コスパ良なMIDLAND BTX2 PRO Sの紹介と各メーカーまとめ【バイク用インカムレビュー】

私のオススメはMIDLAND BTX2 PRO Sです

私がオススメするのはMIDLANDのBT X2 PRO Sです。

モデルとしてはミドルクラスですが、上位グレードに負けない優れた性能を備えたインカムでコストパフォーマンスに優れていることが特徴です。

特徴1:2つの機器を登録可能

インカムにBluetooth接続できる機器が2つであることは、エントリーグレードのインカムでも搭載されているモデルもあります。2台登録できると、一つは携帯を接続し、もう一つでナビやレーダーなどを登録することが可能です。

具体的なシチュエーション

他の人と通話しながら、携帯のナビや音楽を聞く

携帯と接続し音楽を聴きながら、レーダーなどの他の機器と接続する

MEMO
携帯だけ接続できれば良い or 通話だけ出来れば良い場合はこの機能が不要なので、より低価格なモデルの選択肢が広がります

MIDLAND BTX2 PRO Sはここが違う

X2 PRO Sはチップが2つ(頭脳が2つあると考えればわかりやすい)となり、処理能力が向上しています。インカム通話中のバックグラウンド再生の音楽が高音質(ステレオ)になったりするメリットがあるので、使い心地が向上しています。エントリモデルはチップが1つのモデルも多く、2つ搭載しているミドルクラスはあまりありません。

特徴2:共有機能に優れている

ミッドランドのインカムは共有機能を備えています。

具体的なシチュエーション

グループで通話している中、接続中の音声案内(ナビ)をグループでシェアできる

タンデムツーリングしている中、音楽をシェアしながら会話ができる

こちらは共有が可能であることが特徴です。グループで通話中に、全員に音声案内を共有できるのは大変便利な機能です。この機能はミドルグレードで搭載されているモデルは少なく、MIDLANDではパブリックモード/プライベートモードという機能で実現しています。

ちなみにシェアする音声はモノラル音声です。少し音は悪く、こもったような音ではあります。

MEMO
インカム通話をしなかったり、シェア機能が不要であれば、同じくエントリーモデルの選択肢もありです

特徴3:ロングライフバッテリーである

X2 PRO Sはインカムでの連続通話最大20時間のロングライフです。頻繁に充電しなくて済むのは何気に便利です。

  

インカム機能の複雑さについてMIDLANDをベースに解説します

次にインカムの紹介をする前に、いろんな機能があるように感じられるインカムについて、よく複雑と言われる原因(仕様)をおさらいをしていきます。

なぜ複雑と言われるのか

こちらは私が購入したMIDLAND BTX2 PROの取扱説明書です。インカムで通話するとなると、上のような決まったボタンでの連携作業が必要です。MIDLANDのBT X2 PRO Sでは4人+4人=8人での最大接続が可能となっています。これ、単純に考えて面倒だとは思いませんか?

機器の登録は、登録するキーが重要

グループで接続する場合は、上の写真の通りに接続しないといけないので、登録の方法を知っておく必要があります。機能がたくさんあるインカムの操作方法をしっかり理解した上で操作している人は少数ではないでしょうか。また、登録したボタンを忘れちゃうんですよね。笑

メーカーよって連携方法は様々で、この接続について混乱が発生しています。

MESH接続は複雑さが解消される

MIDLANDの上位機種にもあるMESHとは上図のペアリングが不要で接続できる新規格の通信方法です。この方法は未だ上位機種にしかないのが現状です。また、MESH搭載のインカムと、従来の通信規格のインカム(BT X2 PROも含む)との接続に関してはやはり、ペアリングの作業が必要で、まだまだシームレスとは言い切れないのが現状です。

  

実践!ミッドランドの活用術

MIDLANDのBT X2 PRO Sを実戦で活用している私の実績をご紹介します。

携帯電話とレーダーを登録する(ソロ

私の場合は、インカムに携帯電話とレーダーを登録しています。

聞こえ方としては、携帯のナビ案内を聞きつつ音楽がステレオで流れています。レーダーに関しては都度流れますが、音楽や案内が途切れることなく、再生されます。

注意
この状態での会話はできません(後ほど説明します)

