バイクで天の川を撮影しに行った時の装備をまとめてご紹介します

気温が高くなるにつれ、天の川を撮影しやすい季節になりました。私も先日天の川を撮影しにいきましたが、思いの外気温が低く苦労しましたので、次回の反省も踏まえ、不自由なく撮影できる装備をご紹介したいと思います。

バイクで行く天の川撮影

はじめに、私が撮影に行った時は鶴姫公園という場所です。

場所鶴姫公園(奈良県吉野郡野迫川村檜股
気温-2度(4月
バイクBMW R1200GS

奈良県の中でも屈指の暗さを誇る場所で、ここ鶴姫公園は展望台(撮影スポット)まで車やバイクでアクセスが可能です。

バイクはBMWのR1200GSで行きました。これだと荷物も楽々載せれて、長距離の走行も楽々です。

今回鶴姫公園に行った時の気温が-2度と思いの外気温が下がり、「なぜバイクで来てるんだろう?」と問いかけたくなる状況でした。笑

気温が低いときの注意点

気温が低い時は防寒対策も当然ではありますが、注意点は二つあります。

路面凍結の心配

星空を撮影しに行くとなると街から離れた場所が撮影に適しています。そうなると標高の高い山頂という場所も多く、3月や11月は道路の凍結の恐れがあり気をつける必要があります

暗い中での操作

気温が低い時にはカメラの設定や三脚の設定は、グローブをしたままでも操作できるようにセッティングの練習をしておきたいところです。

特に機材の使用上、素手で操作しないといけない場所はありますが、そうでなければグローブを着けたままでも調節可能な機材を選ぶのも大切なポイントです。

  

今回持って行った道具はこちら

道具は基本バイクのサイドケースに入れます。今回持って行った道具はこちらです。

左からカメラ類・アクセサリー類・三脚2つ・魔法瓶(気温が低いとき

MEMO
車ならなんでも持っていけますが、バイクの場合は道具を厳選し、最小限の装備で挑みます

カメラ類のパッキング術

私はカメラを運ぶ際に保冷バッグを使用していますが、カメラ用のケースがよりプロテクション効果は高いと思います。

バイクでカメラを持ち運ぶ際は振動が多いので、そうした衝撃から保護してあげる必要があります。今回は防寒で使うグローブを緩衝材としても使い、出来るだけコンパクトに携帯できるように工夫しています。

カメラは現地に着いてからは三脚につけて、バッグに収納せずに移動することが多いので、このバッグはバイクでの持ち運びの時のみ使用しまています。

THERMOSの保冷バッグは保冷にも優れて、一石二鳥です。当然ですが。笑

何気に細かいポケットもたくさんついていて便利です。

  

アクセサリー類のパッキング術

バッテリー類などはすぐに取り出せるようにショルダーバッグに入れています。

特にバッテリー類はチャージしておいたものをすぐに取り出したいので、

小物ポケットに未使用のバッテリーを入れています。

MEMO
カメラは2台ありますが、2台とも共通のバッテリーです

使い終わったバッテリーはポケットに入れて、使用済みと未使用をしっかり分けています。

ショルダーバッグの中には、バッテリー以外にレンズウォーマー・電源ケーブル(モバイルバッテリーより給電)を入れています。

夜に接続するとなると寒い日であれば、それすらも大変な作業に思えるほど手間がかかる作業なので、事前にセッティングをしておきます。

バッテリーは2口、かつ20,000mAhのものを使っています。片側がレンズウォーマー用、もう片方がバッテリー電源用となっています。

エブリデイスリングは5Lですが、こうしたアクセサリーをまとめておくには本当にちょうど良い大きさで便利です。詳細についてはこちらでまとめております。

PeakDesign のエブリデイスリング 5Lを1年間使い続けたけど、最高です

  

三脚(カメラ機材)のパッキング術

実はまだこれといった手法を見つけられていません。というのも

三脚を組み立てて、アクセサリー類を携帯するのですが、カメラがついたまま三脚をそのままカバンに収納できれば、すぐに設置が出来て良いなと思っております。

MEMO
撮影地まで歩く場合の話となります

するとカバンの大きさは45mm以上いれば良い(写真のセッティングで45cm)のですが、持ち運びとなるBMWのサイドケースも幅が大体45cmぐらいです。笑

そのため、このケースにジャストフィットな寸法のバッグがあれば良いなとは思っているのと、もしバッグに入らなかったとしても、バッグのサイドに三脚セットを収納するのも一つの手段だなとは思っています。(でも外付けは心配

  

各アイテムについての詳細

持って行ったもの
カメラ・三脚・レンズウォーマー・バッテリー・ヘッドライト・グローブ・魔法瓶・椅子・防寒着

レンズについて

カメラは2台持って行きました。レンズは下記の二つです。

SAMYANG14mm F2.8SONY
α7Ⅱに装着
TAMRON17-28mm F2.8SONY
α6400に装着

SAMYANG 14mm F2.8

フルサイズ機で使える14mmの超広角レンズです。そして何より同スペックのレンズ群の中では比較的安いのがポイントです。重さはずっしりといったイメージです。

魚眼レンズなので、フィルター類はそのままでは着けられない仕様となっています。


TAMRON 17-28 F2.8

広角ズームレンズです。こちらもフルサイズ対応です。特にフィールドで写真を撮る時は広角域でズームできるのが便利なレンズとなっています。何より軽いのがオススメのポイントです。

