この記事ではチタンウッドストーブをレビューしていきたいと思います。
目次
総合評価 4 / 5点 (当サイト比較
収納サイズ | ★★★★★ |
設営のしやすさ | ★★☆☆☆ |
手入れのし易さ | ★★★★☆ |
バイクツーリングでの使い勝手 | ★★★★☆ |
耐風性 | ★★★★★ |
このウッドストーブは間違いなくチタンです。しかし、値段は3,000円以下で購入が可能です。最初はその価格の安さに目を疑いました。これは正直買いです。
サイズ・スペック
収納サイズ | 17.7x15x2.7cm |
最小重量(本体) | 207g |
総重量 | 217g |
組み立てサイズ | 12.5×12.5x16cm |
素材 | チタン |
コストパフォーマンスに優れたコンパクトウッドストーブです。焚き火を楽しむというよりは調理に優れた焚き火台で、耐風性に優れているため綺麗に気が燃えます。ミニマムにキャンプをするのであれば最高のキャンプ道具だと思います。
この製品の優れたポイント
一人なら間違いなく十分なサイズ

写真は450mlのカップを載せています。コーヒーやスープをつくるのに必要十分な大きさをもつカップを載せることができる他、まだ回りに余裕があるので火の通り道となって素早くお湯を沸かすことができる印象です。
真横から木を入れやすい大きな開口部

初見は大きすぎると思う開口部でも、いざ使ってみるとその大きさがとても便利であることに気づきます。木を入れていると開口部は風の影響を受けにくそうで使い勝手が良いです。
上部はスキレットを置ける本体の丈夫さ

重たいスキレット(15cm)を載せても、焚き火台はぐらつくことなく安定しています。火の通りもしっかり確保されていることが写真で確認できます。
風の影響を受けにくい

正面は大きな開口部がありましたが、他の3面は下部に空気を取り込む開口部以外穴が開いておらず、風の影響を受けにくいことが確認できます。周りに木を置けば、それが防風として使えそうです。
優れた収納性

厚みは1.5cm以下で、どこに入れておいても邪魔しない薄さです。重さもわずか217gですから優秀です。

トレーは付属品ではありませんが、後程紹介する灰が落ちる問題があるので、合わせて使いたい一品です。家にあったトレーがまずまずのフィット具合なので、組み合わせて使っています。
焼き色が美しい

間違いなくこの製品はチタンであることを確認出来るチタン特有の焼き色です。
この見た目だけだも所有感を満たしてくれます。笑
内容物の紹介

内容物はいくつかのパーツに別れています。その為組み立てが必要ですが、一つ一つは複雑な形状ではないので、手入れはしやすいです。
収納サイズの紹介

収納サイズはA4を半分にした大きさよりさらに小さいです。バイクツーリングのみならず、アルコールバーナーと組み合わせてウィンドスクリーンとして使っても良いのではないでしょうか。
設営方法の解説
引っ掛けるだけの簡単設営

各部は引っかけるだけの単純な構造です。

背面とサイドの合計三枚を組み立てます。

組み立てた三枚にはスリットがついていて、底をセットすることが出来ます。

ご覧の通り、底は空気を取り込むための穴が多くあります。そしてこのストーブは良く燃えるため、綺麗な灰となり、底に落ちていきます。何か受けは用意したほうが良いです。

前面を取り付けました。

ゴトクは組み立ててから

本体にセットします。火をつくってからゴトクを嵌めようとしても、火力が強い&取り付けできるポイントもピンポイントのため、最初に取り付けるのが吉です。
地面には灰受けを置きましょう

底はご覧の通り通気を重視した形状のため、灰が落ちやすくなっています。

プレートを置くことで後片付けがとても楽になります。

底のプレートは本体の一回り大きいサイズが収納性良くてオススメです。
撤収方法の解説
撤収は組み立ての手順と逆になります。プレートの厚みが薄いので冷めるのも早く、素早く撤収ができると思います。
仕様紹介
金属の厚みについて
プレートは薄いので、何回か使うと結構歪んできます。(使用に問題はなし)
プレートが薄いので冷めるのも早いです。
使って感じる改善したいポイント
もうすこし大きくても良い

15cmのスキレットを置いてみると、真上から木を挿入することは出来ません。
できればスキレットを置いていても真上から木を挿入できるスペースがあればより便利に使えそうな印象です。
灰が落ちる

灰が落ちてしまう問題は是非プレートを置きましょう。後片付けが本当に楽です。
まとめ
なんといっても実売3,000円で、しかもチタンですから、いろいろ驚かされます。なにより、実践で使えるスペックがあるから驚きです。
これからバイクキャンプを始めるときはピコグリルがオススメですが、慣れてくるとこの小ささはとても魅力的に感じるでしょう。オススメです。
下記ではバイクキャンプツーリングで特にオススメな道具をまとめて紹介しています。

コメントを残す