【エンジンオイルについて】種類と役割について

エンジンオイルについて説明します。オイルは粘度の他にグレードもあり、買うときに注意が必要な基礎知識があります。

エンジンオイルの基本情報

はじめにエンジンオイルの種類や基本情報についてまとめました。

種類について

種類は大きく分けて、鉱物油・部分合成油・化学合成油に分けることが可能です。

  • 原油から抽出され、不純物を取り除いたもの
  • 安価
  • 耐熱性能が弱く、酸化も早い
  • 鉱物油に化学合成油を20%以上混ぜたもの
  • 鉱物油よりも少し高い
  • 鉱物油の弱点である耐熱性能の低さ、酸化のしやすさを改善
  • 原油の精製処理をより高度にし、品質の良いオイル
  • 高価
  • 耐熱性が高い

部分合成油が広く普及しています

種類の選び方

化学合成油は耐熱性に高く、高性能なオイルです。その目的はサーキット等でも安定した性能を発揮できるように開発されたオイルであることは間違いあいりません。

その分価格も高くなります

コストパフォーマンスに優れた部分合成油がツーリング等で使うにはベストチョイスではないでしょうか。

化学合成油は旧車などのエンジン設計を考慮していないので、トラブルの元になる可能性があります。

粘度について

エンジンオイルには粘度があり、車種ごとに指定があります。10Wー40を例で説明します。

気温が低い時の粘度を表します。数字が低くなるほど、低温時のオイル性能が優秀

油温が100℃の粘度を表します。数字が高くほど、高温時のオイル性能が優秀

エンジンの設計を指定粘度で行なっているので、かけ離れた粘度を入れないようにしてください

JASO規格

JASOは日本で定めた2輪自動車用4サイクルエンジン用の規格です。車と違い、クラッチ等のギアもエンジンオイルで潤滑するため、2輪用で独自に定められています

  • 高い摩擦特性
  • MT車に使用されている
  • MAの摩擦特性の範囲内で粘度を低めにしたもの
  • MA1の指定があれば、必ずMA1を使用する
  • MAの摩擦特性の範囲内で粘度を高めにしたもの
  • MA2の指定があれば、必ずMA2を使用する

  • 低い摩擦特性
  • スクーターに使用されることが多い

粘度を調整することでエンジン内部の可動抵抗が減り、燃費向上に繋がりますが、専用設計である必要があります。そのため、MA1、MA2などの指定があります。

MA入れてるけどクラッチが滑りやすい、その場合は実はバイクがMA2指定の場合があります

一方、スクーターなどはクラッチ等の潤滑が不要なので、MB指定のものが多いです。

必ず車種のマニュアル等で確認しておきましょう。

その他の規格

API規格があり、13段階に分かれています。

SN(最高グレード)→SM→SL…(以下省略)

の順にグレードは下がっていき、上位3種類のグレードをよく見ます。こちらも車種ごとに指定される場合が多いので確認しておきましょう。

Castrol POWER 1には記載はありませんでした。

エンジンオイルの役割

次にエンジンオイルがバイクに与える効果について確認しましょう。

オイルの役割

エンジオンオイルは内部の潤滑が主ですが、その他に

密閉・冷却・洗浄・防錆、等

の効果があります。これらの効果はオイルに加えられた添加剤によって、様々な効果があります。

よってオイルメーカーの商品ごとに効果は多少異なってきます

エンジン内部の潤滑

エンジンオイルを交換すると、最初に入れた時よりも随分と黒くなっています。これはオイルの添加剤によって内部の汚れを落とした汚れが多く含まれているからです。

添加剤の方が先に劣化しやすい

エンジンオイルの成分のうち、熱で劣化しやすいのは添加剤と言われています。

そのため、エンジン内部を良い状態で保護するためにもオイルの定期的な交換が推奨されています。

3,000〜5,000kmでの交換が一般的ですね!

オイルはバイクにとってとっても大切です

最後に、オイル選びのポイントをおさらいします。

  • 車種ごとに指定グレードの指定があり、粘度(10w-40)とJASO(MA)は重要!
  • エンジンオイルは潤滑以外にも様々な役割がある
  • 添加剤が劣化しやすく、定期的な交換が必要

オイルの交換方法は下記にまとめましたので、合わせてご覧ください。

【メンテナンス】エンジンオイルの交換方法について

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です