プライベート⇄パブリックモードでインカム通話中に音楽をシェアする

MIDLAND BT X2PROの場合、マイナスボタンとプラスボタンにBluetoothを各1台ずつ登録することができます。このうち、マイナスに登録された機器に関してはデバイスの音声を通話者とシェアすることが可能(プライベート⇄パブリック)です。ちなみに、プラスにはシェア機能がないので、登録しても音声シェアは出来ません。

携帯の音楽を会話中シェアしつつ、レーダーの音声案内とインカム通話をする(失敗)

結論、これは現状できません。

はじめにインカム通話中に音楽をシェアするためにはパブリックモードでの登録が必要です(上で説明した通りです)。しかし、下記の仕様から、インカム通話中に音楽とレーダーは併用できません。

注意
インカムは登録機器は2台と言いつつも、バックグラウンド再生できるのは2つという意味ではない

もう一方の登録であるレーダーはバックグラウンドではなく、会話を割り込むようにして再生されます。その瞬間、他のインカムとの接続が不調になります。

レーダーをパブリックモード(バックグラウンド再生)に登録する

レーダーをバックグラウンドで登録しておくのは一つの方法です。これであれば、会話も途切れることなく使用できます。ただし、もう一つ登録できるので携帯を接続したいところですが、音楽などの音声を聞くことは出来ません。これは接続規格による技術的なものです。

また、同じインカムがあれば、レーダーの音声とスマートフォンの音楽をシェアしつつ、グループ通話が可能です。

私はよくわからず、一日検索し続けました。笑 理解が難しい機能ですが、理解できれば便利な機能です。

  

自分に合ったインカムを見つける

インカムの活用術も機能もも把握したところで、市場にあるインカムを予算or機能で選ぶ場合について、メーカーとモデルをまとめました。

予算で選択する

〜9,999円

FODSPORTS M1-S Pro

希望小売価格防水最大通話可能人数Bluetooth 2台接続接続距離充電
仕様9,499円(税込)8人×最大2,000mUSB Type-C

Amazonでバイク用インカムを検索るとたくさん出てくる中、このモデルが評価も高く、コストパフォマンスに優れているとして人気です。機能も他メーカーに負けず劣らずの高機能です。

唯一Bluetoothを2台接続出来ない等の注意点はありますが、純粋にインカムとして使う分には何ら問題はないでしょう。


10,000円〜19,999円

SENA SF2

希望小売価格防水最大通話可能人数Bluetooth 2台接続接続距離充電
仕様19,580円(税込)2人最大800mmicro USB

このインカムはタンデム、もしくは2人でのツーリングを目的としています。その分、デザインがコンパクトにまとめられているのが◎です。


cardo FREECOM 2+

希望小売価格防水最大通話可能人数Bluetooth 2台接続接続距離充電
仕様19,800円(税込)2人最大500mmicro USB

最大で接続できる人数がこちらも2人かつ接続距離も短いので、タンデムがメインかと思います。個人的にcardoの良さは上位モデルにあるかなと思います。


DAYTONA DT-E1

希望小売価格防水最大通話可能人数Bluetooth 2台接続接続距離充電
仕様19,800円(税込)4人最大800mUSB Type-C

DAYTONAとなると、最大接続4人となっており、上で紹介したモデルよりも使えるシーンが広くなります。タンデムで使う分や4人までのツーリングであれば何ら不自由を感じないモデルとなっています。個人的にUSB Type-Cが◎です。


MIDLAND BTX1 PRO S

希望小売価格防水最大通話可能人数Bluetooth 2台接続接続距離充電
仕様19,800円(税込)4人最大800mMicro USB

私オススメのBT X2 PRO Sの子分です。バッテリーが持つことが他のモデルにない特徴となっています。デザインも個人的に◎です。MIDLANDはバイクインカムの実績が長く、ほんと細かいところまで気配りが効いてて使い勝手がめちゃくちゃいいです。

20,000円〜29,999円

DAYTONA DT-01

希望小売価格防水最大通話可能人数Bluetooth 2台接続接続距離充電
仕様26,950円(税込)6人最大1000mUSB Type-C

最大接続人数と接続距離が増したモデルです。インカムとしてはまだまだ細かいところのアップデートが必要な印象がありますが、レーダーがDAYTONAであれば、親和性が高そうですね。


