チェアツーは今や言わずと知れたチェアワンのハイバック仕様です。その上で、座面の高さも異なり、実際に座ると違いを感じられるアイテムになっています。
チェアワンより収納サイズは大きいのですが、快適度は圧倒的にチェアツーが良いです。具体的に、下記の需要に応える椅子になっています。
- キャンプ場にいる時間が長い
- 軽量なハイバックチェアを探している
キャンツーの際は、ツーリングも楽しみたいけど、キャンプ場で過ごす時間も楽しみたい!という時にオススメな椅子になっています。
そこでチェアワンとチェアツーの比較を踏まえた上でレビューしていきたいと思います!
目次
ヘリノックス|チェアツーのチェアワンにない魅力!
ハイバックでチェアワンにないくつろぎ時間!
左がチェアワン、右がチェアツーです。ご覧の通りチェアツーは背面が長いのが魅力です。
身長180cmの私が使っても、肩までホールドできるので、快適度はかなり高いです!
この状態で椅子の上部(フレーム)に頭を預けることが出来るので、寝ることも可能です。笑
早めにキャンプ場に着くようなキャンツーなら、チェアワンよりチェアツーの方が快適度は高いです。
座面が広く、より深い座り心地が良い
チェアワンとチェアツーの座面高はそれぞれ
チェアワン:35 cm
チェアツー:34 cm
と1cm差なのですが、実際に座ってみるとチェアツーの方がよりシート高が低く、深い座り心地であることに気づきます。
比較しても、座る部分がチェアツーの方が広いこともわかりますね。決してチェアワンの背面を伸ばしただけでないことがわかります。
チェアツーの使っていて気になる点
前傾が苦手なのでコンパクトテーブルは注意
チェアツーの場合深い座り心地なので、高さが低いテーブルとの相性はあまりよくありません。
テーブルを前にした時は、姿勢に少し無理を感じます。チェアワンと比較しても僅かながら違いを感じれます。
高さ30cm程度のコンパクトテーブルを使うなら
椅子のサイドにテーブルを置いて使うと使いやすくなります。使用しているテーブルはタクティカルテーブルSです。
軽量・コンパクトでキャンツーに最適なネット付きのテーブルになっています。
収納サイズが大きい
チェアワンと収納サイズを比べてみます。サイズに違いがあるので、
- キャンプ場の滞在時間
- 荷物の総量・重量
でどちらにするか選ぶと良いと思います!
よりコンパクトなものとしては同じくヘリノックス|グラウンドチェアです。これは低座チェアになりますが、収納サイズで比較すると大きな差になります。
荷物はコンパクトに限る!キャンツーなら良い選択肢になります。
チェアツーの仕様解説
改めてヘリノックス|チェアツーの仕様について確認します。
チェアツー | チェアワン | |
---|---|---|
価格 | ¥14,850(税込) | ¥11,550(税込) |
サイズ | W55 × D65 × H84 cm | W52 × D50 × H66 cm |
収納サイズ | W46 × D13 × H12 cm | W35 × D10 × H12 cm |
座面高 | 34 cm | 35 cm |
製品重量 | 1,070 g | 890 g |
耐荷重 | 145 kg | 145 kg |
チェアツーの製品重量は実測で
座面+フレームで1,092g、収納袋込みで1,218g
となっています。
背面はメッシュで蒸れにくい!
背面の熱がたまりやすい場所はメッシュなので、夏の使用においては快適に使えるポイントになります。キャンツーなら夏に行くことが多いので、何気に重要なポイントです!
のちに紹介するモデルではメッシュが使われていないシリーズもあります。
パイプ径はチェアワンと同じだから軽量
製品重量に直結するフレームは、チェアワンと同じパイプ径なので、チェアワンに対して180gの重量増にとどまっています。
ハイバックの仕様ですが、製品重量が軽量なのはバイクの積載にとってはメリットです。
収納袋は枕としても使用できる
スタッフバッグにはベルクロがついています。このベルクロはシートにもついていて、合わせることで枕として使用出来る仕組みになっています。
スタッフバッグにタオルを入れれば快適睡眠チェアになります。笑
身長が高いと、これが機能しないのは残念ポイントです。。
浅めに座れば、うまく機能しました。
スタッフバッグに収納しやすい
スタッフバッグは長辺側にファスナーがついているので大きく開口するうえに、スタッフバッグがメッシュで構成されているのでしなやかです。本体をスタッフバッグに収納しやすいのも快適ポイントです。
キャンツーに最適な椅子の仕様について、他の種類の椅子む確認しておくと最適な椅子を選べるかと思います!
