本日はSHOEIのGT-AIRをレビューしていきます。
目次
このヘルメットはこの特徴が魅力的
ツーリングに特化した機能

このヘルメットは軽いヘルメットながら、使う上での便利な機能がたくさん付いたヘルメットです。
目指したのは、どこまでも走っていきたくなるような被り心地。とあるように、ツーリングにおいての不自由さを減らしたのがGT-AIRの特徴です。
外観について
形状

形状は丸みを帯びたデザインながら、空気の流れをコントロールする形状になっています。不必要に帽体が大きくならないように設計されています。
横から 後ろから
スペック
重量 | 1,494g ソリッドカラーモデル、Mサイズ |
メーカー希望小売価格 | 48,000 円 (税抜) |
機能の紹介
インナーサンバイザー標準装備

ヘルメットの中にサングラスが内臓されています。これはクリアのシールドをつけていると日中眩しくなるので、内臓シールドを下げるとこで夜から昼の明るさの変化に対応するヘルメットになっています。

インナーシールドはサイドに開閉スライドスイッチがあります。ここをスライドすることで使用が可能です。(購入時、必ずこのスイッチを使って開閉を行なってくださいとのことでした。
PINLOCK® EVO lens

シールドの曇り対策に有効なピンロックが標準装備です。また、シールドの大きさも相まって、クリアで大きな視界を確保できるのが快適なツーリングの秘訣ですね。
ラチェット式チンストラップ

ラチェット式はグローブをしていても脱着がしやすく、閉め具合も微調節可能です。ヘルメットを脱ぐときもワンタッチで取り外しが出来るので、はじめてのヘルメットとしても扱いやすい機能です。
ベンチレーション
ON OFF
グローブをしたままでも簡単に開閉操作ができるように、ベンチレーションはシャッターごと大きく可動させて開閉する構造を採用しています。
外せる内装

内装を外した状態です。夏場などは内装を洗えるので便利ですし、被っていると経たってきた内装を交換することも可能です。
優れた静寂性

日本設計のヘルメットの優れているポイントはなんといっても風切りの音が入ってこないことです。雑音がなくなると、ヘルメットにつけているインターカムの音声がクリアになる他、雑音による疲労も軽減することができます。
E.Q.R.S.
SHOEIの安全装備のひとつです。写真の赤いテープが、その機能です。説明文を引用します。
ライダーが救護を必要とする万が一の事態に、第三者による救護活動をより迅速に行えるよう装備されたシステム。救護時は迅速さが求められる一方で、ライダーからヘルメットを脱がすには慎重さが求められます。E.Q.R.S.はチークパッドに専用のリボンを装備し、救護時にこのリボンを引くことで簡単にチークパッドをヘルメットから外すことが出来るようにしています。頬部をホールドするチークパッドを引き抜くことで、ライダーからヘルメットを容易に脱がすことが可能です。
https://www.shoei.com/products/helmet/offroad/hornet_adv/
被り心地について
フィッティングシステム
SHOEIでは頭のサイズを計測して、適切な内装を提供するシステムがあります。
SHOEIでは被る人の頭のサイズを測定し、データに基づいた内装を提供するものです
内装をフィッティングする目的としては、長時間被ることによる頭の痛みを和らげます。
サイズが合っていないヘルメットを被ると、額が鈍痛に襲われたりします。そうなると快適なツーリングとは呼べなくなってしまいます。このサービスはPFSを提供しているお店で新品購入した際に行うことが可能です。
その際にメガネの装着性を向上した内装に交換することも可能です。
付属品について
付属品は下記の通りです。
- 布袋
- ブレスガード F
- チンカーテン G
- CWR-1 PINLOCK® EVO lens
- メンテナンスキット
オプションについて
ミラーシールド

このヘルメットはインナーバイザーを利用することで逆光に強いヘルメットですが、ミラーシールドを使うことでより逆光に強いヘルメットになります。
まとめ
SHOEIのツーリングヘルメットの代名詞といっても過言ではないGT-AIRは被って見るとその良さが十分に伝わるスペックのヘルメットです。グラフィックもたくさんあり、初めてのヘルメットとしてももちろんですし、セカンドヘルメットとしても満足のいくヘルメットでオススメです。
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