楽をシェアできることです。

混同しやすいのは、会話しながらバックグラウンドで携帯から音楽を流す機能も別にあります。こちらはバックグラウンドでの音楽はモノラルで再生され、少し音が悪いです。

携帯の音楽を会話中シェアしつつ、レーダーの音声案内とインカム通話をする(失敗)

結論、これは現状できません。

BTX2 PRO Sはチップが二つです

インカムに搭載のチップは2つです。インカム通話で一つのチップを使用している為、携帯やレーダーのどちらか一方が優先されるためです。登録はできますが、再生はさせませんでした。

レーダーをパブリックモード(バックグラウンド再生)に登録する

レーダーをバックグラウンドで登録しておくことでシェアができます。これであれば、会話も途切れることなく使用できます。

ただし、もう一つ登録できるので携帯を接続したいところ(+ボタンに登録)ですが、音楽などの音声を聞くことは出来ません。これは接続規格による技術的なものです。

アドバンスな活用術

同じMIDLAND|BTX2 PROのインカムがあれば、1つはレーダーの音声、もう一つはスマートフォンを登録することで、音楽をシェアしつつグループ通話が可能です。

SiriやOK googleを呼び出す

携帯が音声認識機能に対応している場合、インカムに話しかけると音声操作が可能です。

インカムの操作は不要で、携帯の音声認識機能をONにしましょう。

携帯の接続手順(Androidの場合)
  1. Android スマートフォンまたはタブレットで Google アプリ Google 検索 を開きます。
  2. 画面右上にあるプロフィール写真またはイニシャル 次に [設定次に [音声] をタップします。
  3. [OK Google] の下にある [Voice Match] をタップします。
  4. [OK Google] を有効にします。

引用:グーグル

ヘルメットへの取り付け

ベースをヘルメットにクランプする

クランプ式はヘルメットのシェルとライナーの隙間に差し込んでクランプする方法です。思っているより力強く固定できるので、よほどのことがない限り、外れることはありません。

ヘルメットの仕様によっては差し込むための隙間がない場合があります。そのときは次の貼り付けで対応します。

ベースをヘルメットに貼り付ける

ベースを両面テープで貼り付ける方法です。

ブラケットは変形できるようになっているので、局面に合わせてしっかり貼り付けることが可能です。

年式の古いヘルメットの場合、塗装が弱くなっている場合はベースを外す際に塗装も剥がしてしまう可能性があることに注意しましょう!

配線処理

配線はできるだけマスキングテープで留めておくと、パッドの脱着の際に外れたりしないのでオススメです。接続端子もうまくヘルメットの溝に逃がすことができました。

番外編|SHOEI Z-8への取り付け

【結論】SHOEI Z-8には貼り付けタイプのみです。

MIDLANDのクランプ式マウント

インカムをヘルメットに取り付けるには、貼り付けるベースマウントと、クランプタイプのどちらかを使って固定します。クランプタイプは汎用性があるため、どのヘルメットにも取り付けができるようになっています。

SHOEI Z-8は隙間がほとんどありません

しかしSHOEIのZ-8はクランプが入る隙間がないので、取り付けができません。この場合は貼り付けるタイプのマウントをヘルメットに取り付けます

Z-8のサイドシェイプは下部に向かってスリムになる為、貼り付けベースの相性があまりよくありません。少し前方にセットすることで、隙間なく貼ることができました。

ペアリングについて

登録方法

インターカムモードでミッドランドのインカムと連携する方法は下記の通りです。

電源を消す

2 台の本製品の電源を OFF にする。

セットアップモード

2 台のミドルボタンを赤色 LED が点灯するまで約7秒間押し続けて、セットアップモードにする。

ペアリング開始

2 台の登録したいボタン(呼び出しボタン)を約3秒押して、ペアリングをスタートさせる。

ペアリングモードに入ると青色と赤色の LED が交互に点滅します。登録するボタンは3つのうちどれでも構いませんが、すでに登録してあるボタンに登録すると上書きされ、以前の機種は接続が解除されます。

8人で接続するのは設定が複雑

MIDLAND|BTX2 PROで8人とペアリングするには、上のような決まったボタンでの連携作業が必要です。

MIDLANDのBT X2 PRO Sでは4人+4人=8人での最大接続が可能となっています。これ、単純に考えて面倒だとは思いませんか?実際には4人ぐらいなら問題なく接続可能です。

