「キャンツー用に椅子買いたいけど、大きさが気になる」
「キャンツーに最適な椅子ってあるのかな??」
キャンプに行くと欲しくなるのが椅子ですね!空や焚き火を眺めながら飲むお酒はなんともいえない雰囲気で私は好きです。笑
しかしバイクで持って行くとなると場所を取るのも確かです。そこでバイクで運びやすいコンパクトな椅子のオススメを紹介します。
目次
キャンプツーリング用椅子の種類について分類
市場にある椅子でコンパクトな椅子の形をまとめてみました。
タイプ | 収納サイズ | |
---|---|---|
開閉して使用する | ★★☆☆ | |
フレーム組み立て + 座面を後付け | ★★★☆ | |
エアマットを 椅子にする | ★★★★(最小) | |
木製フレームを 組み立てる | ★☆☆☆(最大) |
大まかに分けるとしたらこれぐらい種類があると思います。椅子といっても種類は豊富で座り心地も変わります。それぞれの形にメリット・デメリットがありますので、ご紹介していきます!
開閉して使用する
開閉して使用するメリットはとにかく設営が早いこと
ヒンジ部分が繰り返しの使用で破損しやすい
その引き換えに背もたれがない分、キャンプ場でゆっくり過ごすのは苦手です。
折りたたみ椅子
背もたれがない簡易の椅子ですが、収納サイズは小さいです。設営時間は数秒で、補助的に椅子が欲しい場合に便利です。
キャンプなら背もたれ付きが便利です。価格は安いですが、使い勝手は次でご紹介するローチェアの方が良いです。
収納サイズ | 26 × 6 × 6 cm(500mlペットボトルよりわずかに大きい) |
重量 | 約500 g(本体重量) |
耐荷重 | 80 kg |
ローチェア
背もたれがあり、長時間過ごすのも快適で、設営が一瞬の椅子ですが、収納サイズが大きいです。
荷物に余裕があり、価格が安い物で選択する場合に最適な椅子です。
収納サイズ | 79 × 15 × 15 cm |
重量 | 2,100 g |
耐荷重 | 80 kg |
Snowpeakのグランドパネルチェアは折りたたむだけの座面です。まさにローチェアです。笑
設営が早く、壊れやすいフレーム構造でないので耐久性も高いのが特徴です。
収納サイズ | 48 × 20 × 11 cm |
重量 | 1,900 g(本体重量) |
耐荷重 | 何kgでも、どんとこい! |
フレームの組み立て+座面の取り付け
少ない組み立て手順はあるけど、座り心地の良い椅子が出来ること
座面が初期の頃はハリが強く、セットするのに力がいる
収納サイズもコンパクトになるのでバイクツーリングでの使い勝手が良いです。
ヘリノックス チェアワン
キャンプの軽量・コンパクトの代表チェアはなんといってもこれでしょう。ヘリノックスのチェアワン を始めとしたタイプの椅子です。
座面高は高いながらも、立つ・座るが苦でないメリットがあります。そして収納寸法が小さく軽量なので、バイクでの運搬も用意な椅子です。
フレームの組み立ては誰でもできる簡単な構造です。シートをフレームに取り付ける際、使い始めは非常にハリが強く、女性だと取り付けが難しい場合があるぐらいですが、使ってるうちに馴染んできて、女性でも簡単に取り付けが出来るようになります。
このタイプの椅子は、よく似た製品がAmazonにはたくさんありますね!
収納サイズ | 35 × 10 × 12 cm |
重量 | 890 g(本体重量) |
耐荷重 | 145 kg |
ヘリノックス コンフォートチェア
写真の椅子は同じHelinoxのコンフォートというモデルです。
チェアワンの軽さに対して少し重くなりますが、その分しっかりした生地の厚みと部屋にも馴染みやすいコットンライクな糸で表情が良いです。
私はリビングで使っていますが、雰囲気よく家使いもOKです!
