キャンプで使える道具を作ろう第一段!(連載かは未定。笑
本日はキャンプで使うローチェアを作っていきます。ページの最後に設計図を公開しています。
目次
はじまり
バイクでキャンプ道具を運ぶとなると、荷物が限られます。
軽量かつコンパクトになる椅子も持ってはいるのですが、

なかなか出番がない状況です。
というのもバイクでキャンプにいくと、のんびり椅子に座ってくつろぐ時間が少ないと思うんですね。笑
キャンプ場に行くまでの道中も楽しいので、キャンプ場に着くのが14〜16時ぐらいのこともあります。
キャンプ場について、テントを設営し、食材買い出し、温泉、調理の準備、、等々していると、意外と時間がありません。
バイクキャンプツーリングなら一つ二役の存在が○
バイクは載せれる荷物が少ないぶん、道具がひとつ2役な存在になればと思っています。

どちらもランタンではありますが、右のランタンはバッテリーとしても活用できるので、ランタン+バッテリーを持ち運ぶ手間が減ります。
なので、椅子も座るだけでなく、何か他の用途を見出せたら良いと思いっていました。
そこで!バイクに荷物をのせる際に、フラットになるプレートがあれば荷物を置く安定して固定できますし、そのプレートが椅子になれば大変便利ではないかと考えました。
イメージ、および完成図はこちら

この椅子の上に荷物を載せて、荷縛りのロープで固定します。安定感はとても良いです。
設計図を作成していきます
ベースとなる椅子
今回ベースとして採用する椅子がBlue Ridge Chair Works(ブルーリッジチェアワークス) スモールBRチェアーです。

構造が極めて簡単であること、そして組み立てがしやすいこと。なので、「キャンプ ローチェア」と検索すると自作している例がたくさん出てきます。
今回ご紹介するのは、バイクに特化して寸法を決めたものです。
椅子の幅を決めるポイント
幅が広すぎるとバイクから大きくはみ出してしまうので要注意です。
それに、幅が広いと、重量のある木材ですから、椅子が重くなり携帯性に欠けます。
ただし狭すぎると座った時の快適性が落ちるので難しいとろです。。
背面の高さを決めるポイント
背面の高さは長いに越したことはありません。頭まで預けれる椅子は極上です。笑
しかし比例して収納寸が大きくなりますし、何よりバイクから大きくはみ出してしまいます。
バイクの積載サイズ制限
補足として、バイクに荷物を積載する際にはサイズ制限がありますので注意が必要です。
長さは30cm。
幅は30cm。(左右15cm以下)
今回の椅子は制限内のサイズです。
帆布は外せるようにしました
背面に持ってくる帆布は外せる設計にします。ベルクロを採用するだけで簡単に取り外し、取り付けができます。
帆布は使っているうちに伸びることと、収納せずに持ち運ぶ以上汚れがついてしまうということです。

これは以前バッグをキャリアに固定して走った時なのですが、めちゃくちゃ汚れてしまいました。。
外すことが出来れば汚れても洗うことができますし、伸びたとしてもベルクロなので簡単に再調節が可能です。
カット寸法について
メインで使うのが1×2と呼ばれる木材です。
寸法は19mm×38mm×1820mmで、一本300円程度で購入できるDIYに最適な木材です。
そしてカット寸は1820mmを有効活用できる長さにしております。
今回は1×2を2本、座面に使う薄い木材を1本、合計3本使って制作していきます。私は材料費1,200円程度でした。
帆布、ベルクロの購入先
全国にあるユザワヤに取り扱いがありますので、近くにあれば覗いてみてください。カットされたものを購入すればかなり安くで手に入ります。ベルクロもユザワヤに取り扱いがあるので、合わせて購入しましょう。
木材、ビスの購入先
資材はホームセンターが便利です。買うときにポイントがあります。
長尺の木材は反るので、買うときに反っていないか確認すると良いです。できるだけ反りの少ないものを選びましょう。

二本合わせると反っていないことがわかりやすいです。片方が反っていると、大きな隙間が出来ます。
カットは購入先でカットできるのであれば注文した方が良いと思います。大型の機械(テーブルソーやパネルソー)でカットすれば正確に切り出すことが可能です。
左右対象であることがとても重要なため、同じ寸法で切り出すことはとても大切です。
設計図
こちらが今回使った設計図です。PDFデータをご用意しました。

完成イメージはこちら


バイクのキャリアに乗るようにしています。

ポイントはできる限りフラットな面を作れるように各パーツの位置調整を行なっています。
椅子の幅は32cmです。少し幅は狭いですが。細身の方であれば問題なく使うことができます。
重さは1550g(帆布背面なし)です。軽量な椅子の場合は約750gなので、800gの増加ではありますが、設営のしやすさ、そしてキャリアのベースになることを考えると許容範囲かと思います。
以上キャンプツーリングに使う椅子の設計編でした。
実際の制作工程については次の記事でご紹介していきたいと思います。
コメントを残す