ワークマン|メリノウールインナーのレビュー!絶対買いなアイテムだが改善点もあり

ワークマンにウールのインナーがあることはご存知でしょうか。MERINO WOOL(メリノウール)  インナーシリーズですが、値段が

税込:1,900円

なんですよね!

私はウールの素材が好きなので他にモンベルのウールも愛用していますが、着た感じウール特有の着心地の差もほとんどないし、他のシャツ類に比べて明らかに暖かいんですよね。

これ、キャンツーに最適なんですよ!そこでこの記事ではウールの特徴を解説しつつ、着てみたサイズ感やメリットなどをレビューしたいと思います!

ワークマン|メリノウールインナーの魅力3選

ワークマン|メリノウールインナーの魅力をご紹介します。写真は身長180cmでMサイズの着用例です。着丈が足りてませんが、胴囲優先の為です。

長時間着ていても匂いにくい

ウールは化学繊維に比べて匂いにくいのが特徴です。その消臭効果のメカニズムは謎に包まれる部分が多く、今だ理由ははっきりしていませんが、長時間着ていても化学繊維の服より臭いにくいのは着ていて実感します。

キャンプツーリング等なら着替えを減らせるメリットがありますよ!

吸湿発熱性に優れている

ウールは吸湿発熱性に優れています。それはウール内部の吸湿性の高さによるものです。綿やポリエステルに比べ吸湿する量が多く、また限界が高いのもウールの特性です。

補足として、ウールに限らずどの素材も吸湿して発熱することは一般的なことです。身近な綿も吸湿して発熱します。ただ、綿よりはその吸湿量が多く、発熱量が多いのがウールになっています。

吸湿発熱は乾燥肌に注意

吸湿発熱素材の場合、ウール以上に吸湿して発熱する素材はあります。ただしバイクのように汗をほとんどかかない状況では吸湿ばかりが進行し、乾燥肌が促進する場合もあるので注意が必要です。

一方のウールは一定の吸湿でそれ以上吸湿しないような繊維の働きがあり、乾燥肌にも効果的です。

着た時のひやっと感が少ない

化学繊維の服は着たときに多少ひやっとしますよね。それがウールなら着た時のひやっと感がかなり減るので、着替えの時も暖かく着ることが可能です。

これはウールの微細は起毛による接触冷感の少なさ(熱伝導率の低さ)によるものです。


ウールの魅力はまだまだたくさんあり

一つの本になるぐらいです!

今回は特に効果を感じやすい特徴のみをピックアップしました。ワークマンは、そんなウールの素材の良さを低価格で体感できる魅力的な製品になっています。

メリノウールインナーの気になるところ

続いて、使う上での気になる点についてです。

ウール特有のチクチク感がある

ウールのチクチク感については、素材の特性上致し方がない点について説明しておきます。このチクチク感を解消することは高度な技術が必要であること、そしてそのチクチク感が減っていくことはウールの素材の本来持つべき性能を減らす働きになるということです。

ただ、私が持っているモンベルのウールと比べても大きな差があるとは感じにくいです。

ケアラベルの端が肌に食い込む

着ていると、ウールとは違ったチクっと感があるのはケアラベルが原因かもしれません。

ボトムは背中側にあり

トップスは左身頃側にケアラベルがあります。

赤いのはモンベルのウールインナーですが、小さなケアラベルがついているのに対し、ワークマンは大きなケアラベルがついています。また位置も肌に触れやすい場所についているのでチクっとするのですね。

メリノウールインナーを他社と比較する

ワークマンを他メーカーのウールインナーと比べてみましょう

トップス

ワークマンモンベルアイスブレーカースマートウール

アウター

アウター
価格(税込)¥1,900¥7,480¥10,120¥10,120
組成ウール100%ウール85%
ポリエステル15%
ウール87%
ナイロン13%
ウール87%
ナイロン13%
重量164 g(実測)180 g170 g

