SHOEI HORNET ADVENTUREはまさしくツーリングヘルメット【レビュー】

私が所有して、愛用しているヘルメット、SHOEIのHORNET ADVENTUREをご紹介していきたいと思います。

SHOEI HORNET ADVはこの特徴が魅力的

ツーリングに特化した機能

HORNET ADVについているバイザーは逆光の時に日除けの効果があるほか、大型のシールド、そして優れた静寂性のあるツーリングにおいての快適性を向上したヘルメットです。

シールド交換がしやすい取り外しが容易なバイザー

ヘルメットについているバイザーは工具不要で簡単に外すことが可能です。

バイザーのサイドのクリアのネジは90度回転させることで外れます。

スライド式のロック機構で上部も外すことができます。

バイザーを外しました。これでシールドを外すことが可能です。

HOEI HORNET ADV外観について

形状

ヘルメットの特徴として、バイザーに合わせて顎の部分も前に出てる形状が特徴です。

口回りの圧迫感が少ないので、自身の呼吸でヘルメット内部が曇りにくいのが印象ですが、その分顎下からの冷気の侵入は少なからずあると思いますが、付属品で顎したからの風を防ぐオプションもついています。

オフロードでの走行を想定しゴーグルに対応

引用:https://www.shoei.com/products/helmet/offroad/hornet_adv/

スクリーンはとても大きく、スクリーンを外すとゴーグルにも対応しています。オンロードでもゴーグルをつけて走るスタイルに対応しています。

SHOEIとAraiのスペックを比較

HORNET ADVを検討されている方は、Araiも検討候補に入るかと思います。そこで両者のスペックの比較表を作成しました。

SHOEI
ホーネット ADV
Arai
ツアークロス3
1,514g
ソリッドカラーモデル
Mサイズ
不明
メーカー希望小売価格55,000 円 (税込)¥50,600(税込)
ソリッドモデル
左右幅266mm不明
前後長375mm不明
高さ290mm不明
規格JISスネル・JIS
※サイズはMサイズの寸法となります。

Araiは現物重視なので、スペック等の公表はほとんどないのが残念なところではありますが、持った感じはAraiのヘルメットはかなり重たいです。

長時間被っていると首への負担が大きいのはAraiになります。アドベンチャーで長距離ツーリングに行く際は疲労に直結する重要なポイントです。

機能の紹介

PINLOCK® EVO lens

シールドの曇り対策に有効なピンロックが標準装備です。また、シールドの大きさも相まって、クリアで大きな視界を確保できるのが快適なツーリングの秘訣ですね。

ベルト式チンストラップ

ヘルメットのチンストラップはベルトタイプです。装着のしやすさていえば、間違いなくラチェット式ではありますが、ごろつきの原因となるので、フィット感で言えばベルトタイプがオススメです。

装着のしやすさも慣れれば不自由しない範囲です。

ベンチレーション

ベンチレーションはGT-Airに比べるとエアの入り込む量は少ないし、オンオフのしやすさも違いますが、HORNET ADVは顎したからのエアの入り込む量は多いため、結果として夏場のベンチレーションは優れている印象です。

外せる内装

内装を外した状態です。夏場などは内装を洗えるので便利ですし、被っていると経たってきた内装を交換することも可能です。

優れた空力性能

ヘルメットはバイザー込みで空力性能を追及されています。そのため、高速道路に乗ったときにヘルメットが風で押される印象が少なく、首の負担も軽減している印象です。

E.Q.R.S.

SHOEIの安全装備のひとつです。写真の赤いテープが、その機能です。説明文を引用します。

ライダーが救護を必要とする万が一の事態に、第三者による救護活動をより迅速に行えるよう装備されたシステム。救護時は迅速さが求められる一方で、ライダーからヘルメットを脱がすには慎重さが求められます。E.Q.R.S.はチークパッドに専用のリボンを装備し、救護時にこのリボンを引くことで簡単にチークパッドをヘルメットから外すことが出来るようにしています。頬部をホールドするチークパッドを引き抜くことで、ライダーからヘルメットを容易に脱がすことが可能です。

https://www.shoei.com/products/helmet/offroad/hornet_adv/

被り心地について

フィッティングシステム

SHOEIでは頭のサイズを計測して、適切な内装を提供するシステムがあります。

SHOEI Personal Fitting System

SHOEIでは被る人の頭のサイズを測定し、データに基づいた内装を提供するものです

内装をフィッティングする目的としては、長時間被ることによる頭の痛みを和らげます。

サイズが合っていないヘルメットを被ると、額が鈍痛に襲われたりします。そうなると快適なツーリングとは呼べなくなってしまいます。このサービスはPFSを提供しているお店で新品購入した際に行うことが可能です。

その際にメガネの装着性を向上した内装に交換することも可能です。

付属品について

付属品は下記の通りです。

  • 布袋
  • ブレスガード F
  • チンカーテン G
  • CWR-1 PINLOCK® EVO lens
  • メンテナンスキット

オプションについて

ミラーシールド

このヘルメットはバイザーを利用することで逆光に強いヘルメットですが、ミラーシールドを使うことでより逆光に強いヘルメットになります。

偏光シールド

PHOTOCHROMIC

CNS-2 PINLOCK® フォトクロミックシールドは紫外線を受けると変色するシールドです。これだと日中はスモークになり、夜になるとクリアになりレンズ交換の手間がなくなる優れものです。

まとめ

バイザーがついているので、乗るバイクの種類は選ぶかとは思いますが、アドベンチャーなどの迫力のある車体やオフ車にはとてもよく合うフォルムですし、とにかく被って使ってみて感じる使い勝手の良さに、最近はこればっかり被ってしまいます。オススメです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です