SHOEI Z-8は間違いなく過去最高の進化|Z-7との比較、ツーリング目線【レビュー】

SHOEI Z-8は絶大な支持を受けるZ-7の後継機種として登場しました。Z-7が登場して以来、モデルチェンジに約7年の月日を要しました。

この記事ではZ-8の魅力に迫ると共に、GT-Airと比べてどう感じたかをレビューしていきたいと思います!(早速購入しました。

Z-8を徹底解剖!

Z-8は何が優れているヘルメットなのかを、私のヘルメットを選ぶ基準と共にご紹介していきたいと思います。

各ラインナップのいいとろを適切に取り入れたヘルメット

初めに、私の中でZ-8は万能なヘルメットと言えると思っています。ヘルメットを選ぶ上での私の基準をリストにしてみました。

1st THINKING
デザインの良さ
不変的なデザインが私は好みです。SHOEIのGlamsterはとても欲しいヘルメットの一つです。
2nd THINKING
静寂性に優れている
私はインカムで音楽を楽しみながらバイクに乗るのが好きなライダーなので、静寂性に優れたヘルメットが好きです。
3rd THINKING
あごひもがD環式であるか
ラチェットタイプは着脱が楽ですが、フィット感が好きでないので、ストラップ式が好きです。毎回の着脱なので、重視しています。
4th THINKING
軽い重量
長距離乗るのであれば、やっぱり軽いに越したことないですね!特に首への負担が大きいです。
5th THINKING
ベンチ〜レーション
夏になると便利に感じるのがこの機能。私は優れているに越したことはないかなという程度です。

この順番でみると、Z−8はもれなくエントリーしてるんですよね。笑

あと、大前提として、頭に合っていることが最重要とはなります。サイズが合っていないと、1時間足らずで頭が痛くなってきます。

順位に関して
ここに文章好みもありますし、優先順位が変われば、最適なモデルは変わってきますので、一つの判断基準としてお考えください。

Z-8はツーリングの性能をアップデートしたモデル

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こちらはSHOEIの2021年3月時点のラインアップです。この中で持っているヘルメットは旧世代のGT-Airです。

GT-Air の特徴
Z-8と比べると重さを感じる出るメットではあるが、静寂性やエアインテークの機能の高さから被りたくなるヘルメットです

今回は選択基準である静寂性とエアインテークについて比較します。

静寂性について

今回購入したZ-8はGT Airと比べると、静寂性でいえばGT-Airに軍配があがると感じました。しかし、Z-8の静寂性が低いかと言われると、これもまた優れた静寂性能です。

個人的には、インカムで流す音楽を楽しみながらバイクに乗るのが好きなので、より静寂に包まれるGT-Airが好きだなというレベルです。

エアインテークについて

エアインテークの点で見るとGT-Airはその名の通り、空気の取り込みがどのヘルメットよりも優れています。個人的には暑い時に使うと冷たく感じすぎるぐらい空気をよく取り込みます。Z-7の頃は、エアインテークの大きさが小さく、比較するとGT-Airに軍配が上がります。

しかし、今回Z-8はエアインテークが大型化し(それでもデザインは主張しないように抑えてあるのが良い)、被った印象も確かに涼しく感じます。これもまたAirほどではないにしろ、より進化したなという印象です。

帽体が小さく、カッコいい

実用的かつ使い心地をアップデートしたZ-8ですが、この機能でコンパクト&ライトウェイトなヘルメットであることがZ-8の素晴らしい点でしょう。

MEMO
Z-7と比較し、静寂性も通気性も増している点は◎ですね

ヘルメットは被ると、頭でっかちになりがちですが、Z-8およびZ-7は帽体が小さく、頭でっかちになりにくいのが特徴です。SHOEIのラインナップの中ではGlamsterが帽体の小さなモデルとして人気がありますが、それに負けないぐらいコンパクトな印象です。

シールドの開閉が最高に使いやすくなった

Z-8はセンターで開閉する方式となりました。使い勝手は正直、サイドでシールドをあげる方法が便利でしたが、、

完全に締め切らなければ、指をかける隙間はわずかにあるので、いつも通りサイドから持ち上げてシールドをあげることも可能です。これは嬉しいポイントですね!

また開閉に必要な力がかなり弱くなりました。スムーズに開閉できるし、小刻みにシールドも止まるしで、ここのアップデートは個人的にめちゃくちゃ使いやすい!と感じるポイントです。

GT-Airと比較する

比較すると、GT-Airは最初の開閉で大きく開いてしまうのに対し、Z-8はわずかに開いてくれます。この程度開けば空気を取り込めるので、ヘルメットの中が曇りにくくなります。特に冬場とか雨の日とかに便利ですね!

スペックを比較する

改めて、SHOEIのツーリングヘルメットのスペックを比較します。記載寸法はMサイズにおいてです。

Z-8Z-7GT-Air 2(参考
製品重量1,370g
ソリッドカラーモデル、Mサイズ(実測
1,356g
ソリッドカラーモデル、Mサイズ
1,563g
ソリッドカラーモデル、Mサイズ
メーカー希望小売価格56,100円(税込)49,500円(税込)56,100円(税込)
左右幅253 mm252 mm258 mm
前後長345 mm341 mm378 mm
高さ259 mm260 mm273 mm
※サイズはMサイズの寸法となります

改めて見ると価格は高いですね。。Z-7からの比較で言えば、かなりの値上がりです。静寂性もエアインテークもそんなに重視しないのであれば、旧品のZ-7を狙うのが良いと私は感じます。

シェルについて

ヘルメットのシェルについてはSHOEIのラインナップのフラッグシップ(レースモデル)であるX-Fourteenと同じ構造となり、より強度の高いモデルとなりました。