ボトム

ワークマンモンベルアイスブレーカースマートウール
価格(税込)¥1,900¥7,370¥10,120¥10,120
組成ウール100%
ゴムベルト↓
ナイロン55%
ポリエステル45%
ウール85%
ポリエステル15%
ウール83%
ナイロン12%
ポリウレタン5%
ウール87%
ナイロン13%
重量147 g(実測)160 g159 g

モンベルは目付の標記はありませんが、製品重量から近しいと思われるモデルを抽出しています。

ワークマンはウール100%ですが、他メーカーはウールの良さを維持しつつ、化学繊維を入れて乾きの早さの機能をプラスして生地を作っています。これにより金額が高くなっています。

しかし、ワークマンは恐ろしいほど安いですね。笑

乾きの早さのメリットは洗濯した時および汗の乾きの早さにつながります。

メリノウールインナーの仕様

サイズ

サイズMLLL
対応身長165 〜 175175 〜 185175 〜 185
対応胸囲88 〜 9696 〜 104104 〜 112
身幅46.548.550.5
着丈68.570.572.5
肩幅ラグラン袖ラグラン袖ラグラン袖

単位(cm)

サイズMLLL
ウエスト76 〜 8484 〜 9494 〜 104
総丈9799101

単位(cm)

サイズは表の通り、対応身長は165〜からとサイズのバリエーションが少ない状況です。サイズ展開を増やすとコストも上がるので、現価格は一番よく売れるサイズのみ作っている印象です。

細身の私が着るとこんな感じ

私は身長180cmなのでサイズで見るとLもしくはLLが推奨されますが、細身なので胸囲に合わせてMにしています。

袖丈はご覧の通り短いのですが、どのメーカーもこんなもんなので、特に短かすぎる!という印象はありません

身頃は良い感じです。またボトムも短さを感じる印象もなくM買えば間違いないってとこでしょうか。

カラーバリエーション

カラーはネイビー・ブラックの2色展開です。ネイビーに関しては暗いトーンなので、黒とも合わせやすい色になっています。

ウエスト・裾口

ボトムにおいては、ウエスト部ゴムはナイロンとポリエステルの組成になっています。化学繊維で肌トラブルが起きやすい人は注意したい部分です。

洗濯可

ワークマンのウールインナーは洗濯可能です。ウールは繊維の構造上洗うと縮みやすいのですが、加工することで洗濯を可能としています。

ただし、タンブル乾燥は避けてください。主な理由は

ウールは熱に弱い

ので、タンブル乾燥すると生地の耐久性が落ちやすくなります。長く着る方法としても推奨されます。

バイクウェアにウールを進めたい理由

最後にバイクウェアのレイヤリングにウールインナーを推奨するワケを説明したいと思います。

運動量が限りなく少ない

バイクに乗ってる間、ライダーはほとんど動かないので発熱量が極めて少ない。これがウールをお勧めしたい理由です。

もっとも、電熱ウェアのように強制で発熱して防寒することがバイクウェアにとっての最適解(人間からの発熱が極めて少ないため)ではありますが、+αとしてインナーウェアも工夫することでより暖かくなりますよ!ということです。

キャンツーなら荷物を減らせれる

着替えで綿のシャツを数枚もって行くなら、ウールであれば1枚で済ますこともできます。それだけ消臭効果が高いし、ウールは保持できる水分量が多く、不快になりにくい素材です。

着続けることに抵抗がある人は、綿のシャツを1枚だけもっていくにしても着替えの量を減らせるのは荷物の多いキャンツーにはメリットが大きいですね!


以上、ワークマンのメリノウールインナーのレビューでした!こちらの製品は店舗でのみの販売なので、お近くのストアでチェックしてみてくださいね

去年はすぐに売り切れたので今年も売り切れるかとは思いますが、見つかればラッキーですよ!

そのほかの秋冬でオススメしたいワークマン製品のラインナップは下記でご紹介しています。

最後までご覧いただきありがとうございます!

この記事がウェア選びの参考になれば幸いです!

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