以前、BMW R1200GS LCがツーリングバイクとして装備が充実している点をご紹介しました。見ていない方は是非最初にご覧ください。

その上で、今回はパッセンジャーがいることを想定します。パニアケースにどのように二人分のキャンプ道具・撮影機材を積載するかをこの記事では紹介します。
二人分で撮影道具もあるなかでの収納となると制限が多々あります。そのため多少の快適性も減らしてる部分はあります。その点含めの道具選びとなります。
R1200GSでタンデムキャンプツーリング
はじめに、R1200GSは特殊なバイクです。真四角のパニアケースは収納力抜群で、それに合わせたバイクの電子制御が出来ます。一人なら一人に合わせたサスペンションの稼働範囲がありますし、二人ならそれにあわせて設定を変更できます。コースの状況やバイクの重さに合わせて、快適に走る上でのデメリットを感じさせないライディングができるのです。

パッキングに関してはこのバイク専用の収納方法となりますので、バイクによっては積載しすぎて乗り心地が大きく変わってしまうこともあります。バイクによっては積載しすぎてフレームが曲がってしまうこともあるそうです。それらを踏まえた上でご覧ください。
収納に気をつけていることも合わせてご紹介していきたいと思います。
タンデムを想定して道具を選定する
パッキングの前に、積載する道具の基準を紹介します。
基本は小さくなること。これを重視しています。すると荷物のボリュームを抑えることが出来ます。
小さくするには、道具の兼ねる化が必要です。ひとつの用途でなく、道具ひとつで二つの機能があれば、少ない道具でも豊かになります。
但し小さくなる道具は値段も高いです。少しずつ道具を入れ換える形でコンパクトにするのを目指すのが良いかと思います。
右サイドケース
r1200GSだと、右側にマフラーがあるため、サイドケースの中は完全な四角形ではありません。

そこで、ある程度形状に合わせて道具を収納していきます。
ポイントは道具自体が多少変形するものを集めて、隙間なく道具を収納することです。

アイテムとしては下記のアイテムを入れてます。(2人分を想定しています。
MSRのハバツアーとポールです。二人で使っても広々としています。もし雨が降った場合、広々とした前室で快適に過ごすときに使い勝手の良いテントです。

モンベルのダウンとハイランドデザインの化繊キルトです。追加の保温はウェアで行います。どちらも収納サイズがとても小さいのが特徴です。濡れたテントを収納すると寝袋も濡れてしまうので、防水の袋に入れておきます。
グラウンドシートを入れておくと便利です。キャンプ場についてこれを最初に敷くとテントのボトムの保護になります。
グラウンドシートを使うことは撤収の際に役に立ちます
グラウンドシート上でテントを張れば、テントのボトム生地保護のためになりますが、そのほかに加圧しながら収納する必要のあるマット類などはグラウンドシートの上で行うと、汚れず楽に収納することが出来ます。
右側の収納のポイント
右側に入れたテント、寝袋、グランドシートは一便最後に片付けることがポイントです。
これはキャンプ場について一番始めに設営する道具でもあるので、設営の手順ごとに道具を固めておくと荷物の出し入れがかなり減ると思います。
左サイドケース
左サイドにはアークテリクスの10+10がぴったりです。こちらのブログでご紹介されてました。

見事にぴったりです。このカバンの奥に焚き火台等々平たいものを収納しています。
メイフライチェアとグラウンドチェアです。グラウンドチェアのほうが座り心地は好みですがメイフライチェアの方が収納サイズが小さいです。

ソロならマットで十分ですが、今回は快適に、が目標なので、ここは省く対象にならず。なにより、椅子に座って焚き火を眺めながらのお酒は美味しいですよね。
EXPEDシリーズです。エアマットのダウン、化繊モデルで、収納サイズの小ささがメリットです。

持っていくか非常に悩んでおりますが、快適に、を重視するなら必要かと思い持っていきます。

無印良品のポーチのなかに入れてます。バーナーもここに入れています。
ランタン、まな板、エアピロー、シエラカップをスタッキングしたもの、フラスコ

主に細かいキャンプ道具をひとつのケースに纏めています。ひとつにまとめることで、もしバイクをキャンプ場に乗り入れ出来なかったとき、運び出しがとても楽です。

とくに真四角ならではの収納性があります。このカバンにはショルダーストラップがついているので、肩に掛ければ両手がフリーになります。他の道具を運ぶのに便利なアクセサリーです。
このカバンを取り出すだけで満足のいくキャンプが出来るこのフットワークの軽さはどのキャンプにおいてもメリットが大きいです。
トップケース
アクセスの頻度が多いものを入れています。主にはカメラとそのアクセサリーですが、ここはある程度隙間を作っています。

何故なら食材等を入れるのに空きスペースはなにより便利ですし、バイクから離れるとき、盗られたくないものを一次保管するのにも大変重宝します。
ここに入れてるものは下記の通りです。
カメラ・レンズ・三脚・バッテリー類
THERMOSのソフトクーラーボックスの使い道
これを選んだ理由は四角であることです。それを2つ入れることで効率よくパッキングできました。これも四角いケースならではの組み合わせです。
ひとつは基本は空です。購入した食材を入れる為に使用します。
もうひとつはカメラケースとして使用しています。断熱に使用しているスポンジは断熱に優れる素材でもありますが、同時にクッション性にも優れた素材でもあります。
キャンプ道具と完全に切り離した収納をすることで、物を取り出す度の荷崩れを防止します。
タンクバッグ

ここには緊急性の高いものを入れています。
レインウェア・地図・バッテリー類・飲み物
バイクから離れるときタンクバッグを外すのはあまりにも面倒です。盗難のことを考えると貴重品は入れておけないのがタンクバッグのデメリットですね。
手元にあると便利なものを入れているのと、ツーリングマップを入れておけるのがポイントです。
携帯の地図だけでは表示しきれない情報を確認するのに便利です。
サイドケース上
自分の衣類などを防水バッグに入れてサイドケースの上面に取り付けて収納してます。タンデムだと2人分で左右に取り付けています。衣類とキャンプ道具を別で分けていた方が良いのは、宿についたときに直ぐに取り出しができる方が便利だからです。
取り付け方法はいたってシンプルで、紐でくくります。見た目がダサいですが、一番確実で低コストです。

容量は20Lが丁度サイドケース上に収まるサイズで良いですね。
テープでくくると蓋は開けられませんが、両サイドのケースはキャンプ場でしか使わない道具たちばかりなので、問題ありません。
私がR1200GSを買った理由や魅力、維持費等々をお伝えしています。
こちらの記事が参考になった場合は是非ご覧ください。 非公開: BMW R1200GS LCについて選んだ経緯や装備、維持費についてご紹介します。
バイクで始めるキャンるに関する情報をお伝えしています。 【バイク×キャンプ】道具選びのポイントのまとめ
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