MIDLAND BTX2 PRO

希望小売価格防水最大通話可能人数Bluetooth 2台接続接続距離充電
仕様27,500円(税込)8人最大1200mMicro USB

最大接続人数と接続距離が増したモデルです。仕様に関してはこの記事で少しお伝えしている通りとなり、オススメできるモデルです。


B+COM ONE

希望小売価格防水最大通話可能人数Bluetooth 2台接続接続距離充電
仕様30,250円(税込)6人最大1400mUSB Type-C

こちらは音楽を聴きながらの会話には対応していないので、車のような環境でツーリングしたい場合は、同価格帯のDAYTONAやMIDLANDがオススメです。


SENA 10S

希望小売価格防水最大通話可能人数Bluetooth 2台接続接続距離充電
仕様30,140円(税込)4人最大1600mUSB Type-C

SENAの特徴は接続距離が他のメーカーと比べ最も長いのが特徴ですが、あくまでカタログ値であり、実際に比較して確かめる必要がありますね。周りに使ってる人がいないメーカーです。

機能で選ぶ

まとめて表でみて見ましょう。

モデル最大接続人数接続距離他社インカム登録台数連続使用時間
(インカム通話)
本体重量ラジオ会話中のバックグラウンド
ミュージック(シェア)
MIDLANDBTX2 PRO S4人+4人1,200m2最大約20時間52g
BTX1 PRO S4人800m2最大約20時間52g×
DAYTONADT-016人1,000m1最大約12時間52g×
DT-E14人800m1最大約12時間54g×
SIGN HOUSEB+COM ONE6人1,400m1(アプリ連動最大約12時間43g××
cardoFREECOM 2+2人500m1(アプリ連動最大約13時間34g
SENA10S4人1,600m1(アプリ連動最大約12時間57g△(1対1のみ)
SF22人800m1(アプリ連動最大約13時間35g

掲載のものは全て防水です。

もちろんカタログからは見えて来ない使い勝手はあります(カタログの見易さ、接続のしやすさ、取り付け・取り外しとか)が、MIDLANDはスペック上、やはり高機能であることはわかります。

  

インカムに搭載されている主な機能

最後に、上のモデル一覧で使われている用語についての補足説明をしていきます。

インターカムモードとは

インカムはMESH接続か、Bluetooth接続かで、出来ることが異なることを初めにお伝えしておきます。

MESH接続
(グループ通話モード)
Bluetooth接続
インターカムモード
会話グループで同時通話が可能個別に会話が可能・切り替えが必要(1対1
ペアリングペアリング不要ペアリング必要
規則性なしあり

グループ通話は各々1対1でペアリングしたものが同時に聞こえるようにしたものであり、走行間隔(分離すると切れてしまう)や順番がバラバラになると接続が不安定になるなどの問題もあります。

今回ご紹介した各メーカーのモデルはBluetooth接続が必要で、MESHではありません。

ブリッジ接続について

これはメッシュ通信においてBluetooth接続しかできないユーザーを参加させるために必要な方式です。ブリッジ接続は各メーカーの機種により様々ですが、ペアリング作業が必要となります。2020年時点ではまだまだ混在しているので、この接続が重要となります。

他社インカム登録台数について

MIDLANDのBT X2 PRO Sでは1台のユニットにつき2台、他社のインターコムとペアリングできます。他社接続可能台数が1台であることは、グループ内に3人いる場合、一台で同時に他者との2台を連携させることは出来ません。

基本はBluetooth接続で1対1が基本です。複数人で接続するとなると、接続の制限があることは注意しておきたいことの一つです。

ミュージックシェアについて

MIDLAND BT X2 PRO Sでは登録した携帯からの音楽をシェアできるミュージックシェアという機能があります。

ミュージックシェアについて

MIDLANDでのミュージックシェアでは会話はできますが、音楽を聴きながらの会話が出来ません。一旦ミュージックシェアを切って、会話する必要があります。

注意
ミュージックシェアできるインカムは、ライダーのインカムのミドルボタンにペアリングされたインカムのみです

メリットはクリアで高音質な音楽をシェアできることです。

混同しやすいのは、別に会話しながらバックグラウンドで携帯から音楽を流すこともできます。バックグラウンドでの音楽の再生かつモノラルなので、少し音が悪いです。

  

まとめ

私がインカムに求める機能としては、主にソロのときとタンデムのときで異なります。

ソロタンデム・グループツーリング
音楽とナビの案内を聞きたい音楽を共有しながら音楽を流したい
レーダーの音声案内も聞きたいナビの音声をグループ通話で共有したい

求める機能を自分でまとめてみれば、欲しいモデルが絞ることができます。インカム選びの参考になれば幸いです。

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