収納サイズ | 35 × 10 × 12 cm |
重量 | 980 g(本体重量) |
耐荷重 | 145 kg |
ヘリノックス チェアゼロ
ヘリノックス チェアワンの超軽量バージョンです!通常のチェアワンが790gに対し、こちらが490gなので、3/1以上は軽量化していることになります。キャンツーだとチリツモで総重量が増えがちなので、一つ一つが軽くなるのは嬉しいです。
そして、ヘリノックスだからこその対荷重の高さがあります。軽量チェアを安くで買おうとするとすぐに使えなくなることが多い中、この椅子はずっと使っても壊れにくい特徴は流石!と言えます。
収納サイズ | 35 × 10 × 12 cm |
重量 | 490 g(本体重量) |
耐荷重 | 120 kg |
A-LITE メイフライチェア
こちらは座面高が地面とほぼ同じの低座チェアです。収納サイズが小さく、バイクので運搬性に優れています。立ったり座ったりを頻繁に繰り返す場合には向いていませんが、座り心地が良く、バイクツーリングに最適な椅子だと思います。
個人的に、ヘリノックスのグランドチェアより収納サイズがスッキリしているので、持ち出す頻度はこちらの方が多いかもしれません。
収納サイズ | 29.2 × 10.8 × 10.8 cm |
重量 | 720 g(本体重量) |
耐荷重 | 113 kg |
HELINOX グラウンドチェア
同じくこちらも低座チェアですが、ヘリノックスならではの座り心地が特徴のモデルです。
軽いので、これもバイクの積載が容易です。座り心地で言えば、私はメイフライチェアより、グラウンドチェアの方が好みです。(深く、ずっしり座れる感覚がグラウンドチェアにはあります)
収納サイズ | 30 × 11 × 11 cm |
重量 | 615 g(本体重量) |
耐荷重 | 120 kg |
エアマットを椅子にする
寝るときだけ使うマットがチェアになるので、道具がコンパクトになる!
エアマットの耐久性に依存するため、無理な圧力がかかると、エアマットが破れる可能性あり
エアマットを座椅子にするウルトラライトな座椅子で間違いなく収納サイズは最小です。なんといっても寝るだけにしか使わないエアマットを椅子にするのですから、一石二鳥とはまさにこのことです。
持っていける荷物の量が限られるからこそ、こういったアイテムは便利ですし、魅力的ですね。
収納サイズ | 49 × 7 × 7 cm |
重量 | 230 g(本体重量) |
耐荷重 | マットによって変わる。あまりラフには使えない |
木製フレームを組み立てる
うまく活用すれば、荷物の邪魔にならない(キャリアベースとして使う)
座り心地は、あまり良くない
座り心地もまずますながら、組み立てが早く使い勝手が良い椅子です。
バイクだと不向きと思われがちですが、バイクの装備と荷物の量によっては積載しやすいのがこのタイプの椅子です。
チェアをベースプレートとして活用し、キャリアに取り付ければ、椅子にもなるし、キャリアベースにもなります。
使って感じる気になる点3選!
大まかな椅子の分類を確認したところで、私がキャンプに椅子を持って行って気になった点を解説します。
サイズの比較
持っている椅子の収納サイズの比較です。
写真左からヘリノックスのコンフォートチェアとグランドチェア、A-LITEのメイフライチェアのサイズ比較です。
どれもサイズが小さいながらも座り心地の良いモデルばかりですが、個人的にはローチェアのコンパクトさがとっても使い勝手がよく気に入っております。
中でもメイフライチェアはスッキリしてて、パッキングしやすい!
椅子が低いと、テーブルの高さも低くできるので、結果として全体の荷物の量を減らすことが可能です。
脚先の形状
ヘリノックス始め多くのコンパクトチェアで採用されている脚先の形状ですが、地面が柔らかいと沈みこみやすいですね。
グラウンドチェアの接合部は複雑な形状をしているので、土が挟まって掃除しにくいです。これはもう少しスッキリした形状へのアップデートを願いたいところ!
メイフライチェアは個人的に合格点。掃除もしやすいし、地面にも沈みこみにくいです。
それぞれに特徴がありますね!
とはいえ、これが原因で使わないのはもったいない話!トータルで評価してあげてください。
焚き火での使いやすさ
焚き火は上から見下ろすのが、薪をくべるにも火を使って作業するにもちょうどいいんですが、ローチェアはその作業がやりにくくなります。
荷物に余裕あったら、チェアワンとかコンフォートチェア持っていきます!
以上、キャンツーに最適な椅子の解説でした。
- それぞれの椅子により用途が異なる。焚き火優先or軽量で比較!
- 足の形状で掃除のしやすさも変わってくる
- 軽量な椅子は風で飛ばされやすいから注意してね!
イスがあれば、ラーツーにも行けるようになるので、お気に入りの道具を持って出発しましょう!笑
下記の記事では軽量ローチェア5点を実際に座って比較した記事になります!
椅子以外のオススメキャンプ道具は下記でご紹介しています。
最後までご覧いただきありがとうございます!
この記事が椅子選びの参考になれば幸いです!