バイクのエンジンオイル交換を自分で行う方法の解説!【メンテナンス】

エンジンオイルは一般的に3,000kmを目安に交換を推奨されています。この記事では一般的なエンジンオイルの交換方法についてまとめました。

使用材料・道具

エンジンオイル

バイクの種類にあったエンジンオイルを用意します。

エンジンオイルについては下記で基礎知識をまとめました。

バイクのエンジンオイル交換をしないと発生する3つの症状とは?交換時期について

ドレンボルトワッシャー

ドレンボルトの大きさに合った新品のワッシャーを使います。

使い回しはできないの?
使えますが、新品のワッシャーはボルトを締め込んだ際に潰れることで、形状に沿って密着します。よって、密着性が厳密には悪くなるので交換が推奨されます。

メガネレンチ

ボルトの頭を舐めないように、スパナではなく、写真のような工具(ソケットやメガネ)が推奨されます。


廃油受け

写真のような廃油処理箱が便利です。

工具類はまとめてAmazonで購入が可能です。お店だと希望のサイズがなかったりするので、ネットでの注文が便利です。

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交換方法

エンジンオイルの交換の際は、メンテナンススタンドorセンタースタンドを使って垂直の状態で行いましょう

エンジンを少し暖気する

オイルの流動性を良くする作業です。暖気は1〜2分程度で構いません。

暖気しすぎると、オイルが加熱されすぎて、抜く時に火傷します。

ドレンボルトを緩める

エンジンの下部にボルトがあります。工具を使って外します。

  • 使用する工具はメガネレンチやソケットレンチなどのボルトの頭を舐めにくい工具を推奨します。

ボルトは正ネジなので反時計回りで外します

ドレンボルトを外す

外す際は、ボルトを上に向かって押さえながらボルトを回します。

薄手のゴム手袋をつけた状態で行うのがベスト!

  • 抑えずにボルトを緩めると、隙間からオイルが漏れ出し、必要以上に手が汚れてしまいます
フィルターも交換する

このタイミングでオイルフィルターも交換する場合は外します。車種により、簡単に外せるものもあれば、フィルターレンチを使って外す車種もあります。

フィルターの清掃はもちろんのこと、パッキンの交換もお忘れなく!

  • フィルターは2回のエンジンオイル交換に1回が目安です。
ドレンボルトを戻す

新しいワッシャーをつけて、ボルトを締めこみます。

  • 締め込む際は、メーカー指定のトルクで締めます。

ボルトは時計回りで締めこみます。

オイルを入れる

ドレンボルトがしっかり締めこまれていることを確認し、新しいオイルを入れます。

オイル用の窓があれば、2本の線の間に来るようにオイルを入れます。

  • 入れすぎた場合は、ドレンボルトは緩めずに、上からスポイトで抜き取ります
一度エンジンをかけて暖気した後、不足分を追加する

一度オイルを入れた後はキャップを閉めて、エンジンをかけます。

  • フィルターを交換した場合、若干オイルレベルが下がっています。安定してから、不足分はオイルを追加しましょう

以上で交換作業は終了です。お疲れ様でした!


以上エンジンオイルの交換手順と道具紹介でした。当記事で紹介したメンテナンスに限らず、できる整備をすることでバイクのコンディションはずっとよくなります。下記記事では自分で行いたい基礎メンテナンスを9つ紹介していますので、合わせてご覧ください。

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