  

三脚について

カメラが2台あるので、三脚も二つです。気温が低い時のことを前提で話を進めると、グローブをしたままで操作がしやすい仕様かどうかはとても重要です。

また、星空撮影をしている時は当然暗い場所での作業にもなるので、操作のやり易さはとても重要です。

Velbon ULTREK UT-53

この製品のポイント
アイレベルまで伸びる脚は不整地にかなり強い
(5.0)
少し重い
(1.0)

Velbonのアルトレックシリーズはコンパクトさが売りの三脚で、カーボンのシリーズもあります。軽さも重視したい場合はカーボンモデルがオススメです。

特にオススメしたい機能としては、足の開度を調節するパーツの操作性がとても良いことです。写真に写っているレバーを

スライドすることで足の開度を3段階で調節可能です。グローブしたままでも調節ができるので、特に夜の撮影の時に調節が便利で気に入ってます。

注意
ULTREKシリーズの雲台はアルカスイス互換ではないので注意が必要です

Leofoto LS-223C

この製品のポイント
小型三脚でも妥協のない作り
(5.0)
脚の開度の調節はグローブしたままでは難しい
(1.0)

LeofotoのLS-223Cはラインナップの中でも軽量・コンパクトな三脚です。

小型ですが、脚も伸縮するので不整地に強いです。

脚の開閉に使われているこの仕様(レバーを引っ張って調整)は個人的にULTREKと比べると少し難しいと感じます。特にグローブしながらの調節が難しいなと思います。

Leofoto LS-223Cは小型三脚の選択肢として良き相棒になる【Review】

  

グローブについて

この製品のポイント
アウトドア仕様のグローブは暖かい
(5.0)
細かい操作は難しい
(1.0)

グローブは今回の気温(-2度)で使う分には指先の冷えを感じることもなく、同じぐらいの気温であれば暖かく使えると思います。

MEMO
私は冷え性ですが、それでも暖かかったです

そして何気に助かったこと(便利な事)は手のひらに使われている合成皮革がグリップして、機材の取り付け、取り外しに効果があった事です。

気温が低くて手のグリップがなかった時に外せなかった一脚を取り外せたので、すごく助かりました。

写真のグローブはウィンタースポーツ用のグローブです。当然ながら厚みがあるので細かい操作は不向きですが、僕はこの厚みを利用して機材持ち運びの際の緩衝材として使っています。

  

ヘッドランプ

この製品のポイント
アウトドア仕様のライトは明るい
(5.0)
星空撮影には向いていない
(1.0)

登山用のライトは明るいので、深夜の山の中を歩く時は明るい光は安心感があります。(それでも怖いものは怖いです。恐ろしいぐらいに。。

ただし、強い明かりに慣れた目は暗闇に順応するのにとても時間がかかります。そのため、星空撮影をする際には赤いランプを備えたライトを使うが一般的です。写真のライトには補助等がありますが、その光ですら強いと感じます。

MEMO
赤色LEDは暗闇の中でも視界を確保する色として使われています

  

雲台

この製品のポイント
軽量・コンパクトなシンプルな仕様
(5.0)
写真合成する際の角度変更等は苦手
(1.0)

雲台にレバーひとつで雲台の固定からボールヘッドの固定を一括で行うタイプがあります。これがグローブをしたままでも簡単にセッティングを調節できるので大変便利です。

私はレンズと合わせて約1.1kgのカメラを使っていますが、十分固定できるので、性能としての不満はありません。

調節ノブがたくさんついている雲台は暗闇の中では調節が少ししにくいかなと思いました。

  

魔法瓶

この製品のポイント
軽量で保温力が大変高い
(5.0)
強い衝撃を与えるのは絶対にダメ
(1.0)

登山向けに作られた魔法瓶が夜の撮影にはとても便利でした。何せ暖かい飲み物を飲めるのは、寒い日には有効です。ただし、素材も軽さを重視している分強い衝撃には強くありません。

魔法瓶の特性上本体が凹むと保温力が大きく下がる可能性があるので、バイクでの持ち運びの際にはしっかり保護してあげる必要があります。

  

持って行っても使わなかったもの

続いて、今回の撮影では持って行ったけど使わなかったものをご紹介します。

椅子・フットウォーマー

今回撮影した場所は不整地のため椅子を使うことは出来ませんでした。それに伴い靴を脱ぐ必要がなかったのでこれも使っていません。

バイクの場合は車と違って寒い日に避難できる場所がないのが辛いところ。。

  

ダウンパンツ

脚の冷え対策としては抜群なダウンパンツですが、バイクでの移動中でも脚の冷えを感じなかったので履きませんでした。あと履き替えの手間はあるかと思います。

何よりバイクの移動中で脚が冷えるのであれば、ツーリングウェアの見直しが必要だと思います。

  

何より出かけて、経験値を積もう

最後に、道具は気温に応じて増えたり減ったりするのですが、移動手段がバイクである以上持っていける量に限りがあるので道具の総量はしっかり検討する必要があります。

また、セッッティングなどは慣れが必要であり、準備不足で挑む星空撮影は満足な結果で終わることがないと思っています。笑

私も何回も「あの時、これをしていれば!」ということはよくありますし、毎回の撮影の改善点を次回で活かすようにしていけば、どんどん作品のクオリティが上がっていくのを実感します。

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