Naturehike|LEDランタンはバッテリーを備えたコンパクトランタンです。本来の使い方である照らす以外に外部への出力が可能なので携帯の充電も可能です。
以前紹介したソーラーランタンは最小限のランタンでしたが、このランタンはより高性能です。
LEDランタンにバッテリー機能が付いているのは他のメーカーからも出ているので、この記事ではレビューおよび他社製と比較した際のNaturehikeの魅力について解説します。
目次
Naturehike|LEDランタンの優れている点
バッテリーで1台2役の優れもの
このランタンは9,000mAhもの内蔵バッテリーが含まれています。
以前はバッテリーとランタンを別々に持ち歩く必要がありましたが、この製品を買うとひとつで済みます。
9,000 mAhあればランタンとして使いながら、携帯を一回フル充電できる容量があります。
ランタンを使いながらの外部給電も可能です。
1,300 ルーメンは必要十分
コンパクトながら1,300 ルーメンもの明るさはソロキャンプどころか、数人いるグループキャンプでも全体を明るく照らすほどの光量があります。
5M先も十分確認できる視認性です。光量の調整ができるので、ソロで使うシーンにおいても最適な明るさにできます。
LEDランタンを使っていて感じる気になる点
ベルトはハードなものが使いやすい
Naturehikeのランタンは本体に通したベルトをテント上部にぶら下げて使うことが想定されています。
他社品になるとハンドルを使ってテーブルの上に好きな角度で立てかけることが可能です。Naturehikeだど、これができません。
本体が真四角なので机の上におくことはできますが、振動で倒れてしまうので使い勝手はあまりよくありません。
三脚も携帯するとなると収納サイズが気になる
Naturehikeでは3脚に使われるネジをサポートするので使いやすい角度にできるものの、3脚を携帯するとなると収納サイズも僅かながら大きくなるし重たくもなるので、ハンドルがあらかじめランタンに組み込まれている方が良いと感じます。
Naturehikeのランタンはソフトハンドルなので、使い勝手は少し劣るかなと感じます。
Naturehike|LEDランタンの仕様
サイズ | 8.5 × 8.5 × 2.6 cm |
バッテリー | 9,000 mAh |
重さ | 235g |
白色光 自然光 暖かい黄色 | 5,900 K 4,300 K 2,900 K |
外部出力 | 可能 |
9,000 mAhもあるので、一晩フルパワーで使い続けることも可能です。
付属品
収納ケースがついています。持ち運びの際にこのケースに入れると故障する原因から本体を保護できます。バイク移動の際は入れておきたいですね!
付属品に関しては、三脚・カラビナ・ベルト・充電ケーブルとなっております。
充電ケーブル
ケーブルの規格はUSB Type-C / mini USB / Lightningになっていて、漏れなくどの規格にも対応しています。
ベルト
ランタン本体には付属のベルトが通せるようになっています。
吊り下げる際はカラビナを通して使用することもできますし、ベルトをランタンハンガーに引っ掛けることも可能です。
小ネジ対応
ランタンの本体には小ネジが取り付けられているので、ここに付属のランタン用三脚を取り付けることが可能です。
また付属の3脚だけでなく、多くの3脚にも取り付けが可能となっています。
明るさ
1,300 ルーメンもの明るさを備えているのでキャンプで使う分には必要十分な明るさです。
色は左から電球色、昼光色、昼白色の三段階切り替えとなっています。キャンプ場で使うには、暖色が雰囲気合って良いですね。
重さ
重さはカタログで235gです。実寸で
製品重量:231g
でした。ほぼ正確な数値といえます。
Ankerの10000mAhのバッテリーの重さは194gでした。バッテリー+37gで照明機器がついているのは荷物を軽くする上では重要度の高いポイントです。
大きさ
大きさに関しては真四角の形状なので扱いやすいのですが、何より厚みが薄いのがポイントになります。
テントの天井など、すっぽり収まるサイズ感で使いやすいです。
操作性
スイッチは一つなので迷うことはありません。が、明かりを灯すときはダブルクリックで点灯します。ダブルクリックって経験があまりないから、実際はちょっと戸惑うと思うのは私だけでしょうか。
一度のクリックだと、バッテリーの残量を示すモードになります。四つのゲージで残量を確認できます。
電源の仕様
入力に関してはmicro-USBとなっています。
端子部は蓋で水がかからない仕様になっています。
Naturehike|LEDランタンを他社と比較
Naturehike|LEDランタンを他社のモデルと比較します。表記はカタログ値です。
Naturehike | LUMENA | Superway | 廃盤 WAQ | |
---|---|---|---|---|
価格 | 実売:¥5,999 | ¥12,100 | 実売:¥6,999 | ¥9,980 |
重さ | 235 g | 220 g | 350 g | ー |
明るさ (最大) | 1,300 ルーメン | 1,300 ルーメン | 1,200 ルーメン | 1,000 ルーメン |
色温度 | 昼白色 昼光色 電球色 | 昼白色 昼光色 電球色 | 昼白色 昼光色 電球色 赤色点灯 | ー |
充電容量 | 9,000 mAh | 10,000 mAh | 13,400 mAh | 10,000 mAh |
サイズ(mm) | 86×86×26 | 92×92×28 | 108×96×30 | ー |
今回ご紹介したNaturehikeのランタンはLUMENAに外観や性能がそっくりです。
Naturehikeの良い点
何より値段が安いです。
Naturehikeのディティールは少々荒い部分もあります。しかしLUMENAよりは価格が安いし、使ってみると明るさやサイズのコンパクトさは満足したしでコスパに優れています。
LUMENAの良い点
LUMENAは丸みのあるデザインにハンドルが付いたスッキリしたデザインです。登場してから数年たちますが、古さを感じることがない上質な良いデザインです。
Superwayの良い点
先手LUNEMA、Naturehikeの2アイテムの良いとこ取り機能になっています。より大容量のバッテリーを搭載し、長時間使うことができる分、重量が100g程度増えています。
以前あったWAQも良い製品
WAQのランタンは以前真四角のモデルがありましたが、新しいモデルはサイズが大きくなりました。
今はWAQ LED LANTERN2になって、バッテリーの大型化&光量アップになっています。デザインがかっこいいですね!大型ランタンを買うなら、これがおすすめです。
価格を重視するなら良いアイテム
以上Naturehike|LEDランタンのレビューでした!
今回ご紹介したNaturehikeのこのランタンはLUMENAに似た作りなので、正直なところ模造品感が強いです。しかし、機能は素晴らしいので、このような製品が増えてLEDランタンが活性化すれば良いと思います。今後に期待したいです。
最後までご覧いただきありがとうございます!
この記事がランタン選びの参考になれば幸いです!