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キャンプ道具を軽くするポイント一覧
本当に必要なもののみ、持っていく
始めに、キャンプツーリングへ行く際に、本当に必要な道具のみ持っていくことがキャンプ道具を軽くするとても大切なポイントです。すごく当たり前のことですが、実践するのは難しいです。私が難しいと思う理由は下記の通りです。
・バッグに隙間があれば、何か持っていきたくなる
特に初めの理由が大切で、道具は基本的に何かをするために持っていく訳です。持っていかないと、何かが出来なくなります。しかし、そこまでしてキャンプしないといけないのかとなります。私なら。笑
キャンプは自分自身が楽しむために行うものです。何もサバイバルに行くわけではありませんが、ここで必要な考えがあります。
これはキャンプ道具がコンパクトになるきっかけとなるキーワードです。本当に必要なものかを考え、多少不便になっても他の道具で代用出来ないかなどを考えてみて、道具をチョイスしていきます。
道具が必要だったのか、もしくは不必要だったのかは実際にキャンプしてみて、自分自身で答えを出してみるのが良いと思います。
バッグを小さくする
キャンップ道具はどのような方法で運搬しますか。

以前こちらの記事でバイクでのキャンプ道具を積載する方法を紹介しました。この時にも軽量・コンパクトの大切さをお伝えしましたが、それを実行するには
ことが有効ではないでしょうか。仮に40Lのバッグにすれば、まずは絶対に必要な寝袋やテント(タープの場合もあり)は持っていきますが、椅子は悩ましいところではないでしょうか。
この時に、椅子とテントをコンパクトなものにすればバッグにゆとりが生まれます。こうして、道具をコンパクトにしていけば目標とする40Lに道具を詰め込むことが可能です。
テントを軽くする
テントはバッグの中の場所を占領し、そして重さもあるアイテムの一つです。

私の中の最軽量なテントは山岳仕様のテントです。このテントにするだけでキャンプ道具が相当コンパクトになります。軽くはなるのですが、あまりに軽すぎるテントにすると不便な点も多いです。
・隙間があると、保温性がなくなり、気温が低いときは寝袋の保温力が大切
・自立式でないことが多いので、ペグをしっかり刺す必要がある。刺さらない場合は設営困難
いろいろな問題こそあれど、身軽なキャンプ道具を揃えるのであれば、テントの軽量化は大きいです。
ガスを軽量化する
燃料は主にガソリン・ガス・アルコールに分けられます。
ガソリン | ガス | アルコール | |
バーナー | 思い | 軽い | 最も軽い |
火力 | 最も強い | 強い | 弱い |
ガソリンは持ち運びが難しいので、ガソリン缶・バーナー共に堅牢な作りで重たいです。その分の火力の強さが魅力です。
ガスは燃料となるガス缶が重たいのですが、バーナーが軽く、全体の重量は軽量です。
アルコールに関してはとても軽い仕様となります。気温が低いとアルコールに火が着きにくいなどの難しさもあります。

今回は持ち運びのしやすいガス缶の中でもOD缶について、軽量化の方法を紹介します。OD缶はガス缶だけでも100g(一番小さなもの)ありますが、バーナーは軽量なものが多く、軽い組み合わせが可能です。
このガス缶に、詰め替えアダプターを使ってガスを移動させます。
ガス缶は残量が見えないので、この詰め替えアダプターを使ってのガスの移動はポイントがあります。
ガス缶に何gのガスが移動できるかを知っておく
ガス缶に移動できるガスの量は重さを測ることで把握することが可能です。
満充填 | 空 | |
IP-110 | 約200g | 約100g |

今回の場合で100gのガスを移動させることが可能です。移動を何回かに分けて、重量を測りながら移動させて行きます。
バーナーと会わせると約250gの組み合わせです。アルコールバーナーよりは重たいですが、環境をあまり気にせず使える気軽さは、便利です
道具の兼ねるアイテムを見つけ出そう!
ひとつのアイテムでふたつの役割が可能な道具を見つけましょう。

以前紹介したランタンはバッテリー内臓なので、携帯などを充電することが可能です。もちろんメインとなる照明も明るく、色温度も調節可能です
他にも、エアマットが椅子になるこちらのアイテムは椅子を持っていく必要がなくなります。エアマットが寝るときのマットと椅子を兼用しますので、道具がコンパクトになります。
兼ねる道具は荷物をコンパクト・軽量にしていくにあたり大切なキーポイントです。
現地調達できそうなものは持っていかない

水は浄水器でろ過できるのであれば、ペットボトルの水を持ち運ぶ必要はありません。
焚き火の薪は木を拾えそうな環境であれば、小型のノコギリとナイフで小割の薪を作ることが可能です。
グループでキャンプに行くなら、道具をシェアして持っていかないという選択肢も出来るかと思います。
軽量化はとってもメリット多いけれども、注意点もあり
最後に道具を軽量化するにあたりメリットも多いながらデメリットもあるのでご紹介します。
道具の限界を知っておく
道具を軽量化することは、道具を最大限有効活用し、真価を体験するところにあると思います。
道具の限界をしっておくことは、道具を扱えるシーンを理解することに繋がります。寒さで凍えたり、風で道具を全く使えなくなる前に道具を何回も使い、理解して、自分のレベルにあった道具を選ぶようにしましょう。
防寒着は減らしすぎると良いことない
コンパクトな荷物にはたっぷりの防寒着が私の中のマストなチョイスです。本来ここを削ればもっと軽くすることができますが、道具が重くなって感じる不便さより、寒さで全く寝れない辛さの方が数倍辛いので、防寒着系はたくさん持って行ってます。
軽量化は自分の成長と共に、少しづつ
軽量化することで多少なり不自由になることは出てくるかもしれません。便利な機能であったり、その製品で出来ることは、重量・サイズが大きくなるというカタチで現れます。
軽量な道具が使い易いとも限らない点に注意が必要です。評価の高い道具は、重さと機能のバランスが優れていることが見てとれます。
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