スノーピーク|マイクロマックスウルトラライトを選ぶ理由【レビュー】”地”との違い

「スノーピークの隠れた名バーナーを紹介します」

スノーピークのバーナーのラインナップなら、私は迷わずマイクロテックスウルトラライトを選択しますが、世間ではギガパワーストーブ”地”の方が売れています。

そこで私がなぜマイクロマックスウルトラライトを選んだのか、様々な視点と経験と実験から徹底解説したいと思います。

ちなみに、この他にも各種バーナーを所有しており、いろいろ比較しながら燃焼テストもしているので、ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

目次

スノーピーク|ギガパワー マイクロマックスウルトラライトが優れている点4選!

始めにスノーピーク|ギガパワー マイクロマックスウルトラライトの特徴について解説します。

Snowpeak
ギガパワー
マイクロマックス
ウルトラライト
Snowpeak
ギガパワー
ストーブ”地”
Snowpeak
ギガパワー
ストーブ”地”
オート
定価¥7,590(税込)¥5,280(税込)¥6,820(税込)
最高出力3.3kW(2,800kcal/h)2.9kW(2,500kcal/h)2.9kW(2,500kcal/h)
重さ56 g75 g81 g
イグナイターなしなしあり
ガス量調整なしなしなし
選ぶポイント軽量モデル!値段が安い!点火装置あり!

ギガパワーストーブシリーズは2022年に値上げ

スノーピークのシングルバーナーのラインナップでは上記3つのモデルが軽量モデルとして展開されています。その各モデルの特徴はリストの最後に書いている通りです。この中でもマイクロテックス ウルトラライトは4つの魅力があります。

Snowpeak|ギガパワーマイクロテックスウルトラライトのここが魅力!

上記のモデルの特徴をピックアップしながら、マイクロマックスウルトラライトの優れている点を解説します。

最も軽量・コンパクト

スノーピーク|ギガパワー マイクロマックスウルトラライトはシリーズの中で最も軽量なバーナーです。

写真右側が今回紹介しているスノーピークのバーナーです。特にバーナーヘッドの径が小さく、五徳をコンパクトにまとめた際の小ささが特徴です。

手の平にすっぽり収まる大きさなので、飯ごうにも難なく収まるのが特徴です。隙間があれば、さっと収納できるのはコンパクトバーナーならではの収納方法ですね!

出力が強い(お湯が早く沸く)

出力はシリーズ中、最も強い2,800kcal/hです。その威力については

Epigasのチタンクッカーとの組み合わせで、300mlの水を沸かすのにかかった時間はおおよそ2分12秒と非常に早い時間で沸かすことができました。

特にバーナーの仕様上、炎は真上ではなく斜め上に出るので、

クッカーの底が広いもので湯を沸かすとすごく速く湯を沸かすことができます

一方、底の狭いクッカーで湯を沸かすと炎が逃げてしまうので少し効率が悪くなってしまいます。

耐風性にも多少優れている

こちらもシリーズの中では最も耐風性に優れており、ゴトクが風防の役割になっています。ゴトクは3枚のプレートで構成されているので、

真横から風が吹いた場合、残りの2/3のエリアは風の影響を受けにくい仕様です。コンパクトながら、山岳でも使えるほどの優れたスペックを持ち合わせているのです。

チタン色は美しい

最後に見た目の話ではありますが、チタンのプレートを使っているので、使用に伴う焼き色がかっこいいです。こういう仕様は性能にはあまり影響がない範囲(軽くなるメリットはあり)ですが、所有感がぐんと上がります。笑

ギガパワーストーブ”地”が優れているなと感じる点

お伝えした特徴に惚れて、私はギガパワー マイクロマックスウルトラライトを購入したわけですが、”地”の仕様の方がいいな!と思うポイントもあります。

4本ゴトクの方が安定している

4本ゴトクで安定性良!

使い勝手は4本ゴトクに軍配が上がります。小さなカップで湯を沸かす程であれば3本ゴトクでもなんら不自由さを感じませんが、これがフライパンや少し大きな鍋になると、3本ゴトクの不安定感が増します

4本ゴトクは使い勝手が重視されるキャンプ等での使用においてオススメです。

ハードケースがついていて、コスパに優れた最良の選択

ギガパワー ストーブ”地”には携帯に便利なハードケースが付いています。これによりバーナーの破損を防ぎ、携帯においても気楽に持ち出せます

バーナーはそう簡単に壊れるような仕様ではありませんが、強い衝撃などが加わると破損の可能性もあるので嬉しい内容ですね!


