ヘリノックスのグラウンドチェアをレビューしていきたいと思います。
ちなみに私のグラウンドチェアの座面は風で焚き火台の上に飛んでしまい、残念ながら溶けて使えなくなってしまいました。。
溶けた部分を生地を変えて作っています。そのため以下は仕様が一部異なりますことご了承ください。
目次
ヘリノックスのグラウンドチェアの魅力3選!
座り心地がとても良い!
グラウンドチェアは座ったときに包み込まれるような印象を受けます。
ローチェアの比較としてA-LITEのメイフライチェアと比較します。
座面の高さは同じですが、座面先端の高さはグラウンドチェアのほうが高く(写真右)メイフライチェアのほうが低いです(写真左)
座面先端の高さが違うと、グラウンドチェアは深く座れる印象で、メイフライチェアは少し浅いです。
個人的にはグラウンドチェアの深い座り心地は好きですが、ネットの意見を見ていると、メイフライチェアのほうが座りやすいとの意見もあります。
軽量・コンパクト
ヘリノックスのグラウンドチェアは軽量・コンパクトなのが特徴です。比較対象となるのは同じくヘリノックスのチェアワンです。
グラウンドチェア | チェアワン |
---|---|
649 g (実測、収納袋込み) | 956 g (実測、収納袋込み) |
チェアワンも軽い分類のチェアですが、それでもこの差!十分に軽いですね。
設営が簡単
ヘリノックス始め、この手のフレーム+座面の椅子は設営が簡単ですが、このグラウンドチェアも設営が簡単で、使いたいときに取り出して、すぐに使える仕様になっています。
ヘリノックス|グラウンドチェアのスペック・設営・収納
収納サイズ | 11×11×30cm |
重量(座面/フレーム) | 615 g スタッフバッグ込:640 g |
座面の高さ | 22 cm |
耐荷重(静荷重) | 120 kg |
軽量な椅子ですが、その耐荷重は120kgと非常に強いことがわかります。
また、座面の高さは低いのですが、座ってみるとなかなかの深い座り心地であることに驚きます。
このグラウンドチェアのフレーム形状だからできる座り心地があります。
設営方法
収納袋から取り出すと、座面の裏に組み立て方法が印刷されています。
フレームはフレーム内側を通るゴムコードで自動ではまる箇所もありますが、形状が少し複雑なので、組み立てが必要です。
コの字を作ってからはめ込むとスムーズに取り付けが出来ます。
差し込みが甘いとテープが見えている状態です。
テープが隠れるまで差し込むとフレームは完成です。
座面には上がシルバー、下は黒のテープがついていますが、フレームには色がついていませんので、毎回どちらが上か少し悩むところではあります。座面についているロゴがある方を上にして取り付けます。
四ヶ所フレームのエンドを座面に差し込んでいきます。2箇所はすんなりはまるかと思いますが、3箇所目、4箇所目は力が必要です。
完成しました。構造はシンプルですが、少し組み立てのコツが必要です。
収納形状
グラウンドチェアはフレーム形状から少しデコボコした収納となります。
収納袋について
グラウンドチェアの収納袋は本体とは違う薄くて軽い生地で作られています。
口の紐も閉めやすいです。口の周囲は本体サイズより少し大きめに作られているので、出し入れが簡単にできるので、収納袋としてスペックが高いです。
キャンツーに最適な椅子の仕様について、他の種類の椅子む確認しておくと最適な椅子を選べるかと思います!
ヘリノックス|グラウンドチェアの気になる点
脚は泥が詰まりやすい
キャンプ場で使うと少なからず脚の先が汚れます。
形状によっては土がパーツの隙間に入り込んで掃除が大変なこともあります。
グラウンドチェアに関しては
脚に少し複雑な形状のパーツを採用しています。その為泥汚れが入り込んだりすると掃除が結構大変です。
テーブルはローテーブル推奨
座面が低いからこそ、テーブルも低いものの組み合わせが相性が良く、全体の荷物量を減らせます。
ローチェアだからこそ、ローテーブルの組み合わせが相性良しです。
焚き火と一緒に使うなら、火の粉に注意
グラウンドチェアは「軽量&ポリエステル」ということで、
- 風に飛ばされて焚き火へダイブ
- 火の粉が飛んできて、座面に穴が開く
ということがあります。焚き火と合わせて使う時で席を離れる際は、毛布を椅子の上に置いておくことをオススメします!(経験談)
軽量ローチェアと比較する
Helinox グラウンドチェア | Helinox フェスティバル チェア | Helinox インクライン チェア | SEA TO SUMMIT エアチェア R | Snowpeak グランドパネル チェア | THERMAREST トレッカーチェア | A-LITE メイフライチェア | |
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価格(税込) | 12,650円 | 14,080円 | 16,280円 | 5,390円 | 12,100円 | 5,500円 | ー (廃盤) |
製品重量 | 615 g | 1,150 g | 1,291 g | 230 g | 1,900 g | 290 g | 720 g |
収納サイズ | 11 × 11 x 30 cm | 15 × 14 x 51 cm | 15 × 15 x 51 cm | ー | 20 × 48 × 11 cm | ー | 11 × 11 x 30 cm |
対荷重 | 120 kg | 100 kg | 145 kg | ー | ー | ー | 113 kg |
グラウンドチェアはフレームを用いた椅子の中では最も軽い仕様になっています。そして何より座り心地は最も良いと感じるので、軽量なローチェアを探しているなら、間違いなくグラウンドチェアはお勧めできるアイテムです。
ヘリノックス|グラウンドチェアはコンパクト・座り心地が決め手!
グラウンドチェアはとにかく座り心地が良く、くつろげます。収納性に関しては別で紹介しているメイフライチェアのほうが良いですが、どちらも捨てがたい存在です。パッキングがシビアなバックパックならメイフライチェアを持っていくかもしれません。
以上、ヘリノックス・グランドチェアのご紹介でした。
下記記事ではローチェアに絞り軽量ローチェア5点を実際に座って比較した記事になります!
最後までご覧いただきありがとうございます!
この記事が椅子選びの参考になれば幸いです