キャストホイールからスポークホイールへ変える【GN125-2F】

取り付け可能なスポークホイールを選ぶ

他の車種から流用できるものを検索する

GN125-2Fはスズキから出ている他車種のホイールの規格が一緒のバイクとして、グラストラッカーの後輪がそのまま流用できます。

MEMO
検索してみると流用できるホイールがあるかもなので、「○○ ホイール 流用」で検索してみると、ヒットするかもしれません

グラストラッカーは250ccクラスで、後輪が17インチとなります。GN125は後輪が16インチのため、1インチアップとなります。

  

インチアップによって注意すべきポイント

インチをあげると、履けるタイヤも太いものを選ぶことが可能です。その作業に伴い、いくつか問題点が出る場合があります。

クリアランスについて
バイクの後サスペンションがフルストロークした際に、タイヤがハウジング(車体の内側)に当たらないか注意が必要です。当たる場合はサスペンションを少し長いものを入れる対応が必要です

チェーンカバーについて
タイヤが太くなるのに合わせて、チェーンカバーに干渉する可能性があります。その場合はチェーンカバーの一部をカットしたり、カバーをオフセットして取り付けるなどの工夫が必要です

センタースタンド/サイドスタンドについて
ホイールのインチを上げると、センタースタンドがタイヤに干渉する恐れが出てきます。その場合はセンタースタンドを取り外すか、スペーサーを噛まして干渉しないようにする工夫が可能です
MEMO
センタースタンドは整備の時にかなり便利に使えるので、出来ればつけておきたい装備の一つです

サイドスタンドについても、インチアップで傾きが大きくなってしまい、不安定になってしまうことがあります。この場合はサイドスタンドの延長をすると良いです。

MEMO
今回の場合はリアが1インチ上がった程度では大きな変化はなく、問題なくサイドスタンドも使える状況でした。

  

GN125-2Fのフロントホイール

GN125-2Fの場合、調べた分においてはリアみたいに簡単に流用できるホイールが見つかりませんでした。

そこで今回はGN125のキーワードで取り付けできるホイールをリサーチし、海外から仕入れることにしました。

ディスクブレーキの取り付けピッチやハブの規格は合っていたものの、ハブとフォークにクリアランスが生まれたので、ワッシャーで対応するなどのイレギュラーな対応が必要でした。

  

仕上げの雰囲気をイメージする

ホイールやタイヤの交換は大きなイメージの変化をもたらします。

特に今回のようにカスタムをしていくなかで、シートやサスペンションを交換を前提にカスタムしていると、ホイールのインチアップはバイクのイメージを大きく変えるカスタムのひとつとなります。

カスタムの前半でインチアップすることで、全体の方向性を確認できるので、その後のパーツ選定や製作のイメージがつかめます。

  

ホイール交換に必要な作業

フロントのディスクを移設する

ホイールを交換すると、リアホイールは簡単に取り付けができます。しかし、フロントの場合はブレーキローターがあるので、これを移設する必要があります。

ナットが緩まないようにプレートを噛ましている場合があります。まずはこれをペンチ等でナットが外れるように

倒しておきます。あとはボルトを緩めて、移設および逆の手順で組み付けするのみです。

MEMO
締め付けの際は15〜25Nで締め付けます

  

タイヤを選ぶ

TT100GPについて

DUNLOPの製品ページには

マン島T.T.をはじめ、世界のレースシーンで数々の栄光に輝いたTT100の伝統のパターンをベースに、現代のテクノロジーを惜しみなく注入した、ビンテージスポーツ・タイヤ。

https://dunlop-motorcycletyres.com/products/other/vintage/tt100gp.html

とあり、今回のカスタムイメージに似合うパターンで即決です。

  

取り付け可能な幅を確認する

17インチで履けるTT100GPのリア幅はラインナップでは110か120です。

MEMO
今履いているKENDA(16インチ、純正)は幅が110です。

120を選択した場合は少なからず純正の仕様よりは太くなるので、干渉する場所が出てくる可能性があります。今回の作業の結果としてはチェーンカバーと干渉しました。

  

ホイールから古いタイヤを取り替える

タイヤを外す

こちらのホイールについているタイヤを外していきます。

取り付け・取り外しはこちらの動画が非常にわかりやすく、参考になりました。

まずはバルブについているネジ類を外して空気を抜きます。

タイヤレバーを使って、ビードを落としていきます。

しかし、このビードが外れない!本来、バイクのタイヤや車のタイヤの場合はビードブレーカーなる道具があります。

専用の工具があるように、簡単には外れないタイヤ自体の剛性があります。

タイヤレバー3本を写真のように噛ませながら、なんとか落としました。

ホイールの内側のセンターは凹んでいます。ここにビードを落としておくことで、タイヤをを外しやすくしています。反対側も同様にビードを落としておきます。

それにしても、サビ?がたんまり。

そして、片側のビードをリムの外側に落としていきます。

ホイールを外す工程で感じたあると便利なものはこれ。

これをリムにつけておけば、タイヤレバーによる傷を防ぐことが可能です。特に初めて交換するような状況にはつけておかないと、慣れていないので傷だらけになってしまうかもそれません。

外したら、リムは徹底的に綺麗にしておきましょう!

