HONDA CB400SF SPEC3を50,000km乗って交換が必要なパーツをご紹介します

私は早6年目のバイクライフを送っていまが、その中で体験したバイクパーツの交換と、それにかかった費用を書いていきたいと思います。

はじめに、どのようなパーツ交換をしたのかは下記の目次でまとめています!

HONDA CB400SF SPEC3を50,000km乗って交換したパーツ

タイヤ交換

CB400SFではおおよそ1万kmごとにタイヤの交換を行なっていました。その時の費用はおおよそ4〜5万です。

タイヤは走ると摩耗しますが、バイクは左右に傾く乗り物のため、真ん中の磨耗による交換の場合もあれば、サイドが限界を迎える場合もあります。この場合、通常より早めの交換となります。

タイヤ交換を怠ると

  • タイヤの下地が露出する
  • 高速走行時にバースト(破裂)する

タイヤにトラブルが発生すると走れなくなりますし、転けて大ケガにつながります。

バイクが道路と接するのはタイヤだけなので、ここにトラブルが発生すると二輪の乗り物は不安定になります。定期的な確認と交換を忘れずに行いましょう!

タイヤ交換の目安

交換目安お店での交換費用
8,000km~10,000km3万〜

交換の目安としてはタイヤの種類とライダーの重さによって大きく大きく変化しますが、8,000km~10,000kmを目安に交換すると良いでしょう。

タイヤにはスリップサインが必ずあります。これはタイヤが磨耗して減るとスリップサインが表に出てくる仕様になっています。

これが表に出てくると交換が必要な限界となります。定期的に点検をして、スリップサインが出ていないことを確認したいですね。あと空気圧も!

エンジンオイル交換

CB400SFではおおよそ3,000kmごとにオイルの交換を行なっていました。自分で交換していたので、その時の費用はおおよ4〜6,000円となり、フィルターも交換すると+1,000円ぐらいです。

オイルの交換を怠ると、シフトペダルの引っ掛かりが多くなる印象があります。

バイクの車種により交換頻度は異なりますが、今まで乗っていたバイクの公式なアナウンスとしては10,000kmに一度の交換とされています。

オイル交換の目安

交換目安お店での交換費用
(オイル代含む)
3,000km~5,000km5千円〜

バイクは加速の良さ、そしてシフトフィーリングから快適な運転を楽しめる乗り物です。もし楽しく快適に乗るのであれば取扱説明書通りでなく、3,000kmで交換をするとシフトが気持ちよく入ります。笑

ブレーキパッド交換

バイクの場合はブレーキパッドの残量を目視で確認することが可能です。

パッドには溝がついているので、この溝がなくなると交換が必要な限界となります。

CB400SFの場合はフロントが2キャリパーあるので、ブレーキパッドを4枚使います。自分で交換する場合は前輪で6千円程度で交換できると思います。

ブレーキパッド交換の目安

交換目安お店での交換費用
(1キャリパー)
溝の残量が2mm以下なら要交換2千円〜

ブレーキパッドの交換時期を迎えると金属同士が擦れる音へと変化します。キーッという音ですね。これはパッドが完全に磨耗したのではなく、磨耗しきるひとつ手前のサインです。

交換を怠ると、ブレーキパッドのベースの金属とローター同士が擦れ、ローターの変磨耗、そして破損へと繋がります。

そこまで使い続けるとブレーキパッドの交換だけでは済まない状態になっていることもあります。

チェーン交換

CB400SFではおおよそおおよそ3万キロの時点で1度交換チェーンの交換を行なっていました。その時の費用はおおよそ1万円です。

チェーンはタイヤ交換時にチェーンの状態もチェックしてもらっており、限界を迎えたので交換しました。

チェーンの伸びは無理な加速をしなければ、結構伸びづらい印象がありますが、運転の仕方によって大きく変わる印象もあります。

チェーン交換の目安

交換目安お店での交換費用
交換時期を迎えたら3千円〜

チェーンの伸びを確認するには主に2つの方法があり

  • チェーンの伸びを確認する工具で測定
  • チェーンの張り調整を行い、インジゲーターが交換時期を示している

で確認することが可能です。詳しい手順については下記記事で解説しています。

フロントフォークオーバーホール

CB400SFではおおよそ3万kmでフォークのパッキンの交換を行いました。その時の費用はおおよそ3万円です。

フォークのインナーチューブにオイル滲みが現れたのと、パッキンも経年劣化でボロボロになったので交換しました。

フォークのパッキン類を交換するには、バイクからフォークを外し、すべてを分解してからでないと交換することができません。そのため、作業工賃が非常に高くなりやすいです。

