バイクのメーターを機械式から電気式へ交換する【GN125・カスタム】

「機械式のメーターを電気式のメーターに交換したい!」

この記事ではデジタルメーターに交換する上での注意点をまとめた記事となります。車種によって組み付け方法が異なりますので、交換を確実に保障するものではないことをご了承ください。

メーターの交換に使用した道具

機械式のメーターをデジタルに交換!

デジタル式のメーターに交換したいと思います。

電工ペンチ

電工ペンチは端子を確実にかしめるために必要です。

購入するメーターによっては、端子の付け替えが必要となります。その際に使うのが電工ペンチです。電工ペンチでカシメない場合、端子から配線が外れ、それがプラス配線の場合はショートする可能性が極めて大きいです。大変危険なので、専用工具を用いてください!

\被覆を剥くのに便利な工具/

握るだけで、希望の長さ分の被覆を剥くことができます。

今後配線作業が増えるなら持っておきたい工具の一つです。

検電テスター

検電テスターは、どの配線がどこにつながっているかを確認するために使用します。

スイッチを押せば通電!

配線は簡単に書けばスイッチを押すことで通電します。検電テスターで通電確認を行えば、スイッチを押した時に流れる電流を感知するので、それが何用の配線かが分かります。

検電だけであれば、おすすめは電池不要の検電テスターがおすすめです。電池切れで使えないなんてことはありません。

カプラー端子(必要な場合のみ)

今回の場合はカプラー用端子を必要としたので、購入しています。メーターに使われている端子は110型となります。大きなホームセンターに行っても売ってなかったので、ネットで手配するのが楽で手間もかかりません。

配線もあると便利

エンジンの回転数はイグニッションのパルスを拾うため、ケーブルとギボシ端子を使いました。今後カスタムする際に配線を使うシーンは多いので、よく使われる0.5sqを購入しておけば、いろいろなシーンで使えます。


その他必要なもの

ビニールテープ

配線を絶縁するのに使います

配線図

どの線がどこに繋がっているのかを確認するのに便利です。車種に応じたものを用意しましょう

精密ドライバー

カプラー端子をカプラーから外す際に必要となります。先の細いものであればなんでも良いです。

電気式メーターへ交換するメリット

電気式メーターのメリットはコンパクトさ

ハンドル周りがスッキリします


MEMO
電気式は計測をデジタル信号で拾うため、メーターを小さく、そして一つにあらゆる機能をまとめることができます

機械式だと、速度と回転数とで計2つのケーブルが必要となり、メーターもそれぞれに表示することとなります。今回のカスタムはハンドル周りをスッキリまとめたい思いがあるため、一つにまとめられるデジタル式を選択しました。

機械式メーターから電気式メーターへ交換は可能

機械式メーター
速度と回転数を物理的に拾う方法
電気式メーター
速度と回転数を電気信号で拾う方法

機械式と電気式では速度と回転数の計測方法が異なりますが、機械式のものを電気式に交換することは可能です。一方で電気式のものを機械式へ交換はバイクに機械式のケーブルを取り付ける必要があるため、できません。

事前調べ編

今回デジタルメーターへ交換するにあたり、電気的な調べが必要だったので、動画で解説しているものを参考にしました。中でも非常に参考になったものをご紹介します。

カプラーに関する配線編

バイクの配線を触ったことがないのであれば、最初はカプラーと呼ばれるもので配線が接続されているかと思います。それに関する配線作業はこれで確認しました。

カプラーを使う理由

カプラーと呼ばれる部品に接続することで、一度に複数の配線を接続することができるパーツです

配線分岐編

作業途中に、エンジン回転数をパルス信号より拾う場面が出てきます。そこで必要となります

既存メーターの取り外し編

ここからは実物を元に配線作業を含め解説していきたいと思います。

既存のメーターを取り外す

一番初めにするのは、既存のメーターを取り外す作業となります。この記事で紹介しているのはSUZUKI GN125ですが、ほかのバイクでも同様の手順となります。

既存メーターの配線はいろんな場所に繋がっていますが、基本はヘッドライトの中にカプラーで接続されています。そのため、メーター1つ外すにしてもいろいろな場所を外す必要が出てきます。

機械式のメーターの場合はワイヤーで速度や回転数を測定してるので、ケーブルを外します。外す工具はプライヤーでOKです。

外した穴は何かで塞いでおく必要がありますが、今は代用できそうな部品がないのでそのままにしています。

タコメーター/スピードメーター ケーブルレスキャップを作成しました!