以上から、使い勝手を重視するなら、ギガパワー ストーブ”地”を私は購入します。

スノーピーク|ギガパワー マイクロマックスウルトラライトの実力を実験で確認!

スノーピーク|ギガパワー マイクロマックスウルトラライトを用いた燃焼テストをしてみたいと思います!

水温は10℃、気温は15℃

で計測したいと思います。

WAQ|シングルカップは3分24秒

WAQのシングルカップでは、火力を受け止める底が小さいため、多少効率が落ちる為か沸騰までに時間がかかる結果となりました。

それでも水温が低い中でのこの沸騰時間なので、やはり火力が大きいのは正義ですね!クッカーのスタッキングについては下記でレビューしています。

モンベル|アルパインクッカー スクエア13は2分12秒

同じ条件でクッカーを変えた結果は、より速く湯を沸かすことに成功しました。大火力のバーナーと火をしっかり受け止めることができる底の大きなクッカーの組み合わせは正に最強ですね!

アルパインクッカー スクエア13は袋麺がそのまま入るし、今回紹介しているバーナーなら収納も全く問題ないので、使い勝手が◎ですね!こちらも下記記事でレビューしています。

ギガパワー マイクロマックスウルトラライトの仕様

続いて、バーナーの仕様について確認したいと思います。

Snowpeak
ギガパワー
マイクロマックス
ウルトラライト
定価¥7,590(税込)
最高出力3.3kW(2,800kcal/h)
重さ56 g
イグナイターなし
ガス量調整なし
選ぶポイント軽量モデル!

点火装置はついていない

点火装置はついていないので、ライターやマッチの携帯が必須です。もし忘れてしまった場合は点火ができなくなるので注意が必要です。

点火装置がついているモデルで、コスパに優れるモデルとしては、SOTOのアミカスが代表になります。

ツマミは操作しやすく収納式でコンパクトになる

ガス量を調節するためのツマミの動作はとてもスムーズで

ツマミは本体に収まる仕様です。収納する際の抵抗も他のバーナー類に比べて軽い力で操作出来るので扱いやすいです。

少しでもコンパクトにするなら、この仕様は今や必須ですね。

ゴトクの形状に工夫あり

ゴトクは2段階で拡張させることができます。

ゴトクを拡張しない状態でもシエラカップ程度であれば十分使用可能です。

展開した際のゴトクの先は若干角度がついているので、ゴトクからのカップ等の外れにくさにが少しでも貢献している仕様になっています。

シングルバーナー対決!各社比較します

次に、各社のバーナーを比較します。私の中で比較対象となるのはSOTOIWATANI PRIMSSnowpeakかなと思うので、これらを比較します。

Snowpeak
ギガパワー
マイクロマックス
ウルトラライト
Snowpeak
ギガパワー
ストーブ”地”
IWATANI PRIMS
P-153
IWATANI PRIMS
P-115
SOTO
アミカス
SOTO
ウインドマスター
定価¥7,590(税込)¥5,280(税込)¥10,450(税込)¥8,250(税込)¥5,500(税込)¥8,500(税込)
最高出力3.3kW(2,800kcal/h)2.9kW(2,500kcal/h)4.2kW(3,600kcal/h)2.5kW(2,100kcal/h)3.0kW(2,600kcal/h)3.3kW(2,800kcal/h)
重さ56 g75 g116 g57 g81 g67 g(3本ゴトク)
87 g(4本ゴトク)
イグナイターなしなしありありありあり
ガス量調整なしなしなしなしなしあり
ガス消費量245g / h170g / h
2022/02 時点

以後は私の考察です。より深く比較してバーナーを選びたい場合は、下記も含めてご検討ください!

