毎年人気のサイズ、カラーは発売してすぐに完売する人気のパーカーをご紹介します。
目次
この製品の優れたポイント
バイクウェアとファッションの見事な融合

クシタニのフルメッシュパーカーの良いところは、バイクウエアとしての性能がありながら、カジュアルに着れるウェアとしてオススメできるものだからです。
バイクウェアで検索すると、どれも味気ないデザインのものが多いのですが、このウエアは裾にボーダー柄の生地を配置したり、あえてバイクでは不必要なフードを着けている点などは、明らかにライディングの上では不必要ですが、デザインとしてはカジュアルに収まっており、とても着やすくなっています。
製品仕様
表情のあるメッシュ生地を採用

この生地、よくみると霜降のデザインです。一見ダークオリーブに見える色でも、霜降のテクスチャーにしているのでディテールが良いです。
見た目だけでなく、生地は通気性に富んでいるので、夏場は群れをほとんど感じず、風圧でのバタツキもなく非常に快適なウェアとなっています。
標準でソフトプロテクターを装備

このウエアはバイク用なので、内側にはパッドを入れられる仕様になっています。またパッド自体は交換が可能なので、ハードプロテクターに交換することも可能です。
走行時に風でバタつかないフード

フードはループがついていて、走行時に風でバタつくことがありません。フードの内側の生地はよりカジュアルさを演出する生地を採用する仕様になっています。
深さのある胸ボケット

私は長財布を使っているのですが、財布はジャケットの内側胸ポケットに入れることが可能です。

収まりもよくて重宝しています。さらに、腰ポケットもあるので、収納性も良いジャケットとなっています。
ここが改良されれば、より良いウェアとなる?
最後に私が使っていて感じる、ここがこうだったら、より完成度の高いジャケットなのに!なポイントを紹介します。
風で裾がめくれあがる

フルメッシュパーカーは同じ素材を使用したフルメッシュジャケットと対になる商品です。お互いの仕様を比べてみると、フィット感の調節に違いがあります。
FULL MESH PARKA JACKET | FULL MESH JACKET | |
ウエスト周りの調節 | なし | あり |
袖周り | スナップボタン | ベルクロテープ |
個人的に、やはりフィット感はジャケットに軍配があがります。実際乗車すると、走行風で裾から空気が入り、上着が浮いてしまいます。
ジャケットには風でバタつかないように脇に調節のベルトなどがついており、これがフィット感を高めています。しかし見た目は明らかにライディングジャケットになるので、あくまでフルメッシュパーカーはカジュアルライディングジャケットであり、バランスが難しいですが、見た目に違和感がない程度で調整可能になればより完成度は高くなるでしょう。
襟の内側が白い生地なので汚れが目立つ

カラー配色が上部白のため、襟端などは汚れが目立ちやすくなってしまいます。
カラーにおいて、上部を切り替えて明るい色を持ってくることは、印象として軽やかな印象になりますし、見た目も安定感があり、使いやすく、カッコいい配色であることは間違いないのですが、やはり使うことを考えればできれば汚れが目立ちにくい生地を内側だけ配置する、そんな配慮があると個人的にかなり嬉しかったです。
汚れが目立てばしっかり洗うことにしています。
まとめ

このジャケットは総じて完成度が非常に高いです。毎年完売する理由もわかりますし、しょっちゅう被ります。笑
ユーザーとしては、こうしたカジュアルウエアのニーズがある証ですし、他のメーカーからもよりデザインに優れたウェアのリリースを希望したい、そんなきっかけになる一着にもなっていると思います。
値段が高いからデザインが良いのは当たり前で、どれだけのコストで、どの完成度かは重要です。そのなかでクシタニのフルメッシュパーカーは価格とデザインと機能のバランスに優れたウェアです。
2020SSでは人気のフルメッシュパーカーに黒(ブラックアウト)が登場しました。これは非常に人気が出そうな色ですし、売り切れ必須になりそうですね。
https://www.kushitani.co.jp/products/k2357.html

フルメッシュパーカーに組み合わせるグローブとして、FIVEのグローブをご紹介します。カジュアルに乗る時の組み合わせとしては良いバランスのグローブです。

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