チェアツーの仕様を他のモデルと比較!
チェアツーファミリーと比較
チェアツーと一言といっても、いくつかの種類があります。
チェアツー | チェアツーホーム | タクティカル チェアツー | |
---|---|---|---|
価格 | 14,850円(税込) | 18,480円(税込) | 18,480円(税込) |
収納サイズ | W46 × D13 × H12 cm | H42 × φ15 cm | H46 × φ15 cm |
座面高 | 34 cm | 34 cm | 34 cm |
製品重量 | 1,070 g | 1,149 g | 1,150 g |
耐荷重 | 145 kg | 145 kg | 145 kg |
基本的な耐荷重や座面高に違いはありませんが、シートの表情が異なり、チェアツーは背面にメッシュが使われているのに対し、ホームやタクティカルではメッシュの使われていないシートになっています。
またタクティカルチェアツーにはシートの左右にポケットがついています。スボンのポケットに小物をいれて座るとゴロツキの原因になるので、シートのポケットはあると便利ですよ!
サンセットチェアと比較
ヘリノックスから同じくハイバックの椅子としてはサンセットチェアがあります。
チェアツー | サンセットチェア | |
---|---|---|
価格 | ¥14,850(税込) | ¥17,600(税込) |
サイズ | W55 × D65 × H84 cm | W59 × D73 × H98 cm |
収納サイズ | W46 × D13 × H12 cm | W47 × D12 × H14 cm |
座面高 | 34 cm | 45 cm |
製品重量 | 1,070 g | 1,340 g |
耐荷重 | 145 kg | 145 kg |
以前サンセットチェアを持っていた時の記憶で言えば、サンセットチェアで使われているパイプ径はより太くなっており、その分収納サイズと製品重量が大きくなっています。
またカタログからわかる情報としてもシート高がサンセットチェアは+11cmとなっています。コンパクトテーブルと組み合わせるよりは、オートキャンプで使われるようなテーブルと組み合わせて使うのが最適な座面高になっています。
キャンツーならチェアツーが良い選択肢です!ちなみに、サンセットチェアは座面高が高いので、オフィスチェアとしても私は使っていました。笑
充実したオプション品
チェアツーには多数のオプション品がラインナップされています。それぞれ紹介します。
¥3,520(税込)
砂地などで沈み込みにくくしたりする効果のある、脚の先につけるオプションです。チェアワンやチェアツーの脚先は細く、地面の柔らかい場所では沈み込みやすいのを改善します。
¥3,300(税込)
チェアツーの足に装着することで、砂地など柔らかい場所での沈み込みを防ぐシートです。チェアボールフィートよりも沈みにくくなっています。
¥6,600(税込)
チェアツーをロッキングチェアにするアイテムです。チェアワンとチェアツーの脚先の幅が異なるため、チェアワンとチェアツーではオプション品が異なるため、購入の際は注意が必要です。
¥8,690(税込)
ヘリノックスの多くの椅子に取り付けが出来るシェードです。一部チェアゼロ、チェアワン ミニ、グラウンドチェア、スウィベルチェアには取り付けができませんが、チェアワンやチェアツーには取り付けが可能です。
¥1,760(税込)
チェアワン・チェアツーに取り付けが出来るカップホルダーです。ビールは手元に置いておきたいですよね!笑
¥990(税込)
チェアワンやチェアツーが風で飛ばされるのを防ぐ役割のあるペグです。軽量なチェアはすぐに飛ばされるので、こうしたアイテムは便利です。
¥7,150(税込)
化繊綿入りのシートウォーマーです。秋キャンプなどの肌寒い時はメッシュの座面は通気性がよく寒いので、こうしたアイテムを使うことで保温性を得られて快適になります。
チェアツーのシートウォーマーは専用品になります。
キャンプ場でくつろげる椅子が欲しいなら買って損なし!
キャンツーだと到着が3時だったり4時だったりでキャンプ場でくつろぐ時間は少ないのですが、それでも背中を預けることができるのはとても快適です。
特に酔った時は快適ですよ。笑
改めて、チェアツーはこんな需要を探している人にオススメです。
- キャンプ場にいる時間が長い
- 軽量なハイバックチェアを探している
個人的におすすめチェアの一つです!
下記記事ではローチェアに絞り軽量ローチェア5点を実際に座って比較した記事になります!
最後までご覧いただきありがとうございます!
この記事が椅子選びの参考になれば幸いです!