機能紹介

軽量でコンパクト

デザインについてはGlamsterはクラシック、Z-8はシンプルなスポーツシェイプです。Z-8はスーパースポーツやネイキッドなど、ジャンルを問わず使えるオールマイティーさがGoodですね。

ベンチレーション

口元からは大口径化したエアインテークが備わり、自然なデザインで違和感ない仕様に感じられました。

Z-8上部は3つのエアインテークが備わっています。それぞれ独立なので、一度で全て開閉するようなことは出来ません。

GT-Airは背面にも開閉窓があります。ここを開けることで空気の流れの良さにつながります。Z-8の場合は常時開閉です。

エアインテークは細かく調整できた方が良い意見もありますが、私は開けるか閉めるかなので、Z-8の仕様で満足です。笑

D環式チンストラップ

私はこのストラップ式が好きです。被ってテープを締めた際のフィット感が良いことがその理由です。着脱も慣れればそんなに面倒さを感じません。

PINLOCK®EVO lens標準装備

SHOEIのヘルメットはピンロックシートが標準装備です。これをつけるとインナーが曇らなくなるので、寒い季節に乗るときには個人的には必須のアイテムです。

買うと高いので、ついてるのはありがたい!と捉えるか、無しにして価格を下げて欲しいと捉えるかは人それぞれですね。笑

E.Q.R.S.

SHOEIの安全装備のひとつです。写真の赤いテープが、その機能です。

引用:https://www.shoei.com/quality/active_safety/interior.html

緊急時には、素早くヘルメットを取り外すための工夫が製品に備わっています。

外せる内装

内装はより外しやすく、取り付けしやすくなったと感じます。赤色の部分が従来は繋がっていたのですが、分割式になったことで着脱性が良くなりました。

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シールド

オプションのシールドは4種類の展開です。社外のミラーシールドは2021年10月時点でまだあまりないのが現状です。

引用:https://www.shoei.com/products/helmet/fullface/z-8/parts.html
商品名価格シールド光線透過率
CWR-F2
ソフトスモークミラーシールド
12,100円(税込)22-28%
CWR-F2
スモークミラーシールド|ブルー
12,100円(税込)23-31%
CWR-F2
スモークミラーシールド|ゴールド
12,100円(税込)29-39%
CWR-F2
スモークミラーシールド|ファイアーオレンジ
12,100円(税込)30-40%
CWR-F2
フォトクロミックシールド
22,000円(税込)23-29%

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Z-8のここがきになる!

インカムの取り付けについて

クリップ式のインカム用取り付け台座を取り付ける際は、かなり注意が必要かと思います。

MEMO
こちらははMIDLAND BTX2 PROのものです。

写真の通り、あまり隙間はなく、また押して隙間を広げることも難しく、クリップによっては削って隙間に差し込めるようにする工夫が必要になるかもしれません。

取り付けは後ろの方なら挟めそうでしたが、MIDLANDはそのままでは無理でした。

オプションで対応

SHOEIからオプションで「ユニバーサルコムホルダー」が販売されます。これでZ-8などのクランプの隙間が殆どないようなモデルにも取り付けることが可能です。

スピーカーについて

スピーカーについては、丸の形状なら干渉なく取り付けが可能です。MIDLANDのものは少し変形しているので、若干収まりが悪いかなと思います。

厚みに関しては、既存のパッドの厚みとスピーカーの厚みは殆ど同じなので、試着の際に既存パッドに耳が干渉しなければ、スピーカーをつけても干渉はないと考えて良いかと思います。

スピーカーの線を収めるための溝もあるので、細かい配慮もされています。

外装について

外装で気になるのはここ。ここは強く押すと凹んでしまうので、あまり強く押しすぎないように注意しましょう。笑

被り心地について

フィッティングシステム

引用:https://www.shoei.com/quality/active_safety/interior.html

SHOEIでは頭のサイズを計測して、適切な内装を提供するシステムがあります。

SHOEI Personal Fitting System
SHOEIでは被る人の頭のサイズを測定し、データに基づいた内装を提供するものです

内装をフィッティングする目的としては、長時間被ることによる頭の痛みを和らげます。

サイズが合っていないヘルメットを被ると、額が鈍痛に襲われたりします。そうなると快適なツーリングとは呼べなくなってしまいます。このサービスはPFSを提供しているお店で新品購入した際に行うことが可能です。

MEMO
今回改めて受けてみると、以前はMサイズ推奨となりましたが、今回はLもしくはXL推奨となりました。アップデートしていることはもちろん、ヘルメットによっても変わるのかもしれません

メガネかける人

以前はメガネの装着性を向上した内装に交換することで快適度がアップしました。今回の内装はすでにメガネと干渉しにくいようにスポンジが減らされていました

メガネかける人には嬉しい仕様となりました。笑

まとめ

取り急ぎお伝えしたい要点をまとめました。

振り返り
ヘルメットを選ぶ際は優先順位をつけることで、自分にあったヘルメットが選びやすくなります。私の選ぶ基準はデザイン・静寂性・フィット感・軽さ、等々です。Z-8はオールラウンドな性能を有しているモデルでオススメできます

Z-8は満遍なく性能が優れたモデルではあるので、買って間違いないヘルメットではありますが、何か一つ機能を特化させる(強度とか静寂性とか)なら、他のモデルも検討できることもわかりました。

今後私のメインヘルメットはZ-8となるので、メンテナンスやアクセサリーについてもご紹介していきたいと思います。

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下記記事ではヘルメットメーカーのモデル比較を解説しています。

≫ バイクヘルメットのおすすめ「サイズ・機能・各メーカー紹介」はコチラ

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