「キャンプツーリング用のシートバッグの違いについて知りたい!」
バイクでキャンツーに行くとなると、大型のシートバッグにキャンプ道具を積載するのがおすすめです。
125ccを想定し、シートバッグに全てキャンプ道具を入れれうように50L以上をピックアップしました。サイドバッグは使わない程で解説を進めます!
目次
シートバッグを使うメリットについて解説
シートバッグを固定しても中の荷物を取り出り出せる
ツーリング道中の買い出しにも対応!
引用:https://www.tanax.co.jp/motorcycle/bag.php
シートバッグのメリットはなんといってもこれ!バッグをバイクに固定したまま、荷の出し入れができるので、道中スーパーで買った食材などをサイドから入れることができます。あと出し入れするものとしてはレインウェアや飲み物・食材なども入れておけるので、大変便利です。
容量を可変できるから、荷崩れを気にせず使える
荷物が少し少ないときは狭くして荷が動かないよに!
引用:https://www.tanax.co.jp/motorcycle/bag.php
容量を可変できるモデルなら、食材を買い足す前は狭くしておいて、荷を追加する必要がある時に拡張することで、バッグの中の荷が動きにくくなる(隙間が少ない)メリットがあります。
長モノも収納が可能
トップケースは長細いものは少し苦手。。
キャンプ道具でコットを使う人は、シートバッグがあると良いです。Helinoxのコットは収納サイズが幅:68cmのため、収納するバッグを選びます。シートバッグによっては収納できないサイズもあるので注意が必要です。
小物を分けて収納ができる
撤収間際で使うもの入れに便利!
引用:https://www.tanax.co.jp/motorcycle/bag.php
荷の整理がし易いのもシートバッグの特徴です。特にサイドにある収納スペースは歯磨きセットなどを入れておくのも良いですし、グラウンドシートを入れておく場所としても最適で、使い勝手が◎です。
安定感が違う
ターポリンバッグは荷がずれ易い!
シートバッグは固定するためのフックがいくつかついているので、荷が動き難いように色々な方向から固定できるのが特徴です。特に悪路やカーブ中の荷のズレは最悪転倒に繋がるキッカケにもなりかねないので、しっかり固定することがとても大切です!
シートバッグを選ぶ上での基礎知識
基本はレインカバーを掛けて雨を凌ぐ
シートバッグは防水でないものが多いので、付属のレインカバーを使う必要があります。防水性を求めるのであれば、ターポリン製のバッグ、もしくはポリカーボネートなどの樹脂製のケースを選択すれば良いです。
防犯用に鍵がつけられる
ファスナーに小さな南京錠を取り付けできるものが多いです。これは停車中のいたずら防止です。シートバッグは簡単に開けることができる仕様なので、盗難は起こり得ます。私はツーリング道中にタンクバッグの中の物を盗まれたことがあるので注意です。
荷室に余裕は残しておく
キャンプ道具を全部入れれるぴったりの容量でバッグのサイズを選んでしまうと、買い出しの道具などを入れるスペースがなくなってしまうので、ワンサイズ上のサイズがおすすめです。
もしくはシートバッグ上部に荷を留めておける仕組みがあれば、ここに固定するのもありですね。
タナックス・ヘンリービギンズのシートバッグを比較!
125ccを想定し、シートバッグに全てキャンプ道具を入れれうように50L以上をピックアップしました。
タナックス編
グランドシートバッグ MFK-222
上下分割式のシートバッグです。下部はハードケースになっているので、リアシートに乗せた時の安定感が高いです。特に、リアキャリア及びリアシートの面積が狭い場合において有効です!単体でも使用ができるため、荷物の量に応じて様々な使い方が可能です。
メーカー希望小売価格 | ¥52,800(税込) |
色 | ブラック |
サイズ | 奥行:39 cm 横幅:60 cm 高さ:35 cm |
容量 | 70 L(上部:40 L +下部:30 L) |
最大収納容量 | 14 kg |
素材 | 上部素材:1680Dポリエステル 、PVCレザー 下部素材:ポリカーボネート |
キャンプテーブルシートバッグ MFK-268
シートバッグがテーブルになる意欲的なアイテムです。テーブルはかさばるので、こうして兼ねることができれば全体の荷物が減らせて良いですね。天板の高さが高いのもGoodです!