  

タイヤ取り付け前の準備を行う

タイヤに黄色のマークが付いていれば、そこがタイヤの最も軽い部分です。この黄色のマークとバルブの位置を合わせるようにします。

そして、タイヤに回転方向が記載されているので、向きを確認しておきます。

MEMO
取り付けてから反対であることに気づいた時の絶望感。。

  

取り付けを行う

タイヤの片側をホイールにセットします。この時にビードワックスを塗っておくことで滑りが良くなり、入れやすくなります。

チューブとリムテープは新品のものを取り付けます。

タイヤの片側をセットした時点でチューブをホイールにセットし、ナットで仮固定します。

MEMO
タイヤが硬いので思うようにバルブをホイールに挿せませんが、辛抱強く頑張りましょう

タイヤにセットし、少し空気を入れておきます。これでセット時にタイヤ内側でチューブがねじれるのを防ぎます。

作業の中での一番恐れていることは、タイヤレバーでタイヤを取り付ける際にチューブに穴を開けることです。そのため、タイヤレバーを入れ込む際はチューブを噛んでいないかしっかり確認してから倒していく必要があります。

ちなみに私は1回目は盛大に穴を開けました。。 ホームセンターでパンク修理キットを購入し、再度挑戦し、無事に入れることができました。

タイヤセットのポイント
・タイヤレバーは奥まで倒しきらない
・タイヤレバーを抜く際はゆっくりスライドさせながら慎重に抜き取る
・ビードをしっかりリムに落としながらビードを持ち上げていく

作業して感じたのは、レバーでビートを持ち上げるよりは、ビートを落とす感覚でリムにセットしていく方がチューブを噛む心配は少ないと思いました。

練習あるのみです。

  

GN125-2Fのホイールを交換する

リアホイールを交換していきたいと思います。

外しておく場所

緩める場所は後輪の軸にあるナットと、ホイールの前後位置を決めるネジのナットです。

MEMO
GN125-2Fでは17mmと19mmのメガネレンチ、そして10mmのメガネレンチを使用しました

ホイールのナットを外す時は絵の長い工具がしっかり力をかけることができて大変便利です。

閉める時はトルクレンチを使いましょう。


ドラムブレーキについているネジも外しておきます。

MEMO
GN125-2Fでは10mm・14mmのメガネレンチ・ソケットを使用します

この後はアクスルシャフトを抜いてホイールを交換するだけなのですが、ここで大苦戦!どうも軸に溜まった汚れが固着して抜け防止の役割になっているようでした。

金槌の釘抜き側を使って、アクスルシャフトをテコの原理で押し出してやっと外れました。

MEMO
250ccクラスのホイールなら、一人でも扱えるほどの重さです

  

チェーンカバーがタイヤと干渉する

ホイールをセットしたところ、案の定タイヤの幅が広く、チェーンカバーと干渉しました。

そのため一旦チェーンカバーを外そうとしたのですが、どうも工具が入らない場所にネジの頭がある状態。無理にネジを入れようとするとすぐに舐めてしまいそうな雰囲気です。

MEMO
実はこれはセンタースタンドを使っているときはリアのスイングアームが下がっているので、ネジもフレームに干渉する位置に下がっているだけです

この作業はセンタースタンをかけるとこで取り外しが可能です。

干渉問題についてはチェンカバーを加工する or 取り外す のどちらかではありますが、つけていないとオイル飛びもあるので、つける方針で行きたいと思います。(チェーンカバーはしっかりした作りなので、加工法を考え中。

  

センタースタンドのクリアランスについて

GN125-2Fの場合、純正サスで1インチアップのホイールであればクリアランスは問題ない範囲でした。

  

新旧比較

リアホイールをインチアップし、随分と印象が変わりました。下記写真は変更前。

ここからサスの長さとフロントフォークの長さを検討し、全体のプロポーションを決めていく作業を行いたいと思います。

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