他社インカム登録について

MIDLANDのBT X2 PRO Sでは1台のユニットにつき2台、他社のインターコムとペアリングできます。

電源を消す

本製品の電源を OFF にする。

セットアップモード

ミドルボタンを赤色 LED が点灯するまで約7秒間押し続けて、セットアップモードにする。

ペアリング開始

フォワードボタンまたはバックワードボタンを約7秒押し続けて、ペアリングモードにする。

登録はフォワードボタンとバックワードボタンに各1台ずつ登録できます。

機器の登録は、登録するキーが重要

グループで接続する場合は、上の写真の通りに接続しないといけないので、登録の方法を知っておく必要があります。機能がたくさんあるインカムの操作方法をしっかり理解した上で操作している人は少数ではないでしょうか。また、登録したボタンを忘れちゃうんですよね。笑

メーカーよって連携方法は様々で、この接続について混乱が発生しています。

MESH接続は複雑さが解消される

MIDLANDの上位機種にもあるMESHとは上図のペアリングが不要で接続できる新規格の通信方法です。この方法は未だ上位機種にしかないのが現状です。

また、MESH搭載のインカムと、従来の通信規格のインカム(BT X2 PROも含む)との接続に関してはやはり、ペアリングの作業が必要で、まだまだシームレスとは言い切れないのが現状です。

インカムの各メーカーの比較

インカムの活用術も機能も把握したところで、ミドルグレードのインカムを予算or機能で選ぶ場合について、メーカーとモデルをまとめました

予算から自分に合ったインカムを見つける

価格は定価で表示しています。実売価格とは異なりますのでご了承ください。

〜9,999円

FODSPORTS M1-S Pro

希望小売価格防水最大通話可能人数接続距離充電
仕様9,499円(税込)8人最大2,000mmmicro USB

Amazonでバイク用インカムを検索るとたくさん出てくる中、このモデルが評価も高く、コストパフォマンスに優れているとして人気です。機能も他メーカーに負けず劣らずの高機能です。


10,000円〜19,999円

SENA SF2

希望小売価格防水最大通話可能人数接続距離充電
仕様18,480円(税込)2人最大800mmicro USB

このインカムはタンデム、もしくは2人でのツーリングを目的としています。その分、デザインがコンパクトにまとめられているのが◎です。


cardo FREECOM 2+

希望小売価格防水最大通話可能人数接続距離充電
仕様19,800円(税込)2人最大500mmicro USB

最大で接続できる人数がこちらも2人かつ接続距離も短いので、タンデムがメインかと思います。

個人的にcardoの良さは上位モデルに搭載されているJBLスピーカーや音声コマンドの機能にあるかなと思います。


MIDLAND BTX1 PRO S

希望小売価格防水最大通話可能人数接続距離充電
仕様19,800円(税込)4人最大800mMicro USB

私オススメのBT X2 PRO Sの子分です。バッテリーが長時間持つことが他のモデルにない特徴となっています。デザインも個人的に◎です。

MIDLANDはバイクインカムの実績が長く、ほんと細かいところまで気配りが効いてて使い勝手がめちゃくちゃいいです。

20,000円〜

DAYTONA DT-E1

希望小売価格防水最大通話可能人数接続距離充電
仕様21,780円(税込)4人最大800mUSB Type-C

DAYTONA|DT-E1は最大接続4人となっており、使えるシーンが広くなります。タンデムで使う分や4人までのツーリングであれば何ら不自由を感じないモデルとなっています。個人的にUSB Type-Cが◎です。


SENA SF4

希望小売価格防水最大通話可能人数接続距離充電
仕様25,080円(税込)4人最大1,200mUSB Type-C

SENAの特徴は接続距離が他のメーカーと比べ最も長いのが特徴ですが、あくまでカタログ値であり、実際に比較して確かめる必要がありますね。周りに使ってる人がいないメーカーです。


MIDLAND BTX2 PRO

希望小売価格防水最大通話可能人数接続距離充電
仕様27,500円(税込)8人最大1,200mMicro USB

最大接続人数と接続距離が増したモデルです。仕様に関してはこの記事で少しお伝えしている通りとなり、オススメできるモデルです。

当記事で紹介しているモデルがコレです!