火力の強さならPRIMS|P-153がライバル

Snowpeak
ギガパワー
マイクロマックス
ウルトラライト
IWATANI PRIMS
P-153
定価¥7,590(税込)¥10,450(税込)
最高出力3.3kW(2,800kcal/h)4.2kW(3,600kcal/h)
重さ56 g116 g
イグナイターなしあり
ガス量調整なしなし
ガス消費量245g / h

表で見ると最も火力の強いプリムス|P-153が速く湯が沸くことになるでしょう。そのため、火力重視で言えば、P-153の選択が良いです。

ただし、必ずしも火力が強いことでお湯が速く沸くかというと必ずしもそうならない場合があり、具体的には

  • クッカーの底が大きい方がお湯は速く沸く
  • 炎の出方による温め箇所の違い
  • 風や燃焼時間によるガス缶の温度変化

様々な要因からお湯の沸く速度が決まります。ただし、大火力に勝るものはなく、最終的には火力の強さが勝ってしまうシーンもあります。笑

速くお湯を沸かすなら、現状はJETBOILが導入のしやすさを考えて最良の選択です。

軽量・コンパクトならPRIMS|P-115

Snowpeak
ギガパワー
マイクロマックス
ウルトラライト
IWATANI PRIMS
P-115
定価¥7,590(税込)¥8,250(税込)
最高出力3.3kW(2,800kcal/h)2.5kW(2,100kcal/h)
重さ56 g57 g
イグナイターなしあり
ガス量調整なしなし
ガス消費量170g / h

軽量コンパクトさえ言えば、プリムス|P-115も負けていません。コチラは点火装置がついて57gなので非常に軽量バーナーといって良いでしょう。

ただしPRIMS|P-115は火力においては若干劣るので、お湯を速く沸かすならスノーピークに軍配が上がります。

イグナイターは突然壊れる

点火装置(イグナイター)がついているモデルもあれば、ついていないモデルもあります。私なりの結論は点火装置は不要です。というのも、点火装置はある日突然使えなくなることがあるからです。

そのため、点火装置がついていても、ライターやマッチ等の携帯をオススメします。

ただ、頼みのライターを忘れるとお手上げなので、バックアップでバーナーに点火装置がついていても良いとも思います。

使い勝手の良さはSOTOのウィンドマスター

Snowpeak
ギガパワー
マイクロマックス
ウルトラライト
SOTO
ウインドマスター
定価¥7,590(税込)¥8,500(税込)
最高出力3.3kW(2,800kcal/h)3.3kW(2,800kcal/h)
重さ56 g67 g(3本ゴトク)
87 g(4本ゴトク)
イグナイターなしあり
ガス量調整なしあり

SOTO|ウィンドマスターなら点火装置やガス缶が冷えた際の出力低下を抑える機能もついており、使い勝手においては非常に優秀なバーナーです。

また、バーナーの耐風性は高いに越したことはありません。バーナーによっては、風によって熱がクッカーに伝わらないものもあり、そうなると一向にお湯が沸かないなんてことも十分にあります

ウィンドバーナーのヘッドはすり鉢状なので風の影響を受けにくい仕様です。ただ、使うにしても出来るだけ風の影響を受けない工夫は最低限すべきだと思います。

ウィンドスクリーンの積極的な活用を!

ウィンドスクリーンを使えばかなり耐風性が上がるので、使わない手はありません。

シングルバーナーの場合はガス缶との関係性もあり、バーナーヘッド部はかなり上になります。スクリーンの背丈が低いと使う意味がなくなってしまうので、出来る限り背丈の高いスクリーンを使うべきです。

お湯を最速で沸かしたいならJETBOIL

気温が低い中でのバーナーの使用は、ガス缶が使うことによって冷えて、バーナーの出力が低くなってしまいます。よって、出来る限り短時間でお湯を沸かすに越したことはありません

JETBOILは短時間で素早く湯を沸かすことが出来るモデルです。ガス缶が冷え切る前に、湯を沸かそう!そういう魂胆です。笑

詳しくは下記でジェットボイルの徹底解説をしているので、合わせてご覧ください。

【結論】私ならSOTOウインドマスターを選ぶ

マイクロマックスウルトラライトじゃないんかい!とのツッコミを受けそうですが、バーナーを初めて買うなら、オススメしたいと思います。

スペックについての比較は下記の通りです。

Snowpeak
ギガパワー
マイクロマックス
ウルトラライト
SOTO
ウインドマスター
定価¥7,590(税込)¥8,500(税込)
最高出力3.3kW(2,800kcal/h)3.3kW(2,800kcal/h)
重さ56 g67 g(3本ゴトク)
87 g(4本ゴトク)
イグナイターなしあり
ガス量調整なしあり
モデルの特徴!超軽量!火力も強いどのようなシーンでも使いやすい性能

ウィンドマスターは耐風性に優れ、別売りの五徳を使うことで4本五徳にも出来ます。バーナーの出力はどちらも同じですが、使うカップが小さい場合は、炎の出方からウィンドマスターの方が速く湯が沸くと思われます。

また、低温時にガス缶が冷えた際の出力低下を抑えるマイクロレギュレータ機能が備わり、気温が低いとき、そして長時間使用するときの性能がハイスペックです。

その上で、私なら

  • 収納サイズを最もコンパクトにしたいとき
  • 火力が強く、多少の風があっても使えるタフさ
  • 短時間で一人分の湯をさっと沸かすだけ!

