ハンターカブにシフトインジケーターを取り付ける!+自作のホルダーで見やすい位置に設定

ハンターカブの2023年モデルが登場し、エンジンは新型のカブ系エンジンを搭載しました。ロングストロークとなり、より魅力が増したのは最近の話。でもみなさん思いますよね?

なんでシフトインジケーター付いてないのー??

って。私は思います。笑

頻繁に乗っていれば体が覚えるとは言いますが、時々しか乗らないライトユーザーにとっては、リターン式のシフトって一度今のギア位置を見失うと何速かわからない問題が発生するので不便なんですよね。。

そこでようやく重い腰を上げてシフトインジケーターを取り付けることにしました!この記事ではシフトインジケーターの取り付けの差解説から、設置に関するホルダーの紹介、そして他の選択肢について解説していきたいと思います!

ハンターカブにシフトインジケーターを取り付ける

取り付けるシフトインジケーターはAipro製

Aipro製のスペックは下記の通りです!

メーカー希望
小売価格
¥16,888
製品コードAPH9-SP
接続方法カプラー接続
防水対応
適合CT125 Hunter Cub JA55
(2020-2022)

公式ページが一番安いです。

捕捉

適合について、2023年〜モデルのハンターカブは下記の製品となるため注意しましょう。

品番:APHM

こちらはシフトセンサー込みなので、他に買い足す必要なく使える製品です。

使用工具

必要なもの
  • 5mm 六角レンチ
  • 8mm・10mm ソケットレンチ
  • 先が細く硬いもの(クリップ外し用
  • 外装外し(あると便利

シフトインジケーターを取り付けるためには外装を外す必要があり、使う工具は少ないのですが工数は多いです。

交換方法

カバーを外す(その1
外す場所
  • ボルト 1箇所
  • クリップ 1箇所

クリップについては真ん中を軽く押すとクリップを引き抜くことが可能です。真ん中は押し込み過ぎに注意してください!

カバーについては1箇所がフックの形状になっています。スライドさせながら持ち上げて外す必要があるため、爪を折らないように注意しましょう。

カバーを外す(その2
外す場所
  • ボルト 1箇所
  • クリップ 1箇所

カバーの下部は差し込み式のクリップになっていて引き抜くだけです。

しかし青色のクリップが硬く、強い力で引き抜く必要があるので、外装に傷がつかないように注意しましょう!

カバーを外す(その3
外す場所(上部)
  • ボルト 2箇所
  • クリップ 1箇所

ボルトはそれぞれ長さが異なるので、組み戻す祭に注意が必要です。

尚、長いボルトが上です。

外す場所(下部)
  • ボルト 1箇所
  • クリップ 2箇所

サイドは10mmのメガネ or ソケットレンチで外します。

下部はクリップ2箇所で止まっているので外します。

全てのボルト・クリップを外すとカバーを外すことが可能ですが、カバーはフックで引っかかっているので簡単に外れないようになっています。

マスキングで養生した上で外装外しを使うと簡単に外れます。

ギアカバーを外す

シフトセンサーを取り付けるためにカバーを外します。

外す場所
  • ボルト 2箇所

カバーは2箇所のボルトを外します。奥まった場所にあるので8mmソケットで外します。

カバーを外す際、シフトペダルが干渉して外せません。

ペダル下部のボルト8mmを外して外側へスライドさせます。するとカバーを外すことが出来ます。

ギアセンサーを交換する

ギアセンサーの取り付けに関しては、付属の取付説明書の通りです。

ギアセンサーは10mmのボルトで止まっているので、10mmのソケットで外します。取り外した後はすぐに交換するセンサーを取り付けて問題ありません!

ギアセンサーから伸びている配線は上部へとつながっていて、写真のギボシの部分で外します。途中のテープ部分ではありませんので注意してください!

ギボシはかなり奥まった場所にあるので、結束バンドを緩めて該当の配線を手前に引き出します。

新しく取り付けたギアセンサーから伸びている配線を再接続し、同時にカプラーも上部へ収納しておきます。

シフトインジケーターをセットする

シフトインジケーターは既設の配線に沿わせて設置します。取り付けは付属の結束バンドを使います。

同時に、ギアセンサーから伸びたカプラーへ接続します。

シフトインジケーターは後ほど紹介するホルダーでハンドルに取り付けます。

外装を組み戻す

最後にSTEP1〜3を逆の手順で組み戻します。

作業は以上です!お疲れ様でした。

自作のホルダーで見やすい位置に設置

改めてシフトインジケーターの取り付けに戻りますが、ハンターカブへの取り付け場所は両面テープでどこでも貼り付けて使用できます。

一番見やすいメーターへの取り付けとなると、写真のように傾いて取り付けることとなり、スマートとは言えません。

そこで私はホルダーを自作して取り付けることにしました。

ホルダーの紹介

ホルダーは電源ソケットを取り付ける穴を利用して制作しました。

こちらが取り付け後です。見やすい位置にインジケーターが設置できます。こだわりのポイントは3箇所です。

見やすい角度

モニターを取り付けるための台座は角度を設けているので、空の光を拾って画面が見にくくなることが少なくなります。

角度はメーターと同じにしているので、視認性が良好です。

配線に負荷がかからない

モニターに伸びる配線は太くで硬いのであまり曲げた状態で使用を続けるのは良くなさそうです。このホルダーでは配線を無理な曲げがない状態で設置できるので、長期使用による配線へのダメージが少ない設計です。