SENA 10S

希望小売価格防水最大通話可能人数接続距離充電
仕様29,040円(税込)4人最大1,600mUSB Type-C

コンパクトなデザインのSF4に比べて、同様の機能を備えて操作性の高さが好評なジョグダイヤルを採用したモデルがSENA 10Sです。


DAYTONA DT-01

希望小売価格防水最大通話可能人数接続距離充電
仕様30,250円(税込)6人最大1,000mUSB Type-C

最大接続人数と接続距離が増したモデルです。インカムとしてはまだまだ細かいところのアップデートが必要な印象がありますが、レーダーがDAYTONAであれば、親和性が高そうですね。


B+COM ONE

希望小売価格防水最大通話可能人数接続距離充電
仕様31,900円(税込)6人最大1,400mUSB Type-C

こちらは音楽を聴きながらの会話には対応していないので、車のような環境でツーリングしたい場合は、同価格帯のDAYTONAやMIDLANDがオススメです。

紹介したインカムの比較表【まとめ】

まとめて表でみて見ましょう。

最大接続人数最大接続距離他社インカム登録台数連続使用時間
(インカム通話)
本体重量ラジオ会話中のバックグラウンド
ミュージック(シェア)
価格
MIDLAND
BTX2 PRO S
2台(他社インカムとの接続)
4+4台(MIDLANDとの接続)
1,200m2最大約20時間52g27,500円(税込)
MIDLAND
BTX1 PRO S
2台(他社インカムとの接続)
4台(MIDLANDとの接続)
800m2最大約20時間52g×19,800円(税込)
DAYTONA
DT-01
6台(DAYTONA DT-01との接続)1,000m1最大約12時間52g×30,250円(税込)
DAYTONA
DT-E1
4台(DAYTONAとの接続)800m1最大約12時間54g×21,780円(税込)
SIGN HOUSE
B+COM ONE
6台(B+COMとの接続)1,400m1(アプリ連動最大約12時間43g××31,900円(税込)
cardo
FREECOM 2+
2台(cardoとの接続)500m1(アプリ連動最大約13時間34g19,800円(税込)
SENA
10S
4台(SENAとの接続)1,600m1(アプリ連動最大約12時間57g△(1対1のみ)29,040円(税込)
SENA
SF4
4台(SENAとの接続)1,200m1(アプリ連動最大約13時間35g25,080円(税込)
SENA
SF2
2台(SENAとの接続)800m1(アプリ連動最大約13時間35g18,480円(税込)
FODSPORTS8台FODSPORTSとの接続)2,000m接続可
(台数不明
最大約20時間×9,499円(税込)
2022 / 04 時点

掲載のものは全て防水です。

もちろんカタログからは見えてこない使い勝手はありますが(カタログの見易さ、接続のしやすさ、取り付け・取り外しとか)、MIDLANDはスペック上、やはり高機能であることはわかります。

ここでは紹介しきれなかったインカムのラインナップ比較は下記で紹介しています!

インターカムモードとは

インカムはMESH接続か、Bluetooth接続かで、出来ることが異なることを初めにお伝えしておきます。

MESH接続
(グループ通話モード)
Bluetooth接続
インターカムモード
会話グループで同時通話が可能個別に会話が可能・切り替えが必要(1対1
ペアリングペアリング不要ペアリング必要
規則性なしあり

グループ通話は各々1対1でペアリングしたものが同時に聞こえるようにしたものであり、走行間隔(分離すると切れてしまう)や順番がバラバラになると接続が不安定になるなどの問題もあります。

今回ご紹介した各メーカーのモデルはBluetooth接続が必要で、MESHではありません。

ブリッジ接続について

これはメッシュ通信においてBluetooth接続しかできないユーザーを参加させるために必要な方式です。ブリッジ接続は各メーカーの機種により様々ですが、ペアリング作業が必要となります。

2020年時点では様々な規格が混在しているので、この接続が重要となります。

まとめ

私がインカムに求める機能としては、主にソロの時とタンデムの時で異なります

ソロツーリング

音楽やナビの案内を聞きたい

レーダーの音声案内も聞きたい

タンデム・グループツーリング

インカム通話しながら音楽・ナビの音声を共有したい

できるだけ接続距離が多い方がいい

求める機能を一度考えてみることで、欲しいモデルが絞れると思います。

\ BTX2 PRO S のオススメポイント! /
  • デュアルチップによるマルチタスクの豊かさ!
  • 高音質スピーカーでヘルメットがコンサートホール!
  • 着脱しやすく、操作しやすいインターフェイス

最後までご覧いただきありがとうございます!

この記事がインカム選びの参考になれば幸いです

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