「バイクに人身傷害保険は必要なのかな?」
人身傷害保険って高いですよね。特に若い頃は。それでも、私は強くお勧めしますし、特に若い世代のうちは必要だと思います。
この記事では人身傷害補償特約と搭乗者傷害保険の違いについて解説します。
目次
人身傷害補償特約と搭乗者傷害保険の違いについて
任意保険を組んでいく中で、人身傷害保険や搭乗者傷害保険をつけるかどうか選択するシーンに直面するかと思います。
この記事では、その2つの大事な違いについて解説します。
人身傷害補償特約の特徴
人身傷害は、自分自身含め実際の損害額を補償します。仕事に行けなかった分の給料等も保証されます。つまり、保険料は高いですが、手厚い保険なのです。
保険金の支払いは定額である搭乗者傷害保険の方が早い特徴があります。
タンデムの場合
人身傷害補償特約のポイント
人身傷害保険を選択する際のポイントをまとめます
- 保険料は高いが、実際の損害に対して保険金が支給される
- 搭乗者傷害保険の方が保険金が出る速度が早い
- 搭乗者傷害保険と組み合わせて加入することも可能
実損害に対しては貯金で対応する場合は搭乗者傷害保険で対応できますが、いつ、どのような事故に遭うかはわからないのがポイントです。
搭乗者傷害保険の特徴
自分自身含め入院・通院する場合、部位・症状に応じて一時金を医療保険金として支給してくれます。金額は保険会社により異なりますが、定額のため支給額が低いです。
搭乗者傷害保険は人身傷害保険に比べスピーディーに支払われます。
タンデムの場合
家族、配偶者のタンデムでは、人身傷害補償でないと高額な医療費を払えない状況に陥りやすいです。
搭乗者傷害保険のポイント
搭乗者傷害保険を選択する際のポイントをまとめます。
- 定額での保険金が支給されるため、実損に関しては貯金で対応する必要がある
- 保険金がスピーディーに支払われる
20歳だと人身傷害を抜いても85,560円
高いんですが、若いうちはとにかく保険が大事です!
20歳の任意保険料は高い
バイクは自賠責保険(加入必須)と、それでは払いきれない補償に対しての任意保険があります。
任意保険未加入だと、万が一の賠償・治療費の際に支払いができません。
大学生は重要な時期です。将来の進路の方向性が決まり、これから稼いでいく時です。
事故で破産とならないよう、必ず入るようにしましょう。
ご覧の通り、20歳で初めて加入するバイクの任意保険は85,560円(対人無制限)です!高い。。。
ちなみに、上記の金額は人身傷害保険を含まない保険金額となります。
21歳以上からは特約あり
各保険会社では○○歳以上で割引を適応できる特約を用意しています。利用できれば、任意保険料はぐっと下がります。
無事故で割引制度あり
保険を更新する際、無事故であれば等級が上がります。結果保険料が安くなります。
事故を起こすと等級が下がります。保険料は高くなります。
20歳でバイクを維持するために必要なお金
次にバイクを維持する視点での費用を見てみます。
設定は私が20歳で進みます。20歳は一つに大学生になって初めてバイクを検討していること、そして保険料が最も高い年代であることにフォーカスしています。所有するバイクはHONDA CB400SF(400cc)です。
月5万円の給料で、中型バイクを持つ際に、年間いくらかかるのか計算します。
税金等
まずは税金です。これは必須となります。
自賠責保険は2年ごとですが、一年にしました。
400ccは車検があります
車検は2年に1回(新車購入時は3年目)行われる検査になります。
今回はバイク屋に預けて、検査を代行したとします。基本的な点検を行う場合、50,000円かかるとします。ただし、新車か中古車か、点検項目の数、交換部品等で金額は大幅に変動します。
一年あたり約10万+保険代
結果として、月に5万の安定した給料があるとすれば、60万の手取りに対し、残りは約50万となります。ここから、任意保険料、ウェア、ヘルメット、タイヤなどの費用に当ててください。
任意保険の見直しで維持費を抑える
人身傷害保険はお伝えした通り、大変手厚い保険ですが保険料が高いという特徴です。
そこで毎年更新する度に任意保険を見直すことで保険料を抑えつつ人身傷害保険を検討することが出来るようになります。
インズウェブでは無料で見積もりが可能ので、今の保険を見直すきっかけとして、活用するのがオススメです。
インターネットで加入できる保険の中では三井ダイレクト・アクサダイレクト・チューリッヒが安いので、3社をベースに、他に気になる保険会社を追加して最大5社から比較することが可能です。
以上、人身傷害補償特約と搭乗者傷害保険の違いについて解説しました。
保険は損害に対して貯金等で対応できない状況を避けるためのものです。つまり、自分自身を守るための保険でもあります!
不意の事故は予想ができないので、良きバイクライフのためにも人身傷害保険や搭乗者傷害保険は検討してみてください。
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