キャンプツーリングから帰ってきたら道具のメンテナンスをしましょう

道具のメンテナンスは次回のキャンプの楽しさの秘訣

キャンプツーリングはキャンプを楽しんで終わりではなく、次のキャンプも楽しむための道具のメンテナンスをして、ようやくキャンプは終了だと思っています。今日は項目別に道具のメンテナンス方法をご紹介します。

テント・タープ編

テントやタープなどの生地にコーティングを伴う製品に発生するコンディションが悪いときに起こるトラブルが加水分解です。

加水分解
「反応物に水が反応し、分解生成物が得られる反応」のこと。聞きなれない言葉ですが、コーティングが水分を含み、本来の性能を発揮出来なくなることです。

キャンプ場で収納したテント類は帰った後に家でも広げてしっかり乾燥させてあげるのが、長持ちする秘訣です。

また保管についても湿度が多い場所で保管を続けると、乾燥しきったテントでも空気中の水分に触れることで加水分解が発生しやすくなるので注意が必要です。

保管の際、ベストなコンディション
直射日光が当たらず、通気のとれる環境で、収納袋に入れずに保管

ではありますが、これに近しい方法で保管できれば、多湿な場所で保管よりは良いです。

私のテント保管術(小さいテントに限る)
私はドライボックスを使用しています。テントは収納袋へ入れずに、乾燥剤を入れています。湿度計が付いているので、基本は湿度30%アンダーを目指して保管しております。

  

寝袋編

寝袋に関して、コンディションが悪いときに発生するトラブルは皮脂汚れによる生地の劣化、及び製品の劣化です。

皮脂汚れは洗わずに放置するとカビの原因となり、油が主となる汚れは生地のコーティングに悪い影響を与えます

毎回洗うのはもちろん大変ですが、使い続けるのもあまりよい状態ではないです。実際にダウン製品と化繊製品とで洗い方や保管について説明していきます。

ダウン製品

専用のクリーナーを使って洗うことが可能です。洗濯機でも洗うことは可能ですが、製品の生地やダウン等はなかなか水を吸いにくいようになっているので、通常の洗濯のように洗うのは難しいです。また生地が薄く、洗濯機の可動パーツにより生地にダメージがつく場合があるので、手洗いが理想です。

ダウン製品の場合、乾燥の行程が特に重要です。乾燥がうまくいかずに自然乾燥させると、ダウンが変に絡まり、解れずに元の嵩高まで戻らないことがあります。この場合、乾燥はコインランドリーなどの大型乾燥機を利用し、低温設定でゆっくり乾燥させてあげると良い仕上がりになります。

 

化繊製品

化繊製品は洗濯機に入るのであれば、丸洗い可能です。生地の薄さの問題はありますので、状況により適切な方法で洗います。

化繊の場合の乾燥は、時間はかかりますが自然乾燥で十分です。ダウンと違い、洗いも乾燥も自宅で行いやすいのがポイントです。

乾燥機を使った化繊の乾燥は注意が必要です。保温材として使われている中綿は接着剤などを使っているものもあり、高温で乾燥機に入れてしまうと、接着剤が溶けて中綿の型崩れが起こる可能性があります。必ず洗濯標示にあった方法、もしくは低音で乾燥を行いましょう。

基本は収納袋からだして、ゆったりした収納をすることが製品にとっては良い保管方法です。

  

焚き火台

焚き火は汚れが蓄積するとなかなか取れない汚れとなってしまいます。使い終わったあとは洗剤とブラシで水洗いしてあげると、次使うときに快適に使えます。

  

食器類

調理器具やコップなど、焚き火で調理をすると煤汚れが着きます。

すす(煤)は、有機物が不完全燃焼を起こして生じる炭素の微粒子や、建築物の天井などに溜まるきめの細かい埃のこと。

概ね過去の生活様式となったが、室内の照明に油脂やロウソクを使用したり、暖房に囲炉裏や暖炉を使うことで、すすが室内に溜まるのが日常であった。今でもこうした照明を用いる寺院や教会では、すすが発生している。また、燃焼に伴う煙中の微粒子だけに限らず、室内に溜まる細かな粒子状の汚れを指してすすと呼ぶことがある。

すすの実体は詳しくは解明されていない。すすは物質としては黒鉛に近いが、薄膜状にならず、微細な粒子が多数寄り集まって構成されているのが判っている。

なお、すすは炭素を主成分とする顔料でもあり膠(にかわ)とともに製墨原料となる。

(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

製品につくと粘りけのある汚れが着き、洗剤などではなかなか落ちない汚れです。基本は金たわしで擦って洗うことで落ちますが、チタンなどの製品の場合はもっと楽に汚れを落とすことが出来ます

チタン製品の煤汚れを楽に落とす方法
重曹を使うことで頑固な煤汚れを落とすことが出来ます。鍋に1リットルの水に大さじ3の重曹を溶かします。煤汚れがついた製品が沈むまで、同じ比率の水と重曹を沈めましょう。

お湯が暖かくなるにしたがって煤が落ちていきます。チタン製品はこんなメリットがあるので、キャンプに使う素材として最適ですね。

  

鋳物製品・カーボンナイフ

二つのアイテムはキャンプ場で洗ったあとに、油を塗って置かないとすぐに錆びてしまう製品の代表格です。特にナイフ類でカーボンを含む炭素鋼は空気に触れると酸化する鋼材で、錆びる速度が速いです。

そのまま放置するとなかなか取ることが難しい錆びに進行するので、研ぎの作業が必要です。スキレットなどの鋳物製品は、油を塗っておくことで赤錆を防ぎます。もし錆びていた場合は金たわしで擦って落とします。その後に油をつけておけば問題ありません。

  

ガス缶の残量確認

ガス缶の残量はキャンプ終わりに確認しておいて、なければ帰りにでも買っておく、もしくは買い物リストなどにメモしておきます。次のキャンプの時に、残量がない!という事態を回避できます。

もし残量が少ない場合は自宅で使うなどして使いきってあげると、家にガス缶だらけになることを防ぐことが可能です。

  

バッテリー類の充電

キャンプで消費した電気製品のバッテリーは忘れないうちに充電をしておきましょう。これも忘れているとキャンプいく前日とかぐらいに充電しないと!と慌ただしくなります。

  

バイク

帰ってきたら、荷物整理も必要ですが、バイクの場合はチェーンのメンテナンスをしてあげると、次乗り出すときも便利です。

チェーンオイル
走り終わったあとのチェーンは熱を持ち、油分を含んだ汚れもメンテナンスで落ちやすい状況となります。
普段メンテナンスをしていれば、走り終わったあとにチェーンオイルを刺すだけで良いでしょう。特に冷えた状態よりは馴染みが良くなります。

もし日頃洗車をしていないのであれば、この機会に洗車をすると良いでしょう。洗車については下記の記事で詳しくまとめています。

私なりのバイクの洗車方法と道具を紹介します

  

まとめ

バイクキャンプツーリングでは、バイクも含めてキャンプ道具をメンテナンスすることが、毎回楽しくキャンプをすることが出来るポイントです。

特に値段の高いキャンプ道具において、メンテナンス不足で使えなくなるのはもったいないです。愛着ある道具はメンテナンスも楽しく思える作業のひとつになります。

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