の視点で、マイクロマックスウルトラライトを選びます。

ギガパワー マイクロマックスウルトラライトのここがダメ!

ただし、残念ながらギガパワー マイクロマックスウルトラライトにも欠点はあります。数は少ないですが、紹介します。

ネジのマシ締めが必要

私のモデルは使っているうちにガタつきが出てくるようになりました。軽量ゆえ、ネジ止めの簡易化の設計が原因でしょうか。

この場合はネジを締め直すだけで問題は解決します。この時、+ドライバーは精度のあるドライバーを使うようにしてください。舐めてしまわないように注意が必要です。

4本ゴトクで最軽量を目指して欲しい

不満というより、欲求ですね。

ギガパワー マイクロマックスウルトラライトは3本ゴトクです。個人的には使うクッカーが小さければ全く不自由さを感じませんが、クッカーが大きいと、多少の不安定感を感じます。

3本ゴトクにより超軽量を達成している製品ですが、今後のアップデートに期待するところとしては4本ゴトクで軽量(最軽量でなくても良い)を目指して欲しいな、と思うモデルとなっています。

スノーピークのガス缶のラインナップについて

スノーピークのガス缶は下記のシリーズが展開されています。

ギガパワーガス250
プロイソ
ギガパワーガス250
イソ
ギガパワーガス110
プロイソ
ギガパワーガス110
イソ
価格¥660(税込)¥550(税込)¥517(税込)¥440(税込)
成分
(割合非公開)
液化プロパン:
液化イソブタン:
液化イソブタン:
液化ブタン:
液化プロパン:
液化イソブタン:
液化イソブタン:
液化ブタン:
プロパンガス

約ー40℃以上で気化します

イソブタンガス

約ー10℃以上で気化します

ブタンガス

約0℃以上で気化します

どのようなシーンでガス缶を選択するかについて解説します。

秋・冬キャンプならプロイソ一択

プロイソシリーズはプロパンガスが入っていることで、気温の低い季節でも出力低下が起こりにくいガス缶となっています。そのため、冬場においてはプロイソ一択です。

ただし、その成分の割合の公表はないので、どれぐらいの時間使えるのかは分かりません。ちなみにプリムスのハイパワーガスであれば

  • プロパンガス:約25%
  • ブタンガス:約75%

の割合で入っており、スノーピークのガス缶もおそらく同程度入っているものと思われます。

気温20度以上を目安にイソを選択

イソシリーズはプロパンガスが入っていません。成分は「液化イソブタン・液化ブタン」の組み合わせです。主に春〜夏場での仕様がメインとなるガス缶です。


スノーピークのガス缶の成分がどれぐらいの割合で入っているのかは不明ですが、プロパンが入っていても600円なので、比較的価格は安く抑えてある印象を受けました。

それはキャンプ用品でのガス缶の需要が大変に大きく、コストを下げられるのが影響しているかもしれませんね。

追記

2022年2月に値上げし、お得感は若干和らぎました。

スノーピークのバーナーとあわせて使いたいアクセサリー

最後に、バーナーと合わせて使いたいアクセサリー類の紹介をして終わりたいと思います。

SOTO|マイクロトーチ

バーナーには点火装置がないので、ライターの携帯は必須です。中でもSOTOのマイクロトーチはガス缶からのガス充填が可能なモデルなので、半永久的に使用することが可能です。

OPTIMUS|ウィンドスクリーン

より燃焼効率を上げるならスクリーンの携帯は必須です。ウィンドシールドはクッカーとの携帯で邪魔にならない製品となっているのでオススメです。


以上スノーピーク|ギガパワー マイクロテックスウルトラライトのレビューでした!ご紹介した通り超軽量なバーナーで携帯するにも邪魔にならないし、火力が強いしで使い勝手が非常に良いバーナーです。

最後までご覧いただきありがとうございます!

この記事が、シングルバーナーをご検討されている方の役に立つ記事であれば幸いです!


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