この記事ではピコグリル398をレビューしていきたいと思います。
目次
総合評価 4.2 / 5点 (当サイト比較
収納サイズ | ★★★★★ |
設営のしやすさ | ★★★★★ |
手入れのし易さ | ★★★★★ |
バイクツーリングでの使い勝手 | ★★★★☆ |
耐風性 | ★★☆☆☆ |
ファーストインプレッション
数年前に購入し、今でも現役で使っている焚き火台です。そして今でも持ち出したい焚き火台No.1です。
多少改善したいポイントもありますが、現状はその優れた使いやすさが魅力なので、強くオススメできる焚き火台です。
ブランドの紹介
スイスのスキーやトレッキングを中心としたプロダクトを提供するメーカーです。主力は間違いなくこのピコグリルだと思うのですが、他の製品は日本での知名度は低いと思われます。(私自身は知りませんでした。
サイズ・スペック
収納サイズ | 33.5×23.5×1.3cm |
最小重量(本体) | 366g |
総重量 | 414g |
組み立てサイズ | 38.5x26x24cm |
収用人数 | ステンレス鋼 |
サイズはA4よりも少し大きい大きさですが、特筆すべきポイントは何と言ってもその薄さと軽さ!
今日は魅力溢れるピコグリルについて紹介していきたいと思います。
この製品の優れたポイント
設営がとにかく早い

設営方法は後程紹介しますが、慣れれば10秒で設営できます。とにかくシンプルな構造ですが、その耐久性は優れています。
大きな薪も乗るタフな設計

見た目は頼りない感じがありますが、実は耐久性が高いです。ご覧の通り重たい薪を載せることができるぐらいしっかりしています。
上部は網の設置でスキレットなどが置ける

フレームには突起があり、ここに

網などを載せても引っ掛かるようになっています。

小さなスキレットぐらいなら十分許容範囲内で、楽々載せることが可能です。
薪を投入しやすい

上部と薪を受けるプレートの間にはこれだけの隙間が空いています。その分風の影響も受けやすいのですが、薪をたくさんいれることも可能です。

載せる網を小さいものにするだけで左側からも大きな薪をいれることが可能です。
優れた収納性

組み立てると大きな焚き火台ですが、畳むと恐ろしく薄い焚き火台です。
この薄さが人気の秘訣でもあります。
内容物の紹介

フレームとプレートのみです。非常にシンプルです。これ以上最小化できないところまでシンプルです。
収納サイズの紹介

収納サイズはA4より一回り大きいサイズですが、バックパックにも余裕で収まるサイズになっています。
バイクでの収納方法
平たいので、バックパックの背面、もしくはバッグの底に入れるのが良いです。無理に変な力が掛かるとフレームが曲がって壊れてしまいます。
設営方法の解説
引っ掛けるだけの簡単設営

フレームは開くとこのようになります。

展開するとベースが出来上がります。

プレートを広げます。

プレートには切り欠きがあるので

展開したフレームにセットするだけで設営が完了します。

地面には灰受けを置きましょう

ご覧の通り、プレートには下からの空気を取り込むためのスリットがあります。ここから灰が落ちるので、下に灰うけとなる何かを敷くと片付けが楽です。
撤収方法の解説
撤収は組み立てとは反対の手順なので迷うことはありません。
仕様紹介
金属の厚みについて
プレートは薄いので、焚き火台が冷めるのも早いです。厚みのある焚き火台は冷えるのに時間が掛かるので撤収したいときに出来ない可能性があります。
プレートに関しては多少の歪みが発生しますが、勘合も緩い焚き火台なので、あまり気になりません。
使って感じる改善したいポイント
風の影響を受けやすい

構造がシンプルで薪も入れやすい焚き火台ですが、風の影響は受けやすく、灰が舞いやすい印象です。
また木も完全に燃焼しきらずに多少塊で残るのも、この構造なら仕方がないのかもしれません。

風の影響に関してはこのようにウインドスクリーンと併用することで改善することが可能です。
灰が落ちる&舞う

最初はこのスリットのお陰でよく燃えるのですが、燃えていくに連なって灰でこのスリットも埋まってしまいます。また、この隙間から灰が落ちる問題もあります。
オプションについて
ロストル
オプションでロストルがあります。重たいスキレットなども載せることができるものですが、フレームの形状として網なども安定して載せれる構造なので、ロストル以外載せれないということではありません。
この辺り使い勝手がよくて良いですね。
まとめ

調理をするバイクキャンプにもっていくなら、現状この焚き火台が最高に使いやすいです。形状もパッキングの妨げにならない形状で運搬もしやすいです。
欠点も対策で改善できますし、値段は高いものですが評価が高いのも頷ける納得の仕様です。
下記ではバイクキャンプツーリングで特にオススメな道具をまとめて紹介しています。

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