代用できない部品がないなら作ってしまえ!ということで、GN125専用のタコメーター/スピードメーター ケーブルレスキャップを作成しました。需要はあんまりないかもしれませんが、メルカリにて販売しています。

値段は受注生産であること、梱包や配送の観点から1,350円で販売しております。

メルカリにて販売しています。

  

ケーブルはプライヤーで簡単に外すことが可能です。

何事もなく、メーターを取り外すことができました。

メーターの配線作業編

ここからは配線にまつわる作業です。

配線の色が何用の配線かを確認する

カプラーに繋がっている配線の種類を確認します。

ウィンカーを例にご説明します。取り外したメータを確認すると、メーターのウィンカー(右)から出ている配線の色が黄色の場合、カプラーで接続されていた反対側(バイクの車体側の配線)も黄色の配線でつながっています。

MEMO

工場出荷の場合は配線の色が統一されています

配線の色が何用のケーブルかが分かれば、該当のケーブルにはマスキングテープなどでメモをしておくと分かりやすくなります。

購入したメーターの配線を調べる

海外から購入したメーターには簡易の説明書がついていました。それを元に、メーターにつながっている配線の色が、何用の配線かが解ります。

ただし、販売を続けているうちにメーター仕様変更があると、説明書とは異なることはよくあるそうです。実際私が購入したメーターも御多分に漏れず・・笑

商品レビューに何用の配線なのか、そして設定方法まで記載されていればラッキーです!こういう時、私のような素人には大変助かる情報です。レビューのある商品はとても助かりますね!

MEMO
社外品のメーターの配線は、純正とは異なります。色に惑わされずに、配線の機能を確認しましょう。

カプラーのオス・メスを入れ替える

届いたメーターはギア表示のカプラーがオスでしたが、バイク側のギア表示のカプラーもオス。ということで、メーター側のカプラーを変更します。

まずは千枚通しや精密ドライバーなどで端子をカプラーから外します。

端子を全てカットし、新しい端子を電工ペンチでかしめます。配線につけた端子は新品なので、カプラーに端子を接続すると、カチッと音がして接続できます。外れないような構造になっています。

カブラーは外したメーターから流用すると良いですよ!

不要な配線を絶縁処理する

配線作業をしていると、不要な配線が出てきます。例えば、私のバイクにはハザードがついていませんが、メーターにはハザードの配線がついています。もし絶対に使わないのであれば根元からカットしても良いでしょう。

今回は使うかもしれないので、端子だけ外して絶縁処理を行います。方法は簡単、端子をカットしてビニールテープで端を保護します。これだけです。

電気式メーターを接続する

メーター側の配線処理が完了しました。次に取り付けて、動作確認をします。

動作確認する

配線処理したメーターをバイクに接続します。まずはカプラーを接続してスイッチ類(ウィンカーやハイビームなど)の操作を行い、メーターの動作確認を行いましょう。

メーターに反応がなければ接続が違うということになります。カプラーごとメーターを外して、端子の交換作業を行います。ショートを回避するため、繋がったまま交換はしないようにしましょう!

