クシタニ|ネオブーツを3年履いたので、レビューします

クシタニのネオブーツはメンテナンスしながら、かれこれ3年ぐらい履き続けています。この記事では長期間使用した上で改めてレビューし直しています。

はじめにネオブーツの魅力については私なりに3つのポイントがあります。

  • しなやかで、バイクを降りた後でも使いやすい
  • 防水なので使うシーンを問わない
  • 軽量なブーツ

それぞれ詳しく説明していきます!

クシタニ|ネオブーツの優れたポイント

しなやかでバイクを降りた後でも使いやすい

バイク用のブーツは少し固め、もしくは固く作られているものが多いですが、ネオブーツはとてもしなやかです。最大のメリットはバイクを降りたあとの観光など、歩く上でとても快適ということです。

観光用などに靴を携帯し、履き替えるという方法ももちろんありですが、現実的ではありません。ひとつで纏めるならネオブーツは臨機応変な使い方が可能です。なんなら、私はネオブーツで山に登りたくなったら、登ってしまいます。

北海道へ行った際は、アンヌプリもネオブーツです。ただし足の甲のフィット調整ができないので、結果的には少しかかとの靴擦れはしていましましたが、しなやかであること、そしてソールの剛性感のバランスが良くて、歩きやすい靴でした。

防水なので使うシーンを問わない

注意点

2020年、ネオブーツはモデルチェンジにより防水仕様ではなくなりました。

このブーツは水を通さない素材を使用し、防水仕様となっています。夏は蒸れますが、連泊のツーリング時や突然の雨でも対応できる点、そして冬場は保温力があり、個人的にとっても使いやすい靴です。

ハイカットなので、履き口からの雨水の侵入もなく、快適に使用出来ます。

防水製品は修理が不可能

新しいネオブーツのメリットは修理が可能である点です。OutDryはゴアテックスと違い、内側から防水フィルムを貼り付ける仕様なので、分解する修理を必要とすると防水性が失われるためです。

個人的に4万クラスの靴であれば、メンテナンスしながら一生物としても使って良いブーツだと思います。その点で、新しいネオブーツは防水ではなくなりましたが、修理しながらでも使える点にメリットがあります。

軽量であること

とても軽く仕上がっています。バイクに乗っている間は軽さを考える必要はありませんが、観光とかになると軽い靴の方が歩きやすいです。靴の場合はソールのラバーで重量は大きく変わります。ネオブーツで使われているビブラムソールが軽さの秘訣でもありますね!

しなやかなブーツでも重たい製品はたくさんあります。しなやかでありながら軽いことが、ネオブーツの魅力ではないでしょうか。

ネオブーツの特徴をおさらい!

クシタニの公式ページより引用しました。各素材の特徴や説明です。合わせて、3年使用後の評価についても記載しています。

KWPレザー

KWPレザー

水に強い、超撥水革『KWPレザー』。皮革のコラーゲン繊維にフッ素化合物を深く浸透させていますので、撥水性に優れています。また、大雨などで水が侵入した場合でも乾燥が早く、革の風合いは殆ど変化しません

3年使用してみての変化

3年経っても風合いはほとんど変化していません。クシタニのレザーは、メンテフリーでもいけるぐらい革の風合いが変化しない印象があります。ただ、革のメンテナンスしないと見た目は白っぽくもなりますし、撥水性も落ちるので、できるだけ小まめにメンテナンスしてあげる必要はあります。

VIBRAMソール

VIBRAM

ネオブーツにはビブラムのADVENTURE TRAVELというソールを使用しています。

1937年にビターレ・ブラマーが創立したビブラム社。軽さ、耐久性、機能性、安全性の高いラバーソールの研究開発とテストを70年以上重ね、現在までに培われたラバーソールの配合技術は他を寄せつけない技術の結晶です

底がフラットなソール形状なので、足の移動をしてもステップに引っかかりにくい形状になっています。

3年使用してみての変化

ソール自体の磨耗はそれほど目立ちませんが、ソールの接着はつま先で若干の剥がれが見えます。まだこの程度であれば問題ありませんが、こうしたキッカケからソール剥がれの原因となったりするので注意しながら経過観察したいと思います。

OUT DRY

アッパー素材とメンブレンが隙間なく接着されているため、最外層で水をシャットアウト。アッパー素材と裏地の間に水が溜まることがないので、湿気をスムーズに放出してドライな状態を保ちます。

3年使用してみての変化

防水性能に変化はなく、今後もメンテナンスしながら使いたいと思います。

製品仕様

サイドファスナー

ブーツの脱ぎ履きはサイドにあるファスナーを使って開閉します。大きく開閉するので、脱ぎ履きに困ることはありません。

ベルクロ

ファスナーが車体と干渉しないようにサイドにはベルクロがついたスウェードのパーツがついています。

このベルクロは気持ち解れやすいと思います。

私の製品はベルクロが解れ、縫いから外れています。

シフトペダルプロテクター

 

しなやかな靴ですが、シフトペダル付近にはプロテクターがついていて、ペダルで靴が磨耗するのを防いでくれてます。

メンテナンスしやすい形状

この靴のデザインは表にファブリックや靴紐を使用していないので、比較的メンテナンスはしやすいかなと思っています。それが革靴の寿命を延ばし、馴染むことで味の出るお気に入りの靴となります。

ネオブーツは万能なシューズで間違いない

このシューズはバイクに乗っているだけでなく、バイクを降りたあとも快適に使いたいユーザーにはぴったりです。とくに、厚手のソックスを履いてのフィット感は抜群で、このシューズは手入れをしてしっかり長く使い続けたくなる、そんなシューズです。

ただし、透湿性素材を使用しているとはいえ暑いです。なので、夏にはメッシュ付きのシューズに履き替えることをオススメします。

KUSHITANI クシタニ ネオブーツメッシュ 【レビュー】

以上ネオブーツのレビューでした!

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