注意点は、テーブルを使っている間はシートバッグの開閉がし難いので、あらかじめ使うものは外に出しておくのが良いです。
メーカー希望小売価格 | ¥39,600(税込) |
色 | ブラック、カーボン柄、ブラウン |
サイズ | 奥行:37 cm 横幅:54 cm 高さ:30 cm |
容量 | 45 L |
最大収納容量 | ー |
素材 | ポリカーボネイト、1680Dナイロン |
フィールドシートバッグ MFK-101
左右にそれぞれ小さな収納スペースが付属し、グラウンドシートなどを別に収納しておける仕様です。バッグは拡張子きで、荷物の量に応じてバッグの大きさを変更できます。荷崩れしにくく、ハンドリングにも影響が少なそうです。左右のサイドバッグは外すことが可能です。
メーカー希望小売価格 | ブラック:¥22,000(税込) アクティブオレンジ:¥23,650(税込) アーバンブルー:¥24,200(税込) |
色 | ブラック、アクティブオレンジ、アーバンブル |
サイズ | 奥行:31 cm 横幅:47 cm 〜 67 cm 高さ:31 cm |
容量 | 39 L 〜 59 L |
最大収納容量 | 10 kg |
素材 | ブラック:680Dナイロン+PVCレザー アクティブオレンジ:680Dポリエステル+ターポリン アーバンブルー:680Dナイロン+ターポリン |
キャンピングシートバッグ2 MFK-102
75Lもあれば、入らないものはないでしょう!一番頼れるモデルです。製品に使われている生地は、上で紹介したフィールドシートバッグよりも堅牢な生地で耐久性もGoodです。初めはこのバッグに詰めるだけ詰めて、回数を重ねるごとに荷物をコンパクトにしてくのは良い方法です。
メーカー希望小売価格 | ブラック:¥25,300(税込) アクティブオレンジ:¥27,500(税込) アーバンブルー:¥28,600(税込) |
色 | ブラック、アクティブオレンジ、アーバンブル |
サイズ | 奥行:35 cm 横幅:62 cm 〜 82 cm 高さ:35 cm |
容量 | 59 L 〜 75 L |
最大収納容量 | 14 kg |
素材 | ブラック:1680Dナイロン+PVCレザー アクティブオレンジ:1680Dポリエステル+ターポリン アーバンブルー:1680Dナイロン+ターポリン |
ヘンリービギンズ編
CAMP SEAT BAG PRO LL DH-745
デイトナの容量可変式のシートバッグです。デイジーチェーン採用で、シートバッグ外にも荷物をテープ紐で取り付けることが可能です(落下に注意)
仕様に前ずれ防止機能があります。これは時にSSバイクに乗っている場合に特に有効に使え、荷がずれやすいバイクでも固定力高く使用できます。タナックスと比べると、バッグの高さがわずかに低く、少し低重心になるのがポイントです。容量も最大70Lなので初めてのバッグならこのモデルで間違いなし!です。
メーカー希望小売価格 | ¥26,400(税込) |
色 | ブラック |
サイズ | 奥行:32 cm 横幅:53 cm 〜 69 cm 高さ:32 cm |
容量 | 55 L 〜 70 L |
最大収納容量 | 14 kg |
素材 | ー |
CAMP SEAT BAG PRO L DH-744
上のモデルの容量が小さいタイプのモデルです。キャンプ道具が多少コンパクトになればコチラのモデルが扱いやすくてオススメです。
メーカー希望小売価格 | ¥23,100(税込) |
色 | ブラック |
サイズ | 奥行:32 cm 横幅:43 cm 〜 59 cm 高さ:28 cm |
容量 | 42 L 〜 56 L |
最大収納容量 | 10 kg |
素材 | ー |
ツーリングシートバッグWR DH-734
防水性があるので、ツーリング道中雨が降ってきてもレインカバーをかける手間がありません。しかし完全防水ではありませんので、長時間の雨天走行であればレインカバーは必要になります。
最大容量が55Lで容量可変式ではないので、キャンプ道具の総量を把握している人でないと使い勝手のイメージがしにくいです。
メーカー希望小売価格 | ¥28,600(税込) |
色 | ブラック |
サイズ | 奥行:32 cm 横幅:53 cm 高さ:30 cm |
容量 | 55 L |
最大収納容量 | 14 kg |
素材 | ー |
ツーリングシートバッグ LL DH-724
デイトナのスタンダードモデルです。PROモデルとの違いは前ズレ防止機能と荷室が変形しないようにする内側にある伸び止テープがない仕様です。
メーカー希望小売価格 | ¥24,200(税込) |
色 | ブラック |
サイズ | 奥行:32 cm 横幅:52.5 cm 〜 68.5 cm 高さ:30 cm |
容量 | 53 L 〜 70 L |
最大収納容量 | 14 kg |
素材 | ー |
ツーリングシートバッグ L DH-719
上のモデルの容量が小さいタイプのモデルです。キャンプ道具が多少コンパクトになればコチラのモデルが扱いやすくてオススメです。
メーカー希望小売価格 | ¥52,800(税込) |
色 | ブラック |
サイズ | 奥行:32 cm 横幅:41 cm 〜 57 cm 高さ:30 cm |
容量 | 44 L 〜 60 L |
最大収納容量 | 10 kg |
素材 | ー |
シートバッグを使うと荷物が一つにまとまるため、バイクへの積載が楽になります。併せて、バイクへの積載も確認しておけば、キャンプツーリングの積載に関しては万全の対策を行えますよ!
シートバッグを使う注意点について解説
紐は緩んでくるので、増し締めを行う
テープ紐でシートバッグを固定しますが、走行中に緩んでしまうことは起こり得ます。時々テープは増し締めを行い、荷が傾かないように注意しましょう!
荷は増やしすぎないように注意
シートバッグは拡張性が高いので、色々道具を積載できますが、多すぎる道具も注意点がいくつかあります。具体的には道具の容量を減らしていくことで得られるメリットは多く、
- バッグが小さくなることで、走りの不安定感が減る
- 普段持っていけない他の道具を持っていけるようになる(例えばよりリラックスできる椅子とか
キャンプ道具をより使い勝手のよい物にするには、多少なりの大きさアップが必要不可欠です。他のものがコンパクトになれば、シートバッグそのままでグレードアップできるのでオススメです
最終的には、荷物をコンパクトにすることで、バックパック一つでキャンプ道具が収まるぐらいにすることは可能です。
併せて積載が多いバイクでキャンプ場利用する際は、乗り入れのしやすさやバイクの操作性等の問題があるので、下記のバイクのためのキャンプ場選びを参照ください!
以上シートバッグの紹介でした!
この記事がキャンツーの参考になれば幸いです!