知らないでは怖いショートについて

ショートの危険性は下記が参考になりました。

配線作業をする際はバッテリーのマイナスを外しておきます

外しておくことで電気が流れないのでショートしませんが、動作確認ができなくなるデメリットもあります。そのため、確実なのがカプラーごと外して通電しない状態で作業するのが安全です。

ちなみに、検電テスターはショートしません。それは、検電テスターには適切な抵抗値があるためです。難しいので、私は検電テスターは大丈夫!で覚えました。笑

通電確認する

動作確認をした際に、何かの機能が動かないとすれば、配線の接続がうまく行われてない証拠です。例えばウインカーが機能しない場合を調べたいと思います。この時に必要な作業が通電確認です。

ウインカーを動作させている間は、このカプラーの端子のどれかに電気が来てい流ということです。

初めに、検電テスターのクリップをボディー(もしくはバッテリーのマイナス)に接続し、アースをとります。

カプラーに検電テスターの針を触れさせます

キーONの状態でウィンカーの右スイッチを押します。カプラーにある端子の何れかが通電するので、検電テスターが光ればその配線がウィンカーである可能性が高いです。より正確に判断するために、ウィンカースイッチをOFFにすると通電も止まるなら、その配線はウィンカー用であることが判ります。

メーター側のウインカー用の配線端子がカプラー接続時に同じ位置に来ていないと通電しませんので、接続し直します。

スピードセンサーの取り付け

購入したメーターは磁石とセンサーで速度を表示します。そのセンサーをバイクへ取り付ける必要があります。

しかし、ご覧の通り、このメーターに付属のセンサーは径が異様に太いです。

このステーを板金するにも、この大きさのドリルもないですし、既存のステーで何か代用できないかと検討していたら、、、ありました。

この大きさ、ぴったりすぎて、もはや専用品?と疑いたくなるレベル。笑

このステーをフロントフォークのブレーキマウントに取り付け、無事にバイクには取り付けできました。

あと地味にトラブルがあったのがこのマグネット。取り付けの裏表を間違えるとセンサーが反応しません

最初、センサーの不良?とも思いましたが、裏表を変えるとセンサーが反応しました。もし動かへんやん!となったら、ここを確認してみましょう。磁石は両面テープでつけています。

回転数を取り出す

回転数の取り出しは、プラグコードに配線を巻きつける方法イグニッションコイルにつながっている配線を分岐してギボシで接続する方法の2通りです。

最初は巻きつけでパルス信号を拾おうとしましたが、うまく回転数が上がらなかったので、イグニッションコイルから取り出すことにします。

注意
必ず燃料が出ないように燃料ロックを閉めましょう

燃料カットを行い、タンクを外すとイグニッションコイルがあります。(バイクによりイグニッションコイルの位置と燃料OFFの方法は異なるので割愛します)

GN125-2Fの場合はイグニッションコイルの白い線に割り込ませると回線数を拾うことができるということです。

白い配線をカットして、ギボシをつけます

分割した配線に割り込ませるのが配線分岐です。

配線分岐でパルスを拾えます

配線の先にギボシ端子をつけて、メーターのカプラーに接続(該当する配線の位置に接続)します。

メーターの取り付け

社外メーターを既設のステーを使って取り付けようとしても、不必要な部分も多いし、メーターの配線がプレートと干渉してうまく取り付けるのは難しいです。

そこで、こちらもこのメーターの専用品を作ることで収まり良くメーターを取り付けています。

振り返り

無事にトラブルなくメーターを交換することができました。

今回購入したメーター側の配線が短く、ヘッドライトにカプラーを収納できなかったり、スピードセンサーの取り付けに使える部材を探したりとで結構時間がかかりました。

結果、見た目はハンドル周りがよりシンプルになり好印象です。色々と勉強となった作業であり、次のカスタムの糧となる作業です。このカスタムを機に買った工具でアクセサリー電源を取り付けることにしました。

デイトナ|アクセサリー電源ユニット

バッテリーから直接電源をとる仕様ですが、キースイッチ連動で通電するアクセサリーです。接続できる機器は3つまで自由に取り付け・取り外しが可能になるアイテムです。これをつけておくことで、USB電源やグリップヒーターなども自由に使うことが可能です。より詳しい商品レビューについては下記で解説しています。

≫ デイトナのアクセサリー電源ユニットの解説はコチラ

この記事がメーター交換の参考になれば幸いです!

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