交換後のフォークはブレーキに対してしっかり踏ん張っている印象があり、交換を怠るとバイクの本来の性能が落ちている印象があります。

フロントフォークのパッキン交換の目安

交換目安お店での交換費用
5,000km~10,000km1万〜

フォークのパッキンは少しでもひび割れが出てきたら交換すると良いと思います。少しと思っていたら、そこからのパッキン類の劣化の早さはすごいです。笑

ブレーキフルード交換

ブレーキフルードは油圧ブレーキのホースに入っている液体です。時間が経つと空気中の水分を含んでしまい、劣化します。そもそも空気に触れないようになってはいますが、それでも時間が経つと変色して劣化していることが判ります。

ブレーキフルードを交換すると、ブレーキタッチに変化がありました。交換後はブレーキレバーを握った分、ロスが少ないしっかりしたフィーリングに変化します。

ブレーキフルード交換の目安

交換目安お店での交換費用
(1ライン)
10,000km or 2年に1回2千円〜

お伝えした通り、限りなく劣化が進まないような構造ですが、劣化は進みます。

2年に1度は交換をお勧めします

クーラント交換

交換目安お店での交換費用
10,000km or 2年に1回5千円〜

クーラントは冷却水のことを差します。クーラントはエンジンを冷却する大切な役割のため定期的な交換が推奨されています。

シートカバー交換

シートカバーはバイクを青空駐車していると徐々に劣化し、生地が破けてしまいます。

破ける場所は、写真でいう角の部分が破れてきます。

表面が破けたシートは中のスポンジが見えた状態になり、見た目が悪い他にそこに雨などの水が入り込むことで中のウレタンの劣化が早まります。水分が残ったままだとカビの発生にもつながります。

あと座ったときに水が出てきたりします。雨が降っていないのに座った時にお尻が濡れていたら、シートの問題です。笑

シートカバーは針で留まっているので、張り替えならタッカーがあれば自分で交換が可能です。仕上がりに不安な方は張り替え専門のお店、そして純正の素材が良い場合はディーラーにてシートを購入するのが良いでしょう。

スパークプラグ交換

交換目安お店での交換費用
(1本あたり)
3,000km~5,000km1千円〜

スパークプラグは圧縮したガソリンに火を着けるパーツです。転倒などを繰り返すとガソリンがプラグについて、点火の付きが悪くなります。

交換後はエンジンのかかりが良くなりました。交換は車載工具を使って簡単に交換できますが、CB400SFは4つプラグがあり、特に奥まった2気筒・3気筒のプラグ交換が非常に手間です。

速度計ライト交換

メーターのライトが切れたことによる交換です。これはプラスドライバーがあれば交換できる場合があるので、作業は簡単です。

交換は白から青のLEDに交換したので、とてもクールに仕上がりました。これはカスタムとしても楽しめると思います。

今後交換が予想されるパーツ

5万キロ乗って、実際に交換したパーツは紹介した通りですが、今後乗るにあたり交換が必要になるだろうパーツのリストは下記の通りです。

フロント周り
  • ホイールベアリング
  • ステムベアリング
  • ブレーキディスク
  • クラッチワイヤ
  • アクセルワイヤ
エンジン周り
  • キャブオーバーホール
  • 腰上オーバーホール
  • クラッチ板
リア周り
  • ギア交換
  • ホイールベアリング
  • ハブダンパー
  • ブレーキディスク

このあたりから、相当な費用になることは覚悟しないといけませんね。


以上私のバイクライフにおいてのパーツ交換履歴でした。

2004年製造のバイクは15年経っても大きなトラブルなく動き続けました。(走行距離50,000km

これも定期的なメンテナンス、そして構造がトラブルが出にくいように設計してあることがポイントかと思いました。

CB400SFの重要なパーツは内部に設置されており、故障の原因となる雨や汚れに対して保護されている分、メンテナンスは少し大変です。

日頃の定期的なメンテナンスにより状態が悪化したうえでの交換は避けれています。また事前に交換することで支払いを分散できている点は大きいです。

下記の記事では、セルフメンテナンスを行う場合の手順について解説しています。

ご参考になれば幸いです!

最後までご覧いただきありがとうございます!

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