テクスチャー仕上げ

3Dプリンターは積層痕がいかにもな表情で目立ってしまうことが難点ですが、この製品では見える範囲をできる限りテクスチャー仕上げにすることで3Dプリントの痕跡を減らす工夫をしていて、質感が高くなっています。


色々な形を検討し、試作・そして微調整を何度も繰り返したので完成度の高いホルダーに仕上がったかなと思います!

こちらヤフオクにて販売していますので、もし興味ございましたらご購入いただけると嬉しいです!

ヤフオクにて販売しています。

ひとこと!

今後USBソケットを取り付けた状態でも取り付けができるようにラインナップを拡充していきますので、進捗は随時確認していただければ幸いです!

リクエスト等ございましたらぜひお問合せください。

取り付け方法

サンプルのため色が白となりますが、実際の製品は黒色となります。

パーツ構成は4点です。それぞれの名称は上記の通りです。

台座にモニターを貼り付ける

モニターにあらかじめついている両面テープで台座に貼り付けてください。

キャップを交換する

ソケット電源用スペースに取り付けられたゴムを外し、キャップをセットします。

次にキャップの裏からスペーサーを取り付けます。このスペーサーは嵌合を少しキツめにしているので、しっかり差し込んでください。

モニターをホルダーにセットする

ホルダーに予め取り付けられたネジを外し、ホルダーにモニターをセットします。

セットが完了したら、再度ネジを取り付けます

尚、配線はネジの下を通るようにセットしてください。また、ネジの締め付けは軽めでお願いします。強く締めすぎると取り付け時にキャップにホルダーが嵌りません。

ホルダーをキャップに取り付ける

ホルダーをキャップに取り付け、ネジを締め込んで取り付けます。この時、強い力で締め込む必要はありません。

以上が取り付け作業となります!

ギアインジケーターマウントを作成しました!

ハンターカブ 専用のシフトインジケーターマウントを作成しました。既存のシガーソケットを取り付ける穴を利用して取り付けます。

台座の大きさはAiproがフィットする設計です。

値段は1,980円で販売しております。ぜひご検討ください。

ヤフオクにて販売しています。

ひとこと!

今後USBソケットを取り付けた状態でも取り付けができるようにラインナップを拡充していきますので、進捗は随時確認していただければ幸いです!

リクエスト等ございましたらぜひお問合せください。

シフトインジケーターのラインアップ

続いて、今回導入したAipro以外のシフトインジケーターについてのラインナップをご紹介します。

Aipro|アイプロ

Aiproには2種類のシフトインジケーターがあり、感応式電算式があります。

感応式

ポジションを物理的に計測

作業工数:多

値段が高い

電算式

ポジションを回転数などから算出

作業工数:やや多い

値段が少し安い

作業工数についてはどちらもカバーを外さないといけないので、どちらも大変ではありますが、ギアポジションの測定方法に違いがあるため、少し値段は高いですが感応式が正確でストレスがありません!

PROTEC|プロテック

プロテックからはポジションを物理的に測定するタイプのみの発売ですが、こちらはギアセンサーがありなしかを選ぶことが出来ます。

ギアセンターあり

品番:11408

定価:¥19,800

ギアセンターなし

品番:11409

定価:¥15,400

価格は税込です。

品番は20〜22年モデルの場合です。23年〜は品番が異なるためご注意ください。

SP武川

SP武川からはメーターごと交換するタイプです。もっとも高額ではありますが、ギアポジションの他に回転数や温度計など、それいいね!と思う機能がコンパクトなメーターの中に搭載され、見た目もカッコいいです!

配線加工が不要であることもポイントが高いのですが、如何せん価格が高いのがデメリットです。。

ハンターカブには必須のアイテムでした(笑

理想はメーターにギアポジションが表示されるのが一番良いとは思いますが、今のハンターカブがインジケーターの機能が非搭載なので、欲しい人は後付けで対応する必要があります。

ポジションが分かると、とくに一度止まってから発進するときに便利で費用対効果バツグンです!、改めて純正でこの機能がついていて欲しいなぁと感じます!

以上シフトインジケーター取り付けと選択肢についての解説でした!

最後までご覧いただきありがとうございます。

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